オススメ:動画編集は低価格でもOK!おすすめノートパソコン10選【2019年版】

パソコンレビュー

15万円の予算で動画編集用パソコンをマウスコンピューターに組んでもらいました

※2019年10月に更新しました。

動画制作をやってみたいと思う時にまず必要になるのがカメラだと考えるかもしれませんが、実はカメラよりも重要なものがパソコンです。

動画はスマホでも十分綺麗に撮れるので、最初は高いカメラを買わなくても問題ありません。

だけど、動画の編集はさすがにスマホでやるには限界があるし、パソコンのほうが作業効率が良いのは当たり前ですよね。

私が動画編集を始めた頃は「動画編集をするなら30万円以上のパソコンを購入するのが当たり前」って言われていましたが、パソコンの性能はどんどん良くなっており、過去の常識は今の非常識になっているようです。

例えばBTOパソコンショップならユーチューバー向けの動画制作用パソコンが10万円台でも十分手に入るようになっております。

とは言っても動画編集には最低限搭載しておかなければならないパソコンパーツや機能もありますので購入時は注意が必要です。

ここではBTOパソコンショップ マウスコンピューターさんに15万円ぐらいの予算で動画編集用パソコンを構成してもらいました。

そして実機を借りて動画編集が快適にできるか検証をしてみることにしました。

結論から先に言いますと動画共有サイト・SNS発信用の動画をガンガン作りたい方向けにピッタリで、動画編集初心者の方にもピッタリのパソコンとなっています。

YouTubeの動画投稿用に快適なパソコンを探している方はぜひ読んでみてください。

このエントリーで検証するマウスコンピューターの動画編集用PC

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DAIV-DGZ530S2-MVPR

インテル® Core™ i7-9700K
メモリ:16GB
グラフィックス:GeForce® GTX 1660 (6GB)
ストレージ:M.2 SSD(NVMe対応) 256GB + HDD 1TB

169,800円

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マウスコンピューターのパソコンってどんな感じ?

マウスコンピューターさんはTVコマーシャル「乃木坂46 マウスバンド」でおなじみのパソコンショップで、全国主要都市(東京・名古屋・大阪・博多)に直営ショップがあります。
といってもネットショップでいつでも購入出来て、24時間年中無休のコールセンターも用意されているので、私もこれまでネットや電話でのやり取りしかしたことがありません。

パソコントラブルをリモート操作で解決してくれるサービスもあり、過去コールセンターで対応してもらったときは非常に助かりました。
パソコン1台で動画制作の仕事をしている場合、1台壊れたら仕事の手が止まってしまいます。
なので故障時の対応が早いパソコンショップで購入するのが必須となるでしょう。

ちなみにマウスコンピューターにはクリエイター用PCブランド「DAIV」とゲーミングPCブランド「G-Tune」があります。

クリエイターPC「DAIV」シリーズ

ゲーミングPC「G-Tune」シリーズ

動画編集や写真現像、イラスト制作などプロのクリエイターさん向けにパソコンを構成するのが「DAIV」で、最近流行のEsportsやVRゲームに対応するハイエンドゲームPCを構成しているのが「G-tune」です。

DAIVシリーズのパソコンはビジネスPCやゲームPCとは一線を画した高性能な製品ラインナップで取り揃えているのが特長的です。

ちなみにゲーム用PCの中にはハイエンドの動画編集用パソコンと同等クラスのCPUとビデオカードを搭載している製品もありますが、動画編集で非常に重要な要素であるディスクストレージ(データ空き容量)が貧弱である傾向があります。

