dji ドローン 保険の選び方と料金目安 無償・有料比較

dji ドローン 保険の選び方と料金目安 無償・有料比較

この記事の結論
・無償付帯保険は「賠償」のみで機体補償がないため、高価な機体を守るには有料保険が必須

・初心者は交換が早い「DJI Care Refresh」、業務利用は盗難対応もある「機体保険」がおすすめ

・FPVや特殊機材は「目視外飛行」の許可承認がないと保険適用外になるリスクがあるため要注意

ドローンを購入した際、多くのユーザーが直面するのが「保険」に関する悩みです。

「操縦ミスで機体を壊してしまったらどうしよう」「万が一、他人に怪我をさせてしまったら」といった不安は、飛行の楽しみを半減させてしまいかねません。

特にDJI製品は高性能である一方、修理費用や賠償額が高額になるリスクもはらんでいます。

本記事では、DJIドローンユーザーが知っておくべき保険の基礎知識から、無償付帯保険と有料保険の違い、さらには「DJI FPV」や「DJI O4 Air Unit」といった特殊な機材のリスク管理までを網羅的に解説します。

ご自身の利用スタイルに最適なプランを選び、安心して空の撮影を楽しめる環境を整えましょう。

目次

DJIドローン保険の基礎知識と種類

ドローンを安全に運用するためには、まず保険の仕組みを正しく理解することが不可欠です。

DJI製品には購入特典として用意されている保険と、別途加入が必要な有料保険が存在します。それぞれの特徴を整理します。

無償付帯保険は自動適用ではないため、購入後の登録手続きを忘れないようにしましょう。

まずは知るべきDJIドローン「無償付帯保険」の概要

DJI製品を購入したユーザーが最初に確認すべきなのが、無償で提供される賠償責任保険です。

これは、ドローンの飛行中に第三者の身体や財物に損害を与えてしまった場合の賠償金を補償するものです。

主な特徴と補償内容
一般的に、DJIの対象製品を購入し、所定の登録手続きを行うことで1年間無償で適用されます。

エアロエントリー株式会社などが提供するDJI公認の標準プランでは、以下のような補償限度額が設定されているケースが多く見られます。

  • 対人賠償:最大1億円
  • 対物賠償:最大5,000万円
  • 自己負担額(免責):数千円程度(プランによる)

注意点
この保険は「自動付帯」と呼ばれることもありますが、購入後に必ずウェブサイト等で登録手続きを行わなければ適用されない場合があります。

また、補償期間は通常1年間であり、2年目以降は有料プランへの切り替えや更新が必要です。

さらに、この保険はあくまで「第三者への賠償」を目的としており、ご自身のドローンが壊れた場合の修理費用は補償されません。

有料ドローン保険が「必要」な理由と主な種類

無償付帯保険だけではカバーしきれないリスクに備えるために、有料のドローン保険が存在します。

有料保険が必要となる主な理由は、「機体そのものの補償」と「より手厚い賠償補償」の2点です。

ドローン保険は大きく分けて以下の2種類に分類されます。

  1. 賠償責任保険
    他人の身体やモノに損害を与えた際の賠償金を補償します。無償期間終了後の継続加入や、業務利用でより高額な補償が必要な場合に加入します。
  2. 機体保険(動産総合保険)
    ご自身のドローンが墜落や衝突で破損した場合の修理費用や、盗難に遭った際の損害を補償します。無償保険にはこの機能が含まれていないため、高価な機体を守るためには別途加入が必須となります。

DJIドローン保険に加入するメリットと重要性

保険に加入することは、単なる金銭的なリスクヘッジ以上の意味を持ちます。

  • 経済的リスクの回避
    ドローンの事故では、機体の修理費だけでなく、対人・対物事故による賠償額が数千万円から億単位に及ぶ可能性があります。保険はこれらの一時的な巨額出費を防ぎます。
  • 社会的信用の確保
    特に業務でドローンを使用する場合、保険加入はクライアントからの信頼を得るための必須条件となることが一般的です。
  • 心理的な安心感
    「万が一の時も守られている」という安心感は、操縦時の過度な緊張を和らげ、結果として安全な飛行操作につながります。

