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RAW現像するならBTOのパソコンショップで買うべきか?

※2020年9月に更新しました。

RAW現像を本気で始めたい!
パソコンはどこのメーカーを買えばよい?

写真にこだわる場合は一眼カメラが欠かせません。

中でもRAWデータを写真編集の専用ソフトで編集・加工すると、撮った写真のクオリティが段違いに高品質になります。

写真コンテストに応募するような人たちは必ずと言ってよいほどRAWデータを取り扱って編集しています。

RAW現像の編集ソフトを使いこなすにはやっぱりパソコンが欠かせません。

では写真編集用のパソコンはどこのメーカーが良いのでしょうか。

動画編集やゲームはBTOパソコンが人気なので、パソコンショップのRAW現像向けパソコンも気になりますよね。

ここではRAW現像向けのパソコンの選び方とおススメのパソコンメーカーについて詳しく解説します。

この動画では動画編集向けのパソコン選びでどこのBTOパソコンメーカーが良いのか解説しました。

RAW現像用のパソコン選びでも役立つと思うので合わせて視聴してみてください。

RAW現像ってなに?

そもそもRAW現像とはどんなものでしょうか。

RAWという言葉は日本語にすると、生もしくは未加工という意味になります

デジタルカメラで撮影をした時の、ファイル形式の1つにRAWデータがあります。

一般的にはJPEGデータで保存されることが多いですが、JPEGはカメラによって色調補正処理が行われてしまいます。

そうした処理の行われていない、撮影したままの状態で保存されるデータがRAWデータです。

このRAWデータの魅力は、圧縮されていない(または圧縮率が低い)データなので、過度な補正処理を行ってもノイズが出にくいのです。

ちなみにRAWデータを専用ソフトで編集することを、RAW現像と呼んでいます。

フィルム時代とデジタル時代の写真プリントの違い

RAW現像は昔の銀塩カメラ(フィルムカメラ)のフィルム現像となぞらえているといっていいでしょう。

デジタルカメラでの写真において、写真を自分で好きなように仕上げられるのは、醍醐味の1つと言えるかもしれません。

ただRAWデータはファイルサイズが大きいため、ある程度スペックのあるパソコンがないとキツいのが難点です。

趣味で撮影したRAWデータを、1~2枚RAW現像するなら、そんなに性能の良いパソコンでなくてもできますが

こんな人がおススメ

✅これからすべてRAWデータで撮りたい
✅3000万以上の画素数の写真データを取り扱う
✅撮影枚数が多くデータ管理に困っている

といった方は、性能の良いパソコンを使ってRAW現像ソフトで写真を管理するのが良いです。

ちなみにRAW現像ソフトはJPEG画像も編集できるようになっていますよ。

RAW現像におすすめのパソコンスペック

LightroomCCの編集画面

RAW現像用のソフトはAdobeのLightroomやSILKYPIX、Capture One Proがあり、カメラメーカーが無料で配布しているRAW現像ソフトもあります。

RAW現像ソフトは写真を管理するのにも便利です。
中でもフォトグラファーに定番のRAW現像ソフトであるLightroom Classic の最小限のパソコンスペックを調べてみました。

Lightroom Classic CCの最小システム構成

CPU インテル または AMD プロセッサー(64-bit 対応) 2GHz 以上のプロセッサー
メモリー 4 GB 以上の RAM(12 GB 以上を推奨)
ハードディスク容量 2 GB 以上の空き容量のあるハードディスク(プログラムのインストール時に必要)
グラフィックカード ・AMD:Radeon GPU(DirectX 12 または OpenGL 3.3 サポート)
・Intel:Skylake 以降の GPU(DirectX 12 サポート)
・NVIDIA:DirectX 12 または OpenGL 3.3 サポートの GPU
・GPU 関連機能用 OpenGL 3.3 および DirectX 10 対応ビデオアダプター
・1 GB 以上の Video RAM(VRAM)2 GB 専用 VRAM(4 GB を推奨、4K や 5K などの大型で高解像度のモニター向け)

※2020年6月 Adobe公式サイト調べ

その他の編集ソフトはこちらSILKYPIXの推奨環境
Capture One Proの推奨環境

このような条件をクリアしているパソコンはMacで探すとやや高くなりますが、パソコンショップで販売されているパソコンならミドルクラス(10万円前後)で対応できます。

中でもBTOパソコンから探すことで、かなりお手ごろな価格で見つけることができます。

BTOパソコンメーカーとは

BTOパソコンとはBuild to Orderの略で、受注生産のパソコンのことを言います。

主にパソコンショップで販売されているパソコンのことをBTOパソコンと呼んでおり、主要なメーカーではマウスコンピューターやドスパラ、パソコン工房、ツクモが有名です。