それに対して動画編集が主目的のPCは大容量のストレージを搭載しており、DAIVシリーズのようなクリエイター用PCが自然とオススメになってくるワケです。

マウスコンピューター「DAIV-DGZ530-MVPR」の同梱品


BTOパソコンショップはパソコン本体だけの販売が主になっており、ディスプレイやマウス、キーボードは別途購入する必要があります。

もちろんマウスコンピューターではパソコンと同時に注文することが出来るようになっており、在庫があれば一緒に届くようになっているようです。

液晶ディスプレイを自分で用意する場合は、接続できるケーブルも合わせて購入する必要があります。

面倒な方はパソコンと同時に注文するのがオススメですよ。


このパソコンの同梱品は電源ケーブルとDVI変換コネクタ、そして取扱説明書となっています。

マウスコンピューターの15万円予算で構成したPCの製品仕様書

製品仕様書も同封されています。

DAIV-DGZ530S2-MVPRの主な仕様

CPU インテル® Core™ i7-9700K
(8コア/ 3.60GHz/ TB時最大4.90GHz/ 12MB スマートキャッシュ/ HT対応)
チップセット インテル® Z390 チップセット (ATX)
ビデオカード GeForce® GTX 1660(6GB)
メモリ 16GB (8GB×2/デュアルチャネル)
ストレージ M.2 SSD:256GB(NVMe対応)+ HDD:2TB Serial ATAIII 5400rpm
光学ドライブ
カードリーダー UHS-II対応・USB3.0接続
価格 169,800円

仕様についてはマウスコンピューター公式サイトに詳しく記載されていますのでそちらを参考にしてみてください。

ここでは動画編集用のパソコンを購入するときにチェックするべき項目だけ記載しました。

DAIV-DGZ530S2-MVPRはIntelのCPUの中でも最新の第9世代 Core i7-9700Kを搭載しています。

動画編集用のPCを買うならなるべく最新のCPUでCore-i7以上を選ぶのが良いとされています。

最近の傾向ではIntelのCPUは低価格化が進んできており、比較的安価なモデルでもCore i7が搭載されています。

しかし第9世代は8コア8スレッドとなっており、これまでのCore i7よりもかなり性能が高くなっているのが特長です。

パソコンの外観はこのような感じで、持ち上げたり、運びやすいデザインになっています。

またケース後ろ側にはキャスターが装備されているので、前面だけ持ち上げれば簡単に移動できますよ。

ビデオカードにはNVIDIA Geforce1050が搭載されており、それによって液晶ディスプレイの接続端子はDisplayPort、HDMI、DVIの3種類となっています。

4K映像を視聴する場合はDisplayPortまたはHDMIケーブルの接続が必須なので、まだ4Kディスプレイを持っていない場合でも端子の用意があると安心ですね。

光学ドライブとカードリーダーが標準装備になっています。

汎用品のディスクドライブやカードリーダーを使うとUSB端子が2つも占拠される上にコードも邪魔になるので、本体に内蔵しているほうが断然スッキリしますね。

パソコンの中身をちょっと開けてみてみます。

マウスコンピューターのDAIV本体ケースはドライバーで開けることができ、自分でメモリやビデオカードの追加や交換も可能です。

BTOパソコンならではのメリットと言えますね。

DAIVは高性能なPCパーツがたくさん搭載されており、ビジネス用PCよりもぎゅっと中身が詰まっているのが特徴です。
しかしケーブル類はスッキリとまとめられているので自分でカスタマイズする時もケーブルが邪魔にならずスムーズにPCパーツを着脱できます。

MSI の ビデオカード Geforce GTX1660

ビデオカードはNVIDIA Geforce1660が搭載されています。

ビデオメモリは6GBとなっており、動画共有サイト・SNS発信用の動画用途ならこれで十分とのことです。

PremiereProとGeforceの相性も良く、YouTube用なら無理に高価な上位クラスのビデオカードを搭載しなくても大丈夫でしょう。

ビデオカードを追加で搭載できる拡張スロットも用意されているので、後々上位モデルを追加することもできます。


このPCはチップセットにZ390を搭載したマザーボードとなっており、処理速度が速いM.2 SSDを搭載できるようになっています。

動画編集の用途でパソコンを購入する場合、このようにマザーボードの拡張スロットの有無を知っておくことは結構重要です。
将来的に性能不足を感じた場合、メモリーやSSDを増強することで買い替えなくても済むことがあるからです。


