dji 充電器の選び方ガイド 純正と互換の違いと注意点

dji 充電器の選び方ガイド 純正と互換の違いと注意点

この記事の結論
・DJI製品の性能を引き出すには、USB PD対応など適切な出力を持つ充電器選びが不可欠

・純正品は信頼性と安全性が高い一方、互換品はPSEマーク付きを選ぶことでコストを抑えられる

・バッテリー寿命を延ばすため、5℃~40℃の環境で充電し、長期保管時は満充電を避ける

ドローンやアクションカメラなど、DJI製品を快適に使い続けるために欠かせないのが「充電器」です。

製品購入時に付属している場合もありますが、より速く充電したい、複数のバッテリーを同時に充電したいといったニーズから、追加で充電器の購入を検討する方も多いでしょう。

しかし、市場にはDJI純正品だけでなく、多くのサードパーティ製(互換品)充電器も存在します。

「純正品は高いけれど、互換品でも大丈夫なのか?」「自分の機種に合う充電器はどれか?」と迷ってしまうことも少なくありません。

本記事では、DJI製品向けの充電器を選ぶ際に知っておくべき純正品と互換品の違い、それぞれのメリット・デメリット、そして利用シーン別のおすすめの選び方を解説します。

大切な機材を長く安全に使うための知識としてお役立てください。

目次

DJI充電器の基本 | なぜ「選び方」が重要なのか?

DJIのドローンやジンバル、アクションカメラは高性能なバッテリーを使用しており、その性能を最大限に引き出すためには適切な充電器選びが重要です。

適当な充電器を使用すると、充電に時間がかかりすぎたり、最悪の場合はバッテリーの劣化を早めたりする可能性があります。

DJI製品の充電器はなぜ重要?(選択の必要性)

DJI製品の多くは、高出力な電力を必要とする「インテリジェントフライトバッテリー」などを採用しています。

これらを効率よく充電するには、電圧や電流が適切に管理された充電器が必要です。

例えば、DJI Mini 3 ProやMini 4 Proのバッテリーは、適切な出力を持つUSB PD(Power Delivery)対応の充電器を使用することで、最短の充電時間で満充電にできます。

一方で、出力不足の充電器を使用すると充電が進まないことや、極端に時間がかかることがあります。

また、バッテリーの状態を適切に管理し、安全に充電を行うためにも、充電器の品質は非常に重要です。

出力不足の充電器では充電が進まないことがあるため、ワット数の確認が必須です。

純正品と互換品、それぞれのメリット・デメリットを理解する

充電器には、DJIが販売する「純正品」と、他社が製造する「互換品(サードパーティ製)」があります。それぞれの特徴を理解することが選び方の第一歩です。

純正品のメリット・デメリット
純正品は、DJI製品との完全な互換性が保証されており、安心して使用できる点が最大のメリットです。

耐久性が高く、安定した性能を発揮するように設計されています。一方で、価格は互換品に比べて高価になる傾向があります。

互換品のメリット・デメリット
互換品は、純正品に比べて安価で購入できる点が魅力です。

例えば、Osmo Action用の互換バッテリーと充電器のセットは、純正セットの半額以下で販売されているケースもあります。

しかし、製品によっては耐久性や安定性が純正品に劣る場合があり、選択には慎重さが求められます。

「急速充電」「複数充電」など充電器の基本機能を知る

充電器を選ぶ際に注目すべき機能として、「急速充電」と「複数充電」があります。

  • 急速充電(USB PD対応)
    近年のDJI製品は、USB PD規格に対応しているものが多くあります。対応するワット数(W)が大きいほど、理論上は高速に充電できる可能性がありますが、デバイス側が受け入れられる最大電力に制限されます。
  • 複数充電(充電ハブ)
    ドローンなどは予備バッテリーを複数持つことが一般的です。これらを順番に、あるいは同時に充電できる「2WAY充電ハブ」やマルチポート充電器があると、撮影の効率が格段に向上します。