DJIドローン向け有料保険の選び方と具体的な料金目安

有料保険には、DJI公式の保守サービスや保険会社が提供するプランなど、いくつかの選択肢があります。

それぞれの違いを理解し、自分に合ったものを選ぶことが重要です。

初心者は「交換の手軽さ」、業務ユーザーは「盗難・付属品補償」を基準に選びましょう。

【比較】代表的なドローン保険会社のプランと補償範囲

DJIユーザーが検討すべき主な選択肢として、「DJI Care Refresh」と「DJI公認機体保険(エアロエントリー等)」が挙げられます。それぞれの特徴を比較します。

DJI Care Refresh(保守サービス)

  • 概要: DJI公式の包括的な保証プランです。
  • 加入条件: 新規購入後96時間以内、またはアクティベーション前に加入する必要があります。
  • 特徴:
    機体が破損した際、一定の追加料金(リフレッシュ交換料)を支払うことで、新品同等品に交換してもらえます。修理費用の見積もりを待つ必要がなく、対応が迅速です。ただし、対象は基本的に「機体本体」のみで、盗難は補償対象外となるケースが一般的です。
  • 料金例: 機種によりますが、1年版で17,000円〜20,000円程度が目安です。

DJI公認 機体保険(エアロエントリー等)

  • 概要: 保険会社が提供する動産総合保険です。
  • 加入条件: 購入後いつでも加入可能なプランが多く存在します。
  • 特徴:
    修理費用を保険金でカバーするため、免責金額(自己負担)がない、または低額なプランがあります。機体だけでなく、送信機などの付属品も補償対象に含まれる場合があります。また、警察への届け出を条件に、盗難による損害も補償されるのが大きなメリットです。
  • 料金例: 機体価格の一定割合(例:年間保険料15,000円前後など)で設定されます。

あなたに合った保険は?利用シーン別おすすめプラン

ユーザーの利用目的によって最適なプランは異なります。一般的な傾向として以下のように分類できます。

  • 初心者・ホビーユーザー
    操縦に不慣れで衝突リスクが高い時期は、交換対応がスムーズな「DJI Care Refresh」が推奨されます。細かい修理手続きよりも、すぐに代替機が手に入る利便性がメリットです。
  • 空撮業務・プロユーザー
    機体だけでなく付属品も含めた資産全体を守る必要があるため、盗難補償や付属品補償が含まれる「機体保険」が適しています。また、業務利用に対応した高額な賠償責任保険への加入も必須です。
  • FPV・レース志向ユーザー
    激しい動きを伴う飛行では破損リスクが極めて高くなります。修理頻度が高くなる可能性があるため、回数制限や免責金額の条件を詳細に比較する必要があります。

保険選びで失敗しないための「チェックリスト」と注意点

契約前に以下のポイントを確認することで、加入後のトラブルを防げます。

  1. 免責金額(自己負担額)
    事故時に自分がいくら支払う必要があるか。0円か、数万円か。
  2. 補償範囲
    機体本体だけでなく、カメラ、ジンバル、送信機、バッテリーなどの付属品も対象か。
  3. 盗難・紛失の対応
    機体が回収不能になった場合や盗難に遭った場合、補償されるか。
  4. 契約期間と更新
    1年契約か、自動更新か。途中解約の可否(DJI Care Refreshは原則途中解約不可)。
  5. 用途の制限
    ホビー利用限定か、業務利用も含むか。用途外使用は補償されない場合があります。

DJI FPV・O4 Air Unitなど特殊機材の保険対応とリスク

一般的な空撮ドローンとは異なり、FPV(一人称視点)ドローンや、自作機・カスタム機に使用される映像伝送システムには特有のリスクと保険の考え方があります。

FPV飛行は原則「目視外飛行」となるため、適切な許可承認がないと保険が適用されない可能性があります。

DJI FPVドローン特有のリスクと保険の考え方

DJI FPVやAvataシリーズなどのFPVドローンは、高速飛行や障害物の間をすり抜けるような飛行スタイルが特徴です。

そのため、通常の空撮ドローンに比べて衝突や墜落のリスクが高まります。

保険適用の注意点
多くのドローン保険では「目視外飛行」も補償対象となりますが、航空法などの法令に違反した飛行による事故は、保険金が支払われない可能性があります。

FPV飛行はゴーグルを装着するため原則として「目視外飛行」に該当します。適切な許可承認を取得していることが、保険適用の前提となるケースが多いため注意が必要です。

O4 Air Unitなど高価な送信・映像伝送モジュールの補償は?