Macやデル、ヒューレットパッカードでも注文時にある程度のカスタマイズはできるようになっていますが、BTOパソコンメーカーのほうが値段が安いのが特長です。

ほかにレノボや富士通でもBTOパソコンを販売しているようですね。

BTOパソコンのメリット・デメリット

BTOパソコンのメリットはコストパフォーマンスとカスタマイズ性の良さでしょう。

パソコンの主なパーツであるCPUやグラフィックカードは好きなものを選ぶことができます。

ドスパラのBTOパソコン 高性能なのに配線がすっきり。

デスクトップパソコンの場合、汎用のケース内にキレイに配線されて組み立てられており、購入後に自分でも部品交換がしやすいのも魅力です。

パソコンを1から組み立てるほど知識がないけど、後々自分でパーツ交換に挑戦したい方には最適です。

デメリットは専用設計ではないため、MacBookのような超薄型のスタイリッシュなデザインと比べると、サイズが大きく見た目がシンプル(地味)です。

BTOパソコンメーカーの外観デザインはどんどん改善しているので、昔ほど野暮な見た目ではなくなってきていますが..

ノート型で持ち運び重視の方はメーカーパソコンのほうが良いかもしれません。

狙い目はBTOパソコンのRAW専用モデル

BTOパソコンでRAW現像向けのパソコンを選ぶ場合、パソコンに詳しくない方はBTOパソコンショップのRAW専用モデルがおススメです。

RAW現像用ソフトの推奨環境に合わせたスペックに構成し、高速カードリーダーなどほかに必要なパーツも備わっていてお値段も抑えられています。

専用モデルは必要最小限というよりは少しオーバースペック傾向があるので、「最低3年はパソコンを買い替えたくない」と考える方にはちょうど良いでしょう。

予算が少ない方は専用モデルのスペックをチェックして、それに近い製品を探すのが良いです。

妥協をする場合はCPUとメモリはなるべく専用モデルに近いもので、データ容量かグラフィックカードを妥協するようにすると後悔が少ないでしょう。

RAW現像におススメのパソコンを紹介するよ!

ここではボクが代わりに選んだ

BTOパソコンショップのRAW現像向けパソコンのスペックに近くてお買い得価格のパソコンを選んでみました。

パソコンに詳しくない方や、自分でパソコンを探すのが面倒な人はぜひ参考にご覧ください。

mouse DT8-G

mouse DT8-Gは、マウスコンピューターの中でもRAW現像に適しているパソコンです。

CPUには AMD Ryzen 7 3700Xのプロセッサーを搭載しています。

RAW現像をするには高い処理能力を持つプロセッサーが必要なため、動画編集にも十分に対応するAMD Ryzen 7 3700Xを積んでいるのはとても魅力的です。

グラフィックカードはGeForce GTX 1650 SUPERです。
メモリは8GBなので、画素数が大きいカメラを使っている場合は16GBまでアップグレードするのがおススメです。

また書き込みと読み取り速度の速いSSDを搭載しています

ハードディスクは非搭載のため、RAW現像が終わった写真を保存するためのHDDを追加で搭載するのが良いでしょう。

mouse DT8-G

CPU: AMD Ryzen 7 3700X
メモリ:8GB
グラフィックス:GeForce GTX 1650 SUPER
ストレージ:M.2 SSD 256GB

99,800円(税別)

>>販売ページを見る

m-Book K700SN-M2SH2

m-Book K700SN-M2SH2は、マウスコンピューターのRAW現像に適したノートパソコンです。
動画や画像編集のために必要なスペックを備えたモデルです。

液晶パネルは15.6型 フルHDノングレア (1,920×1,080/ LEDバックライト)です。
液晶のサイズが15インチ以上あると、RAW現像にも快適です。

画像の詳細部分を確認するのに、ある程度の大きさの液晶は必須です。

ノングレアタイプなので、長時間作業していても目が疲れないのが良いですね。

CPUはインテル Core i7-9750Hで、RAW現像をこなすために十分なスペックを持っています。

また256GBのM.2 SSDと1TBのハードディスクを搭載しています。
ノートパソコンは容量不足を気にすることがありますが、このモデルは大容量タイプなので安心です。

m-Book K700SN-M2SH2

CPU:インテル Core i7-9750H
メモリ:16GB
ストレージ:M.2 SSD 256GB + HDD 1TB
グラフィックス:GeForce MX250
モニター:15.6型 フルHDノングレア液晶

119,800円(税別)

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raytrek AT


ドスパラのBTOパソコンの中で、raytrek ATがRAW現像のためにおすすめしたいモデルです。
スペックはCPUがRyzen 7 3700Xでメモリは16GBです。

RAW現像ソフトの推奨環境をクリアしています

グラフィックカードにはGeForce GTX 1660 6GBが搭載されており、枚数の多いRAW現像でもサクサク編集していけます。

raytrek AT

CPU:Ryzen 7 3700X
メモリ:16GB
ストレージ:SSD(SATAIII) 512GB + HDD 1TB
グラフィックス:GeForce GTX 1660 4GB

118,980円(税別)

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DX-C5


DX-C5はドスパラのノートパソコンモデルです。
非常にコスパの良いモデルで、これぞBTOと納得させてくれます。
CPUは第10世代のインテル Core i5-10210Uが搭載されています。

