E30mm F3.5 Macro作例付きレビュー!ブログに最高のマクロレンズだ

※2024年3月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています

 

ソニーEマウントのミラーレス一眼でマクロレンズを選ぶなら一番おススメなのがE 30mm F3.5 Macroです。

 

私の場合、2014年にα6000と一緒に購入してから今でもずっと使っていて使用頻度が高いレンズです。

 

 

特に商品レビューをブログで書いている人に一番オススメのレンズです。

ここではE 30mm F3.5 Macroを使ってみて分かったメリット・デメリットと、このレンズを使うときのコツを作例と一緒に紹介しようと思います。

 

フルサイズのα7シリーズを使っている方にもオススメのレンズなのでぜひ読んでみてください!

 

この記事で解説する内容をざっくり動画でも解説したので、記事を読むのが面倒な方は動画を視聴してみてください!

E 30mm F3.5 Macroを購入した理由

 

SONY α6000

 

ワタシが買ったのはα6000ダブルズームレンズキットを購入したときです。

 

ソニーのキャッシュバックと量販店のポイントで、ほとんど出費することなく手に入れましたよ。

 

でも結果的にキットレンズは全く使わなくなり、E 30mm F3.5 Macroばかりで撮影するようになっていました。

 

マクロレンズが欲しくて買いましたが、マクロ撮影以外にも全然使えるのが特徴でスナップ撮影に大活躍です。

 

絞りF3.5 シャッター速度1/60秒 ISO250 拡大写真

 

F3.5でも非常に良くボケるのでとても気に入ってます。

 

また、軽量コンパクトでオートフォーカスも速い点で動画撮影にも最適です。

 

 

この動画の中で紹介した作例は電動スライダーとE 30mm F3.5 Macroを使って撮影しています。

 

E 30mm F3.5 Macroを動画撮影でも利用してみようと考えている方はかなりセンスがイイと思いますぜ。

 

E 30mm F3.5 Macroのメリット

メリット1 2万円ほどで買える!超低価格なマクロレンズ

 

フルサイズでも使いやすいE 30mm F3.5 Macro

 

ソニーのキャンペーンキャッシュバックと量販店のポイントで手に入れることができるぐらいお値段が安いレンズです。

 

価格コムのEマウントレンズ一覧で見ると、E 30mm F3.5 Macroは1万円台で購入できるレンズです。

 

Eマウントの交換レンズの中では最安に近いレンズですね。

 

こんなに安いマクロレンズなのに写りも良くて使用頻度が高いので、ワタシの場合コスパ最強のレンズでしたよ。

 

メリット2 オートフォーカスが速い!初心者でも扱いやすい

マクロレンズってオートフォーカスで使うレンズじゃないって言われること多いじゃないですか。

 

たしかに、花のマクロ写真を撮るときにはオートフォーカスで撮るよりもマニュアルフォーカスで撮影したほうが良いかもしれません。

 

 

だけど気軽に撮影するときにはオートフォーカスで撮りたいですよねえ。

E 30mm F3.5 Macroはオートフォーカスがとても速くて精度も高いです。

 

 

この動画はE 30mm F3.5 MacroのAF速度が良く分かるよう液晶モニターを録画してみたのでご覧ください。

 

EマウントのマクロレンズFE 90mm F2.8 Macro G OSSとFE 50mm F2.8 Macroと比較すると断然E 30mm F3.5 MacroがAFが優れていて使いやすいです。

 

メリット3 被写体に寄れるゾ!商品レビューやブログの写真に最適

 

E 30mm F3.5 Macroの最短撮影距離

 

とにかく被写体に寄れます。ガンガン寄れます。

 

E 30mm F3.5 Macroの近接撮影

 

 

近づきすぎて被写体に触れそうになるぐらい寄れます。

なのでカメラやガジェット、小型の家電商品を撮影するときにE 30mm F3.5 Macroは威力を発揮しますよ。

 

軽くて持ち運びにも便利なので、料理をダイナミックに撮影してSNSの飯テロ用にも最高のレンズです。

E 30mm F3.5 Macroのデメリット

 

E 30mm F3.5 Macro

 

このレンズに一点残念なポイントがレンズ色の種類がないことです。

 

色のバリエーションがシルバーしかない。黒のカメラボディにあんまり合わないんですよ。

 

α6000 ホワイトのボディにはピッタリでしたが...

SONY Eマウント対応 マクロレンズ比較表

 

レンズ名 SEL30M35 SEL50M28 SEL90M28G
焦点距離(mm) 30 50 90
レンズ構成(群-枚) 6-7 7-8 11-15
開放絞り(F値) 3.5 2.8 2.8
最小絞り(F値) 22 16 22
絞り羽根(枚) 7 9 9
円形絞り
最短撮影距離(m) 0.095 0.16 0.28
最大撮影倍率(倍) 1.0 1.0 1.0
フィルター径(mm) 49 55 62
レンズ内手振れ補正 - -
寸法(mm) 62.0 x 55.5 70.8 x 71 79 x 130.5
質量(g) 138 236 602
販売価格(税込) 2.2-2.8万円 5.2-6.1万円 11.7-16.2万円

出典:ソニー公式HP

SONY純正のマクロレンズを選ぶなら30mmマクロ以外に50mmマクロ、90mmマクロがあります。
このうちAPS-C用マクロレンズはE 30mm F3.5 Macroのみで、他の2本は両方ともフルサイズマクロレンズとなります。

 

価格はE 30mm F3.5 Macroが断然安くて、通販では2万円以下で購入できるショップもあるようです。

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E 30mm F3.5 Macroのレンズ本体と付属品

 