自作ドローンやシネフープに搭載される「DJI O4 Air Unit」や、対応する「DJI FPV送信機 3」などの高価な周辺機器は、単体で購入されることも多い製品です。

補償の考え方

  • DJI Care Refresh
    通常、DJI Care Refreshは「完成品ドローンセット」に対して提供されるサービスです。単体のパーツやモジュールに対して適用できるプランがあるかは、製品発売時期や地域によって異なるため、購入時に確認が必要です。
  • 機体保険(動産保険)
    エアロエントリーなどの機体保険では、ドローン一式として登録する際に、これらの機器を「付属品」や「構成部品」として申告することで、補償対象に含められる可能性があります。

知っておくべき「保険適用外」となるケースと免責事項

どんなに高額な保険に入っていても、以下のようなケースでは補償が受けられない(免責となる)ことが一般的です。

  • 法令違反: 航空法で禁止されている空域での無許可飛行、飲酒時の操縦など。
  • 故意・重過失: わざとぶつけた場合や、著しく注意を欠いた運用。
  • 戦争・暴動・自然災害: 地震や噴火、津波による損害は対象外となることが一般的です。
  • 機体の欠陥: メーカーのリコール対象となるような初期不良は、保険ではなくメーカー保証の範疇となります。

DJIドローン保険の加入から事故対応までの流れ

いざという時に慌てないよう、加入手続きと事故発生時のフローを把握しておきましょう。

事故発生時は、機体の修理よりも先に「安全確保」と「証拠保全」を優先してください。

ドローン保険の申し込み・加入手順

一般的な申し込みの流れは以下の通りです。

  1. 機体情報の準備
    申し込みには、ドローンの機種名、製造番号(シリアルナンバー)、購入日などが分かる書類が必要です。
  2. オンライン申し込み
    保険会社のウェブサイトや、DJI製品登録ページから申し込みフォームにアクセスします。
  3. プラン選択と情報入力
    希望する補償プランを選び、個人情報や機体情報を入力します。
  4. 保険料の支払い
    クレジットカードやコンビニ決済などで保険料を支払います。
  5. 登録完了・証券発行
    手続き完了後、保険証券や加入者証が発行されます。これらは事故時の証明となるため大切に保管してください。

万が一の事故・トラブル発生時の対応フロー

事故が起きた場合は、冷静かつ迅速な対応が求められます。

  1. 安全確保とけが人の救護
    最優先で行うべきは、周囲の安全確保と負傷者の救護です。必要であれば救急・警察へ連絡します。
  2. 証拠の保全
    事故現場の状況をスマホで撮影し、目撃者がいれば連絡先を控えます。機体は勝手に修理せず、現状を保存します。
  3. 保険会社への連絡(事故報告)
    加入している保険会社の事故受付窓口へ速やかに連絡します。事故の日時、場所、状況を伝えます。
  4. 必要書類の提出
    保険会社の指示に従い、事故報告書、修理見積書、写真などを提出します。

まとめ

DJIドローンを安全に楽しむためには、機体の性能だけでなく、万が一のリスクに備える「保険」の準備が欠かせません。

  • 無償付帯保険は必ず登録: 購入後すぐに登録し、対人・対物賠償のベースを確保しましょう。
  • 機体補償は有料でカバー: 自身の機体を守るには「DJI Care Refresh」や「機体保険」への別途加入が必要です。
  • 用途に合わせた選択: 初心者は交換の手軽さ、業務利用は補償範囲の広さを基準に選びましょう。
  • 特殊機材の確認: 「DJI O4 Air Unit」などの高価な機材を使用する場合は、付属品として補償されるか事前に確認することが重要です。

最適な保険プランを選ぶことは、あなた自身の資産を守るだけでなく、ドローンパイロットとしての責任を果たすことにも繋がります。

ご自身の飛行スタイルに合った保険を見つけ、安心して空の体験を楽しんでください。

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