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20万円で買えるRAW現像がはかどるプロ向けパソコン10選

※2023年9月に更新しました。

RAW現像用のパソコンを選ぶ場合、カメラの画素数で考えるのが分かりやすいです。

2000~3000万画素以内のカメラで撮影したRAWデータをLightroom Classic CCで編集する場合、10~15万円の予算で快適に作業できます。

しかし、3000万画素以上になると話は少し違ってきます。

2020年は画素数5000万画素を超えるLUMIX DC-S1R、4500万画素のEOS R5が発売されました。

これからプロの写真家さんはみな、当たり前のように3000万画素以上の一眼カメラを取り扱うことになりそうです。

そうなると必要になるのがハイスペックのRAW現像用パソコンです。

最新のCPUとグラフィックカードを搭載して、高画素の大容量RAWデータを扱えるストレージを用意するとなると、予算は20万円ぐらいで考える必要があります。

ここでは20万円の予算でRAW現像向けのパソコンを買うならどんな構成が良いのか解説してみようと思います。

これから高画素の一眼カメラを購入しようと考えている方はぜひ読んでみてください!

こんな人におススメ!20万円以内のRAW現像向けパソコン

予算を20万円以内まで出せるのならミドルクラスからハイエンドなモデルにまで手が出せます。
3000万画素以下のカメラで撮影したRAWデータを現像をするのであれば、この予算で全くストレスを感じることなく作業を行うことができるでしょう。

一般的な画像編集向けパソコンが15万円クラスであることを考えると、それよりもややハイスペックとなるので、プロのフォトグラファーとして活動していきたいという方にお勧めです。

また、たとえ趣味だとしてもデジタル写真を極めたいという、探究心が強い人もお勧めの予算でしょう。

20万円クラスのパソコンであれば、数年はパーツを交換せずに使うことができます。

シンプルな4K動画にも使えるレベルですから、幅広い趣味を持つ人も向いているはずです。

逆に言えば、RAW現像をするためだけに20万円以内まで予算を組む必要はありません。

なにかしら他のことを視野に入れている人に向いた価格帯のパソコンだと言えます。

予算20万円ならCore i7一択か?

予算を20万円も用意できるのならCore i7を搭載したパソコンを手に入れることができるでしょう。

Core i7の中でも最新のCPUを選べるはずです。

RAW現像用途で、最新のCore i7はややオーバースペックになるので大量の処理をしても全くストレスがありません。

さらにハイレベルな編集を行うにしても、スムーズな作業が行えるのが特徴になります。

Core i7-13700 16コア24スレッド

Core i5-13400 10コア16スレッド

ただし、アマチュアのカメラマンやRAW現像の枚数が少ない、シンプルな画像編集しかしない場合は最新のCore i5で十分です。

世代の新しいCore i5は1世代前のCore i7に迫る性能を持っています。

3000万画素以上の画素数を持つカメラを扱うならCore i7、Ryzen 7を選ぶと良いでしょう。

BTOパソコンで予算20万円で構成すればプロのクリエイターとして活躍できるレベルのパソコンが実現可能です。

できればモニターなどにもこだわると、より高いレベルでのRAW画像編集ができるでしょう。

趣味を極めたいという人にも、十分な手応えを感じられるはずです。

SSDは500GBがオススメ。2TB以上のデュアルストレージが理想

デスクトップPCに搭載したM.2 NVMe SSD

この価格帯のパソコンになってくるとメインストレージにSSDが搭載されているのは基本です。
ノートPCなら性能が高いNVMe M.2のSSDが標準搭載となるでしょう。