DJI純正充電器の種類と特徴 | 安定性と安心感を求めるなら

安全性と確実な動作を最優先するなら、やはり純正充電器が推奨されます。DJIが公式にラインナップしている充電器の種類と特徴を見ていきましょう。

ドローン・ジンバル付属の標準充電器とバッテリー充電ハブ

多くのDJIドローン製品(Fly More Comboなど)には、「2WAY充電ハブ」などの充電管理アクセサリーが付属またはオプションで用意されています。

これらは、複数のバッテリーをセットしておくと、残量の多いバッテリーから順に効率よく充電してくれる機能を持っています。

例えば、DJI Matrice 4シリーズのような産業用ドローンのバッテリー充電ハブは、他社製のUSB-C充電器でも充電自体は可能ですが、DJIポータブル充電器の使用が推奨されています。

USB-C急速充電器・カーチャージャーなどオプション品の種類

DJIは、製品に合わせて最適な出力を持つ電源アダプターを販売しています。

  • DJI 30W USB-C充電器
    DJI Mini 3 / Mini 3 Pro / Mini 4 Proなどに推奨されるコンパクトな充電器です。
  • DJI 65W ポータブル充電器
    DJI Air 3やMavic 3シリーズなどに適しており、高出力で充電時間を短縮します。
  • DJI 100W USB-C 電源アダプター
    さらに高出力が必要な上位機種や、バッテリー充電ハブへの給電に適しています。

これらの純正オプションは、各ドローンのバッテリー仕様に合わせて設計されており、安心して急速充電を利用できます。

なお、公式の全充電器ラインナップや詳細なスペック一覧については、製品の入れ替わりがあるため、購入前にDJI公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

純正品を選ぶべき理由とメリット(安全性・互換性・保証)

純正品を選ぶ最大の理由は「信頼性」です。

純正バッテリーや充電器は、金属パーツの使用など耐久性が高く作られており、メーカーの意図しない動作を防ぐ設計になっています。

また、万が一のトラブルの際、純正品同士の組み合わせであればサポートがスムーズに受けられる可能性が高いです。

互換品を使用した場合、非純正品の利用に起因する故障は保証対象外となるリスクがあるため、高価な機材を守る意味でも純正品は有利です。

純正品同士ならトラブル時のサポートもスムーズに受けられる可能性が高いです。

互換(サードパーティ)DJI充電器の選び方 | 性能と安全性の見極めポイント

コストパフォーマンスを重視する場合、互換充電器も有力な選択肢となります。

ただし、品質にはばらつきがあるため、選ぶ際にはいくつかのポイントを確認する必要があります。

信頼できるメーカーを選ぶポイントと確認すべき事項

互換充電器を選ぶ際は、安全基準を満たしているかを必ず確認しましょう。

日本国内で使用する場合、「PSEマーク(電気用品安全法)」の表示がある製品を選ぶことが最低限の条件です。

例えば、Vemicoなどのメーカーからは、Osmo Action用の互換バッテリーと充電器のセットが販売されており、PSE認証を取得しているものもあります。

レビューや認証情報を確認し、信頼できるブランドを選ぶことが重要です。

安価すぎる製品は避け、必ずPSEマークや安全機能の有無を確認しましょう。

充電速度とポート数で選ぶ(複数同時充電・PD対応など)

互換充電器の中には、純正にはないユニークな機能を持つものがあります。

例えば、3つのバッテリーを同時に充電できるスロットを備えたものや、USB Type-C入力に対応しモバイルバッテリーから給電できるものなどです。

選ぶ際は、以下の点を確認してください。

  • 同時充電機能:複数のバッテリーを一度に充電できるか、あるいは純正ハブのように「順番に」充電するタイプか。
  • 入力端子:USB-Cなど汎用性の高い端子を採用しているか。

携帯性・耐久性をチェックする(サイズ・素材・認証)

持ち運びやすさも重要なポイントです。互換充電器の中には、バッテリーケースとしての機能を兼ね備えたボックス型のものもあり、SDカードを収納できるなど利便性が高い製品も存在します。