このPCにはかなり大型のCPUクーラーファンが搭載されています。

動画編集時はCPUの負荷が大きく、CPUの熱量はかなり上昇します。

そのため冷却性能が高いCPUクーラーを搭載しなければ故障の原因となってしまいますが、このPCには大型のCPUファンが備わっているので安心です。

CPUファンにはさらに冷却性能が高い水冷クーラーもありますが、動画共有サイト・SNS発信用の動画制作なら空冷ファンで十分です。

メモリスロットは4つ用意されてます。メモリタイプはPC4-19200 DDR4になります。

8GBのメモリが2枚挿入されており、合計16GBとなっています。

最大64GBのメモリを搭載できるので、将来的に4Kの映像編集にも挑戦してみようと考えている方は購入時に最低でも32GBに増強することをオススメします。

PCの性能アップはメモリ増強が一番簡単で低コストにできる方法です。

またPCはSSDとHDDのデュアルストレージとなっております。

最大4つのスロットがあり、追加で3機のSSDまたはHDDを搭載できるようになっています。

SSDは M.2 SSDを搭載しています。

軽量コンパクトなSSDで容量240GB、メーカー仕様書の性能は読み取り速度500MB/s、書き込み速度350MB/sでまずまずの性能です。(実速は検証して後述しています)

軽量コンパクトなKingston SSD。優れた耐久性でBTOパソコンでは主流になっています。

システムドライブに最適なのがSSDですが、中でもSerial ATAIII 接続のSSDは安定性も高く最も多く普及されている製品です。
240GBのストレージ容量は動画制作で使うPCとしては決して大きいほうではありませんが、このパソコンではそれを補うために予備のデータストレージとして2TBのハードディスクを内蔵しています。


ハードディスクはSEAGATE 2TB Serial ATAIII接続です。
パソコンのハードディスク選びでは容量ばかりに目が行きがちですが、動画編集でPCを使用する場合はハードディスクの回転数もチェックが必要です。

最近のHDDは7200rpmと5400rpmの2択となっており、rpmは1分間あたりの回転数を指しています。
数値が大きいほど性能が高くお値段も高くなります。

ちなみにこのPCに搭載されているHDDは7200rpmでデータアクセス時間が速く、動画編集で使う映像ファイルを保存しておくのに最適です。
というか、動画編集用途のデスクトップPCでは7200rpmのHDDを選ぶのは鉄則とされていますね。

音がうるさいとか消費電力量が大きいとかデメリットがないわけではありませんが、HDDの性能が劣っていると動画編集時に待ち時間が生じてイライラのもとになります。

また動画編集の最中にソフトウエアが強制終了するトラブルもストレージが原因で起こるケースが多いようで、良い製品に換えると改善していました。

ゲームユーザーは大容量のデータを保存する必要がないので、ゲーミングPCはストレージの容量が少ない製品が多くみられます。
しかしゲームの実況中継動画をYouTubeにアップしようと考えているのならば、ゲーム用PCではなくクリエイターPCから選ぶ方が良いかもしれません。

また今回検証する「DAIV-DGZ530S2-MVPR」には光学ドライブとカードリーダーが搭載されています。

ソフトウェアもダウンロードでインストールするのが主流になっているので、ディスクドライブは必要ないかと思われるかもしれません。
しかし、映像制作の仕事をしているとディスク納品ってかなりの頻度で要望されることがあります。

Web用やSNS用に動画を制作していると、いろんなところから仕事を依頼されることがありますので、光学ドライブは備えておいた方が良いですよ。

またカードリーダーはパソコンの前面にあり、USBカードリーダーを使うよりもデータ転送速度が安定しますし、SDカードをすぐに挿せるので便利です。

予算15万円の動画編集用パソコンで実際に動画編集してみるよ

このパソコンで動画編集がどの程度快適にできるか検証してみます。

動画編集ソフトはAdobe Premire Proを使用します。動画素材はSONY α6500と3軸ジンバルZhiyun CraneV2で撮影したHD(1920×1080 XAVC-S)のクリップです。

SSD・HDDの読み書き速度はどう?速い?