E 30mm F3.5 Macroの付属品

 

E 30mm F3.5 Macroフロントキャップとリアキャップ、専用のレンズフードが付属しています。

 

E 30mm F3.5 Macroのレンズフード

 

フロントキャップは専用のフードを取り付けた上に装着できるようになっているのが特徴的ですね。

 

E 30mm F3.5 Macroをα6500に装着

 

α6500に装着してみるとこんな感じです。

 

 

ワタシはこのレンズフードがどうしてもカッコイイと思えないんですよねえ。

 

E 30mm F3.5 Macroに保護フィルター Pro1Dを装着

 

レンズフードを外して使う人はレンズ保護フィルターがおすすめです。

 

レンズの色とマッチするシルバーのレンズ保護フィルターがありましたよ。

 

フィルター径は49mmです。

 

フィルターの上にフードをつけるとズレる

 

レンズフィルターを取り付けた上からレンズフードを取り付けることが出来ますが、レンズフードの角度が斜めになってしまいさらにカッコ悪いww

 

どちらを優先するのか好みが分かれるところですが、ワタシはレンズフィルターを優先して付けています。

 

もちろんフィルターの上にレンズキャップを装着できますよ。

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E 30mm F3.5 Macroの操作性

 

E 30mm F3.5 Macroのマニュアルフォーカスリング

 

 

マニュアルフォーカスリングは回してみると粘りは感じませんが、軽すぎることもありません。

 

程よい抵抗感です。

 

 

なお、絞りはボディ側で制御しますよ。

このレンズの評価ポイント

外観・質感

 

E 30mm F3.5 Macroをα7Ⅲに装着

 

アルミニウム合金の外観はすこし安っぽさを感じさせますが、使い込んでもキズが目立ちにくいです。

 

良い意味で長持ちするデザインだと思います。

 

描写力

高価なレンズと比べると解像力は落ちますが、この値段を考えると十分な描写力があるレンズです。

 

レンズ中心部分の解像力は決して悪くありません。

 

ただしピント合焦部分はやや甘い印象です。

 

周辺光量落ちと歪曲収差はほとんど目立ちません。後補正すると全く気にならなくなります。

レンズ周辺の解像力をチェック
絞り値 F3.5

絞り値 F5

絞り値 F7.1

絞り値 F10

絞り値 F14

絞り値 F22

 

参考までにEマウントの他のマクロレンズの写真とも比較してみました。

 

接写性能

E 30mm F3.5 Macroはかなり寄れるレンズです。

 

E 30mm F3.5 Macroは距離基準マークから9.5センチまで寄れる

 

最短撮影距離は0.095mとなっており、距離基準マークから9.5センチまで寄れるようになっています。

 

E 30mm F3.5 Macroの長さが55.5mmなので、被写体とレンズ先端の距離は4cmぐらいまで寄れるということになります。

 

E 30mm F3.5 Macro の接写距離
E 30mm F3.5 Macro の接写写真 クリックで拡大します

 

また最大撮影倍率は1.0倍ですが、これは35mm判換算です。

 

ソニーのAPS-Cセンサー用レンズを35mm判換算すると撮影倍率も1.5倍になるため、被写体をかなり大きく撮影できます。

 

どこまでも寄れるような錯覚に陥るぐらいなので接写性能は抜群です。

ボケ味

マクロレンズなのでボケ味は絞り開放時にうるさいほどよくボケます。

 

絞りF3.5 シャッター速度1/60秒 ISO250 拡大写真

 

F5.6~F6.3ぐらいまで絞り込めば、ちょうど良いボケ味の画像が撮れます。

重さ

重量は138gとかなり軽めのレンズです。

 

例えばα6400と併せて使うとバッテリー・SDカードを含めても540g程度です。

 

かなり軽い。

 

レンズがやや長く女性用のバッグに入れると少し大きいかもしれませんが、カメラバッグなら持ち運びに負担を感じることはありません。

価格

SONYのマクロレンズの中でも最も安いレンズです。

 

Eマウントレンズ全体の中でも最安値に近いレンズで、α6000シリーズならレンズキットと同時に購入してもよいぐらいです。

 

ネットではいろんな評価がありますが、この価格を考えると十分な性能という意見が大半です。

 

ソニーが定期的に実施しているキャンペーンでは、対象のカメラボディを購入すると1万円ほどキャッシュバックされることになるので、そのお金でE 30mm F3.5 Macroを買うというのも良いと思います。

このレンズを5年間使ってみた感想

このレンズを購入して5年以上経ちますが、未だに現役で使用頻度が高いレンズです。

 

 

特にブログ用の写真には最適です!

 

E 30mm F3.5 Macroはカメラや家電のレビュー写真には最適

 

どこまでも寄れて大きく撮れるので、カメラや家電のレビュー用の写真では小さなスイッチも大きく写せます。

 

E 30mm F3.5 Macroはスイーツ撮影も最適

 

 

またスイーツが被写体なら、表面のつややかな感じもしっかり撮れるので、映える写真を撮れるのは間違いなし!

E 30mm F3.5 Macro レビュー まとめ

α7Ⅲを購入してからはAPS-C機を持ち出す機会は減りましたが、E 30mm F3.5 Macroは相変わらず出番が多いです。

 

3本のマクロレンズの中でも抜群の使いやすさと持ち運びやすいデザインで、ソニー Eマウントのカメラを買うなら一番オススメのレンズです。

 

SONYのキャンペーン中にボディと同時購入でE 30mm F3.5 Macroを買っても少ない出費で抑えられるかもしれません。

 

購入時は必ずチェックしてくださいね!