ただし、安価な製品の中には素材が脆いものや、端子の接触が悪いものも稀にあります。

製品画像や仕様説明でサイズや重量、素材感を確認し、あまりに安すぎる製品は避けるのが無難です。

【目的別】おすすめDJI充電器4選

ここでは、利用シーンや目的に合わせたおすすめの充電器(純正品および代表的な互換品のタイプ)を紹介します。

【初心者向け】まずは純正品から始める安心セット

おすすめ:DJI 30W USB-C充電器

DJI Mini 3 ProやMini 4 Proなどのライトユーザーには、この純正充電器が最もおすすめです。

コンパクトで持ち運びやすく、機体に最適な出力で安全に充電できます。まずはこれを一つ持っておけば間違いありません。

【効率重視】複数バッテリーを高速充電したいならこれ

おすすめ:DJI 100W USB-C 電源アダプター + バッテリー充電ハブ

Air 3やMavic 3シリーズなど、大容量バッテリーを複数運用するユーザーには、高出力な100Wアダプターが適しています。

純正の充電ハブと組み合わせることで、複数のバッテリーを効率よく順番に満充電にでき、ダウンタイムを減らすことができます。

【持ち運び重視】旅行や外出先での充電に便利なモデル

おすすめ:DJI 65W ポータブル充電器

旅行やハイキングなど、荷物を減らしたい場面では、GaN(窒化ガリウム)技術などを採用した小型の高出力充電器が便利です。

DJI 65W ポータブル充電器は、十分な出力を持ちながら比較的コンパクトで、ドローンだけでなく送信機の充電にも活用できます。

【車載充電派】移動中に充電するなら専用チャージャー

おすすめ:DJI 65W カーチャージャー(または同等出力のPD対応カーチャージャー)

撮影場所への移動中に車内で充電したい場合は、シガーソケットから電源を取れるカーチャージャーが必須です。

DJI純正のカーチャージャーや、65W以上の出力に対応した信頼できるメーカーのPD対応カーチャージャーを選ぶことで、移動時間を充電時間に充てることができます。

DJIバッテリーを安全に長持ちさせる充電のコツと注意点

バッテリーは消耗品ですが、扱い方次第で寿命を延ばすことができます。最後に、安全な充電方法と注意点を解説します。

バッテリー寿命を縮めないための正しい充電方法

バッテリーには適切な充電温度範囲があります。DJI製品の多くは、5℃~40℃の範囲での充電が推奨されています。

極端に寒い場所や、直射日光が当たる暑い場所での充電は避けてください。

また、長期間使用しない場合は、満充電のまま放置せず、ある程度放電した状態(一般的に50〜60%程度)で保管することがバッテリー保護の観点から推奨されます。

長期間使わない時は満充電のまま放置せず、50〜60%程度まで放電して保管しましょう。

異常発熱や故障時の対処法・安全な保管方法

充電中にバッテリーや充電器が異常に熱くなった場合は、直ちに充電を中止してください。

また、バッテリーが膨張している場合は使用を控え、適切な方法で廃棄する必要があります。

モバイルバッテリーを使用して充電する際、一部の組み合わせでは「予備バッテリーからモバイルバッテリーへ電力が逆流し、予備バッテリーが消耗してしまう」という現象が報告されています。

接続時は充電ランプが正しく点灯しているか確認しましょう。

DJI充電器・バッテリーに関するよくある質問(FAQ)

Q. スマートフォンの充電器でも充電できますか?
A. USB PD対応の充電器であれば充電できる場合が多いですが、出力(ワット数)が低いと充電に非常に時間がかかることがあります。DJI推奨のワット数(30W以上など)を満たすものを使用することをおすすめします。

Q. 互換バッテリーを使うと保証はどうなりますか?
A. 公式情報に明記はありませんが、一般的に非純正品の使用に起因する故障はメーカー保証の対象外となる可能性があります。リスクを理解した上で使用してください。

まとめ

DJI製品の充電器選びは、機材のパフォーマンスと安全性を左右する重要な要素です。

  • 安心と信頼を求めるなら
    DJI純正の30W、65W、100W充電器を選ぶのが確実です。
  • コストを抑えたいなら
    PSE認証を取得した信頼できるメーカーの互換品を検討し、仕様をよく確認しましょう。
  • 利用シーンに合わせて
    自宅では充電ハブ、移動中はカーチャージャーやポータブル充電器と使い分けるのがおすすめです。

ご自身の撮影スタイルに合った最適な充電器を選び、安全で快適なドローン・カメラライフを楽しんでください。

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