メインストレージは容量としては500GBで十分です。

BTOパソコンで20万円の予算となれば、デュアルストレージになります。

デュアルストレージとは、メインストレージ以外にもデータ保存用のディスク容量が備わっているパソコンです。

主にCドライブにSSDを採用し、保存用のストレージとして大容量のHDDを搭載しています。

2021年はSSDが引き続き安価になってきており、SSDでデュアルストレージを実現したパソコンも見つかるほどです。

ただしコスト面ではハードディスクの方がまだまだ安く、高画素のRAWデータを取り扱うならやはり保存用ディスクはHDDが良いでしょう。

例えばα7RⅣの場合、1枚のRAWデータは60~90MBほどになるので、HDDのサイズは2TB~4TBがオススメです。

ミドルクラスのグラフィックカードで十分

NVIDIAのグラフィックカード GeForce GTX1660 TI

RAW現像において、グラフィックカードの優先度は高くありませんが、20万円以内の予算があればグラフィックカードがほぼ100%搭載されているでしょう。

RAW現像のみならば、エントリークラスのグラフィックカードでも全然問題ありません。

動画編集なども視野に入れる方は、ミドルクラスの搭載も検討しましょう。

グラフィックカードをNVIDIAのGeForceで選ぶなら、最低でもGTX1650を搭載しておけば後々長く利用できるでしょう。

高画素の一眼カメラを使うなら上位モデルのGTX 1660 SUPERや最新のQuadro RTXシリーズも視野にいれても良いです。

さらに本格的に写真編集をするのなら、10bitの色情報を扱えるQuadroを搭載するのも選択肢の1つです。

ただし完全にプロ仕様になってしまいますので、予算が20万円以内に収まらない可能性があります。

この場合モニターもフルHD以上のモデルを購入しないと意味がありません。

デスクトップの場合グラフィックカードを交換できるので、モニターが揃っていないならエントリーモデルでも十分です。

20万円でRAW現像向けパソコン買うならこれだ!

マウスコンピューターのおすすめRAW編集用デスクパソコン

マウスコンピューター DAIVシリーズ

RAW現像をするパソコンで20万円以内のモデルを探しているなら、DAIV FX-I5G1Bがおすすめです。

このモデルはRAW現像・動画編集をするクリエイターのために開発されたデスクトップパソコンです。
最新の第13世代のCPUインテル Core i5-13400Fを搭載しています。

メモリは必要十分な16GB PC5-38400で、RAW現像をサクサクこなしていけます。
このメモリは最大128GBまで拡張することが出来ます。
ストレージは500GBのSSDと、2TBのハードディスクが装備されています。
予算が20万円以内となってくると、スペック面はとても充実してきますね。

グラフィックカードはGeForce GTX 1650で高解像度データでも効率よく編集していけますし、高い描画性能が求められる場面でもストレス無く作業が出来ます。

商品レビュー:DAIV FX-I5G1B レビュー!4K動画編集・AI画像生成・ゲーム性能を検証

思いのままにクリエイティブな作業に没頭できるので、作品も思い描いたとおりに制作できるでしょう。

RAW現像だけではなくて映像制作やイラスト制作、また3DCG制作も行なうことが出来るマシンです。
マウスコンピューターは国内生産で、1年間無償保証が付いているので安心して利用することが可能です。
国内メーカーらしく、24時間365日電話サポートを受けられるのも嬉しいポイントです。

当サイト限定販売のパソコンでお買い得です。

DAIV FX-I5G1B

CPU:インテル Core i5-13400F
メモリ:16GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce GTX 1650
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
保存ディスク:HDD 2TB
電源:750W

159800円(税込)

公式ページを見る

マウスコンピューターのRAW現像~動画編集までカバーできるノートPC

DAIV Z4-I7I01SR-A

20万円以内でRAW現像が可能なノートパソコンとして、DAIV Z4シリーズはおすすめの製品です。
DAIV Z4は国内で開発され、製造も国内で行なわれています。

全ての工程がマウスコンピューターの管理の下で実施されているため、製品の品質が高いという信頼感があります。

DAIV Z4-I7I01SR-AはCPUに12コア16スレッドのCPUであるインテル Core i7-1360Pを搭載し、標準で16GBのメモリを装備しています。

RAW現像に十分なメモリを積んでいますから、サクサクRAW現像を行なっていけるでしょう。

チェック!

マウスコンピューター公式サイト:DAIV Z4-I7I01SR-Aの購入者レビューを確認する

ストレージは512GBのNVMe対応M.2 SSD Gen4という構成です。
保存ディスクの容量は不安を感じますが、外付けHDDで対応すればよいでしょう。
グラフィックスは、CPU内蔵のGPUであるIris Xe グラフィックスを採用しています。

DAIV Z4-I7I01SR-A

只今DAIV Z4-I7I01SR-A(メモリ32GB)がセール対象です!
CPU:インテル Core i7-1360P 
メモリ:32GB PC5-38400 
グラフィックス:Iris Xe グラフィックス 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB 
液晶モニター:14型 WUXGAノングレア液晶 

219800円 ⇒ 209800円(税込)