インテル最新CPU 第10世代のコアi5なので性能は十分です。

コスパの良い最新Core i5です。

液晶が15.6インチ非光沢液晶でストレージは大容量250GBのSSDのみ搭載されています。

DX-C5

CPU:インテル Core i5-10210U
メモリ:8GB
ストレージ:M.2 SSD 250GB
グラフィックス:インテル UHDグラフィックス
モニター:15.6型フルHD液晶

67,980(税別)

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STYLE-M139-i7K-UHR

パソコン工房のRAW現像おすすめパソコンは、STYLE-M139-i7K-UHRです。
BTOパソコンはチープな印象があるかも知れませんが、このモデルはそうではありません。
シンプルでコンパクトなタワーケースを使い、マット加工が施されているため高級感があります。

CPUは第9世代のCore i7-9700KをCPUでメモリは8GBです。
ストレージは240GB Serial-ATA SSDとなっています。
容量不足になったときには、空きベイにハードディスクなどを追加できます。

STYLE-M139-i7K-UHR

CPU:インテル Core i7-10700K
メモリ:8GB
ストレージ:SSD SATAIII 480GB
グラフィックス:インテル UHD グラフィックス 630

101,980円(税別)

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STYLE-17FH055-i7-UHSVI

STYLE-17FH055-i7-UHSVIはパソコン工房のBTOノートパソコンです。
RAW現像をするために十分なスペックを持っているパソコンです。
CPUは第9世代のCore i7-9750Hが搭載され、メモリは16GBです。
ストレージはM.2 SSDで240GBの容量です。
非光沢カラーの17.3型の液晶を搭載しているので、RAW現像の作業を快適に行えます。
ドットピッチが鮮やかなフルHD液晶のため、画像の隅々まで正確にチェックできます。
使い勝手の良いノートパソコンです。

STYLE-17FH055-i7-UHSVI

CPU:インテル Core i7-9750H
メモリ:16GB
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 250GB + HDD 1TB
グラフィックス:UHD Graphics 630
モニター:17.3型フルHD液晶

97,980円(税別)

>>販売ページを見る

RAW現像におススメのBTOパソコンショップ

マウスコンピューター


マウスコンピューターは受注生産方式で、パソコンを製造する老舗国産メーカーです。
秋葉原からお店を始めて、徐々に会社分割を行ない今のような大きな企業へと成長してきました。
個人向けBTOパソコンはもちろん、法人向けのパソコンなども多く製造しています。

趣味用のモデルに加えて、RAW現像のためのマニアックなモデルなども作っていますよ。

国産の企業だけあって、カスタマーサポートが充実しています。
製品の1年間無償の保証サービスや、24時間サポートなどを提供しているのです。
高いクオリティを維持しているメーカーしか認定されないマイクロソフトからのOEM認定も受けています。
レビューなども見ても、マウスコンピューターを利用しているユーザーは高い満足度を示していますよ。

ドスパラ


ドスパラは、もともとパソコンショップとしてスタートした企業です。
今でも幅広いパソコンモデルや周辺機器を販売しています。
秋葉原の小さなお店からスタートし、今では最大手のBTOパソコンメーカーとして成長しました。
ハイスペックモデルをリーズナブルな価格で販売しているのが特徴です。

最新のパーツなどをいち早く使ったモデルが魅力的なメーカーです。

RAW現像に必要なスペックを満たしたコスパの高いモデルをいくつも揃えています。
注文してから家に届くまでの時間が短いのも魅力です。
ネットショップだけではなく、実店舗の展開にも力を入れています。

パソコン工房


パソコン工房は、BTOパソコンの中でも価格が安いことが特徴的なメーカーです。
価格が安い割には、RAW現像やゲームの使用に耐えられるようなハイスペックモデルを用意しています。
幅広いラインナップを揃えているので、多くのユーザーから支持されています。
定期的にお得なセールをしているため、タイミングによってはハイスペックマシンを驚きの価格で手に入れられます。
他のメーカーに比べて認知度が高くないので、価格で勝負している印象があります。

デスクトップパソコンの商品構成がとても豊富です。

フルタワーだけではなく、ミニタワーや静音モデルなどを揃えています。
ミドルタワーもありますから、自分のニーズに合わせて選びやすくなっています。

ツクモ


ツクモはパソコンパーツを取り扱うBTOパソコンショップです。
中でもRAW現像モデルは中原 一雄氏が監修したモデルを用意しており、カスタマイズも対応してくれます。
型落ちのグラフィックカードの取り扱い期間も長く、他のBTOパソコンメーカーと比べて価格が安いのが特長です。

まとめ

こんな感じです!

BTOパソコンショップではこのほかにもRAW現像専用のパソコンも用意してくれているので、それらのスペックを参考にパソコンを選びましょう。

今後もカメラの画素数や性能はアップしていくと思われるので、あんまり価格のやすいパソコンよりは、ある程度性能の良いパソコンを買ったほうが後悔は少ないと思います。

サポートがしっかりしたBTOパソコンを強くお勧めします。