まずは動画のクリップファイルを移動する時間を計測してみます。
データの容量は全部で11.4GBとなっています。

ストップウオッチで計測すると、11.4GBのデータをSSD領域に書き込むのに2分34秒で完了しました。

SSDの読み書き速度

HDDの読み書き速度

以上のデータ画像は各ストレージをCrystalDiskMarkで計測したデータです。

次にSDカードの読み書き速度をCrystalDiskMarkで検証してみましょう。

カードリーダーによってSDカードの理論値がどこまで実現されているのか確認してみます。

使用したSDカードはSanDisk Extream PRO 64GB UHS-I U3 Class10です。

メーカーの仕様で理論値では読取り速度が最大95MB/sで書込み速度が最大90MB/sになっています。

SDカードの読み書き速度

上の写真がCrystalDiskMarkによるSDカードの読み書き速度の実速です。

理論値をほぼ損なうことなくデータ転送できるようになっているようですね。

このパソコンのSDカードリーダーはUSB3.0対応ポートで、USBカード以外にもCFカードやMicroSDカードを挿入できるようになっています。

HDのクリップをカット編集してみる

それではPremiereProをこのパソコンにインストールして、実際に動画編集をしてみましょう。

結論から先に言いますと、ハイビジョン解像度の動画編集ならサクサク進めることができるパソコンでした。

ここではその様子をなるべく数値化できるよう、CPUの使用率を確認できるWindowsのタスクマネージャーと、グラフィックボードの使用率を確認できるGPU-Zを用いて検証してみます。

クリックすると拡大します

シーケンス内に1トラックだけで動画編集を行ってみました。

滑らかに再生できます。

CPU使用率は10%前後、GPU使用率は5%以下の推移となっており、コマ落ちやカクツキは全く起きません。

HDのクリップを色補正してみる

次に色補正を行ってみます。

PremiereProでカラー補正機能を使った場合、GPU使用率が跳ね上がる傾向があります。

PremierePro Lumitri Preset:Fuji Eterna 250D Fuji3510

カラー補正プリセット(Lumitri Preset:Fuji Eterna 250D Fuji3510)を適用してみます。

クリックすると拡大します

色補正したクリップの上を再生ヘッドが通過する際のCPU使用率は数%上昇し、GPU使用率も上昇しました。

しかし、再生には問題なくさらに細やかな色補正を行うことができそうです。

マルチカメラ編集してみる

次にマルチカメラ編集を検証してみます。

PremiereProでは3つのトラックにそれぞれクリップを並べてネスト化し、「マルチカメラ編集」を有効にすることで、複数台のカメラで撮影した映像を簡単にスイッチングして編集することができます。

やり方をもう少し詳しく知りたい方は参考ページをご確認ください。

参考:Premiere ProCCでマルチカメラ編集を効率よく行う手順

クリックすると拡大します

マルチカム編集のようにトラックを増やして複数の動画クリップを重ねるとCPUの使用率は跳ね上がる傾向があります。

このパソコンで検証してみると、CPU使用率は30%位まで上昇し、時折50%近くまで上昇する場面もありました。

再生は問題なく行うこともできて、カクツキも起こりません。

PremiereProは「コマ落ちインジケーター」でコマ落ちをモニタリングすることができますが、マルチカム編集中のコマ落ちフレームも0となりました。

マルチカム編集も問題なく出来そうです。

書き出ししてみる

それでは最後に、編集した動画を書き出して、ファイルを出力するまでの時間がどのぐらいかかるか計測してみます。

書き出しにかかる時間はパソコンの性能だけが問題になるわけではありませんが、ひとまず購入の判断基準になると思うのでやってみますね。

クリックすると拡大します

PremiereProで動画編集を終えたら書き出し設定に進みます。YouTubeにも最適なH.264(mp4)に変換します。

動画の尺は10分6秒です。ビットレート設定は VBR(可変ビットレート)に設定し、ターゲットビットレート10Mbps、最大ビットレートは12Mbpsに設定して書き出しします。

クリックすると拡大します

書き出し中のCPU使用率は100%、GPU使用率は1%となっています。

おおよそ7分程度で書き出しが完了しました。動画の尺より短いのでまずまずといったところではないでしょうか。

15万円の予算で動画編集用パソコンをマウスコンピューターに組んでもらいました まとめ

こんな感じです。

数年前はフルHDで快適に動画編集するパソコンは20万以下で手に入れることができなかったのに、15万円以下でかなり快適にできるようになっていますね。

BTOパソコンはパーツを交換することも簡単なので、後々必要に応じてメモリやビデオカードを交換することも可能です。

低予算で動画編集をチャレンジしたい方にはおススメのPCです。

このエントリーで検証したマウスコンピューターの動画編集用PC

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DAIV-DGZ530S2-MVPR

インテル® Core™ i7-9700K
メモリ:16GB
グラフィックス:GeForce® GTX 1660 (6GB)
ストレージ:M.2 SSD(NVMe対応) 256GB + HDD 1TB

169,800円

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