公式ページを見る

商品レビュー:DAIV Z4-I7I01SR-Aレビュー GH6の動画編集と4Kモニター出力を検証してみる

ドスパラのRAW現像向けデスクトップパソコン

ドスパラ raytrek

ドスパラで20万円予算のRAW現像向けパソコンを選ぶならraytrekシリーズがおすすめです。

ここで紹介するパソコンは第13世代のCPUインテル Core i7-13400Fを搭載しています。
10コア16スレッドという高性能で、複数の負荷の掛かる作業を行なっていくことが可能です。
メモリは標準で16GB PC4-25600を積み、グラフィックスにはNVIDIA GeForce GTX 1650 6GBが採用されています。

また、起動ディスクは500GBのM.2 SSDで十分な保存容量なのも魅力です。

raytrek 4CDH

CPU:Core i5-13400F 
グラフィックス:GeForce GTX 1650 4GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB

139980円(税込)

公式ページを見る

ドスパラのRAW現像向けハイスペックノートPC

ドスパラ raytrek ノートパソコン

ドスパラのraytrek R5-RL5も20万円で買えるRAW現像向けのノートパソコンです。
14コア20スレッドの第13世代インテル Core i7-13700Hと16GB(PC4-25600)メモリーという構成です。
モバイル用のCPUではありますが、第13世代のcorei7はノートPC用のCPUでも14コアとなっており、デスクトップ並みの性能が期待できます。

また、SSDはM.2 SSDが1TBとなっておりハードディスクを装備していないのが難点です。
グラフィックスにはNVIDIA GeForce RTX 4050  Laptop GPUと、インテル UHDグラフィックスが装備されています。

ディスプレイは長時間のRAW現像作業をしても目が疲れないように、ノングレアタイプのフルHD液晶が使われています。
sRGBカバー率は99%でRAW現像にも十分な色再現性があるので安心です。

raytrek R5-RL5のキーボード

暗いところでも手元を確認しやすいRGB LEDキーボードが採用されています。
正確な操作ができるようになっているため、ユーザーからも評判の良いキーボードです。

raytrek R5-RL5

CPU:インテル Core i7-13700H 
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4050 6GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB Gen4 
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶

164980円(税込)

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パソコン工房の最新CPU搭載 RAW現像向けデスクトップPC

パソコン工房のデスクトップパソコン

プロがRAW現像のためのパソコンをデスクトップで選ぶならパソコン工房もおすすめです。
パソコン工房のクリエイター向けパソコンで20万円以内で購入できるデスクトップパソコンを紹介します。

RAW現像や写真編集が快適に出来る十分なスペックを持っています。
AMD Ryzen 5 5600Xにメモリを16GB PC4-25600という写真編集においてかなり強力な組み合わせです。

ストレージは500GBのM.2 SSD NVMeで、高解像度のRAW現像においても対応できる容量です。

また画像・動画編集に能力を発揮するGeForce RTX 3050 8GBを搭載してコストを抑えながらも十分なグラフィックス性能を持ち合わせているのも評価できるポイントです。

SENSE-M0P5-R56X-NAX

CPU:Ryzen 5 5600X 
グラフィックス:GeForce RTX 3050 8GB GDDR6 
メモリ:16GB(PC4-25600) 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB

128800円(税込)

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パソコン工房の最新CPU搭載 RAW現像向けノートPC

パソコン工房のノートパソコン

RAW現像の作業スペースが限られていたり、外での作業が多い人には、パソコン工房のRAW現像向けノートパソコンが良いかも知れません。

ここで紹介するノートパソコンはハイスペックなクリエイターノートPCで、20万円以内で買えるRAW現像にも最適なノートパソコンです。

第13世代のCPUのCore i7-13700HXと、32GBメモリーが組み合わされています。
高画素のカメラを扱うならメモリーは16GB以上がオススメです。

ストレージはメインに500GBのM.2 SSDが搭載されております。

価格を抑えながらも GeForce RTX 4050 6GB のグラフィックカードも装備されています。
このグラフィックカードは高い性能を発揮しつつも、従来のモデルよりも消費電力を抑えています。

ノートパソコンのバッテリーの負荷を和らげるのに役立ちます。

SENSE-16FX154-i7-PLSX

CPU:インテル Core i7-13700HX 
グラフィックス:GeForce RTX 4050 6GB GDDR6 
メモリ:16GB PC5-38400 
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 500GB
液晶モニター:16型フルHDノングレア液晶 

179800円(税込)

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ツクモの最新CPU搭載 RAW現像対応デスクトップPC

ツクモのデスクトップPC

BTOパソコンショップのツクモ eX.computer G-GEAR GA5J-C230B3/NT1もRAW現像を快適にこなせる20万円以内のデスクトップパソコンです。

CPUにCore i5-13400Fが使われていて、ビデオ編集やRAW現像などの負荷が掛かるタスクを、同時に行なっていくことが可能です。

メモリ16GB、ストレージは1TBのM.2 SSD NVMe接続で保存用ストレージは非搭載です。

グラフィックカードは8GBのビデオメモリを持つGeForce RTX 3060 Tiが搭載で値段がやや抑えられているのも魅力です。

eX.COMPUTER G-GEAR GA5J-C230B3/NT1

CPU:Core i5-13400F
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti / 8GB (GDDR6)
メモリー:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB

159,980円(税込)

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マウスコンピューターの高画質RAW現像に最適なノートパソコン

マウスコンピューター DAIV Z6-I7G60SR-A

マウスコンピューターのおすすめのハイスペックノートパソコンで、映像処理が得意なPC性能となっています。
高解像度のRAW現像にも向いているノートパソコンです。

CPUは、16コア24スレッドの第13世代インテル Core i7-13700H プロセッサーで、予算はオーバーしていますがおススメのノートパソコンとなっています。

薄型ボディでありながら、サイズの大きな冷却用通気口が設けられています。
さらに2つの冷却ファンも装備されているため、RAW現像を長時間行なった際の発熱対策が万全です。

チェック!

マウスコンピューター公式サイト: DAIV Z6-I7G60SR-Aの購入者レビューを確認する

マウスコンピューター DAIV Z6-I7G60SR-A

16インチの2,560×1,600 (WQXGA)液晶にNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU 8GBを搭載し、画像処理性能の高さは十分です。

またストレージにはM.2 SSD NVMe Gen4 1TBで十分な容量です。

メモリーが32GBとなっているので、高画素のRAW画像を扱うのに十分なメモリ量です。

16インチで1.60kgと比較的軽量でカメラと一緒にもパソコンも持ち運ぶ方には最適です。

商品レビュー:DAIV Z6-I7G5TSR-Aレビュー GH6で動画編集を検証してみるよ

マウスコンピューター のRAW現像向け20万円予算のパソコン

マウスコンピューター ゲーミングデスクパソコン

RAW現像が出来るパワフルな20万円以内のデスクトップパソコンが必要なら、マウスコンピューターのmouse MH-A5G1Bも良いでしょう。

ここで紹介するパソコンはCPUにRyzen 5 4500を採用し、メモリは16GBです。

チェック!

マウスコンピューター公式サイト:mouse MH-A5G1Bの購入者レビューを確認する

メモリはDDR4-25600という帯域幅が広い製品が選ばれているため、CPUは安定したパフォーマンスを発揮してくれます。

起動ディスクは512GBのM.2 SSDです。

グラフィックカードにはビデオメモリ4GBのGeForce GTX 1650を搭載しています。

mouse MH-A5G1B

CPU: Ryzen 5 4500  
グラフィックス:GeForce GTX 1650 4GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB 

124800円 ⇒ 99800円(税込)

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ヒューレットパッカードのRAW現像向けノートPC

ヒューレットパッカードのノートパソコン

HP Spectre x360 14-efは インテル Core i7-1355U プロセッサーで、16GBのメモリが搭載されています。
グラフィックカードにはインテル Iris Xe グラフィックス、ストレージは512GBのM.2 SSD NVMeの構成です。

液晶は13.5型ワイドタッチパネルの4K液晶です。
光沢が少なくて写り込みがあまりないので、RAW現像の作業に集中できます。

HP Spectre x360 14-ef

CPU:Core i7-1355U
グラフィックス:インテル Iris Xe グラフィックス
メモリー:16GB
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
液晶モニター:13.5インチ フルHDタッチディスプレイ

209,800円(税込)

公式ページを見る

20万円で買えるRAW現像がはかどるプロ向けパソコン10選 まとめ

2022年以降に発売が予定されている一眼カメラ高解像モデルをRAW現像、画像編集するなら20万円ぐらいの予算で検討するのがオススメです。

ノートパソコンはやはり割高になるので、コストパフォーマンスを優先するならBTOパソコンショップのデスクトップPCが良いでしょう。

最新CPUとエントリー~ミドルエンドのグラフィックカードと、メモリーは8~32GBで幅広く揃っています。

オススメはマウスコンピューターのDAIVシリーズかドスパラのゲーミングPCで記憶容量多めのパソコンです。

メモリー容量が多めなので快適に作業できますよ!

ぜひ、長く快適に使えるRAW現像向けのパソコンを手に入れてください!