※2023年1月に更新しました。
そろそろパソコン買い換えないと。
性能の良いパソコンをなるべく安く買いたいなあ..

動画編集に慣れている方はパソコンを買い替えるときに、低スペックのパソコンは避けるはずです。
長く使いたいなら安い低スペックPCはコスパ悪い!
とはいえ映像業界もコロナの影響を少なからず受けているので、なるべくイイパソコンを安いお値段で手に入れたいと考えるのも正直なところではないでしょうか。
そこでおススメしたいのが当サイトとマウスコンピューターのコラボ企画パソコンです。
おかげさまで7度目のリニューアルとなった最新モデルがリリースしました。
ここでは
この記事のポイント
✅DAIV Z7-MVPRはどんな性能のパソコン?
✅DAIV Z7-MVPRの長所と短所
✅DAIV Z7-MVPRで動画編集の検証
を解説します。
結論から先に言うと、動画編集の中~上級者向けのモデルになっています。
このままで使うも良し。カスタマイズしまくっても低価格に仕上がります。
予算は厳しいけど、アフターコロナでも動画制作でガンガン稼いでいきたい!
「動画でこの世界を明るくしたいぜ!」という気概のある方はぜひ参考にしてみてください。
このエントリーで検証する動画編集用PC
マウスコンピューターと当ブログのコラボ企画のパソコンでお買い得な製品です。
カスタマイズでCore i7-12700に変更可能です。

DAIV Z7-MVPR
CPU:インテル Core i5-12400メモリ:16GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce RTX 3050(8GB)
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB + HDD 2TB
DVDドライブ・UHS-II SDカードリーダー
電源:700W
168,000円(税込 184,800円)
目次
この動画で動画編集向けパソコンの失敗しない選び方を解説したので、ぜひ視聴してみて下さい。
マウスコンピューターの動画用パソコンってどんな感じ?

マウスコンピューター 大阪ダイレクトショップ
マウスコンピューターはフォトグラファーやイラストレーター、映像クリエイター向けのPCを「DAIV」というブランド名を冠して販売しています。
DAIVの製品価格帯は
イラストレーター向け < 写真・動画編集向け < 8K・VRコンテンツ向け < VFXクリエイター向け
のような順番で価格が上がっていきます。
どの分野でも複雑で細かい制作工程を行うプロのクリエイターは、標準的な価格よりも上のモデルを選ぶ方が多いです。
動画編集用パソコンでもフルHD、4K、8Kと用途によって性能差がかなり大きいので、ひとくくりに「動画編集用パソコン」と決められません。
マウスコンピューターのDAIVシリーズでは編集したい動画の解像度に合わせて最適な構成を提案してくれているのも魅力の一つです。
コラボモデル DAIV Z7-MVPRの特徴

DAIV Z7-MVPR
マウスコンピューターの担当者さんに
ミドルスペック以上でコスパ高のお買い得価格パソコン作ってください
と無理なお願いをしてみて構成してもらったのが DAIV Z7-MVPRです。
マウスコンピューターはブロガーやインフルエンサーの方とのコラボ企画のパソコンを販売しております。
レギュラー商品にくらべて特色のある仕様になっており、価格設定も安くブログ読者さんにオススメの製品です。
当サイトのコラボモデルはマウスコンピューターの担当者の方と相談しながら、動画編集の中~上級者向けのベースモデルとして構成してもらいましたよ。
そしてお買い得な価格設定にしてもらっています。
DAIV-Z7 MVPRの仕様
DAIV Z7 MVPR |
インテル Core i5-12400 プロセッサー 6コア12スレッド/ 2.50GHz/ TB時最大4.40GHz/ 18MB スマートキャッシュ |
GeForce RTX 3050(8GB) |
16GB (8GB×2/ デュアルチャネル PC4-21300 DDR4) |
1.M.2 SSD 512GB (NVMe対応/M.2規格/PCI Express x4 接続)
2.HDD 2TB Seagate Serial ATAIII |
・USB3.0接続 高速カードリーダー【3.5インチベイ取付】 ・DVDスーパーマルチドライブ |
販売価格:184,800円(税込) |
DAIV-Z7 MVPRはビデオカードにGeForce RTX 3050(8GB)を搭載しています。
After EffectsはもちろんDaVinci Resolveのようなグラフィックカード重視のパソコンが必要な方にも向いています。
この記事を書いている時点で、インテル CPUは第12世代が最新です。
Core i5-12400も動画編集には十分な性能を持っており、価格が安くなっているのでねらい目です。
DAIV-Z7 MVPRはマウスコンピューターのレギュラー商品 DAIV Z3またはDAIV Z5によく似た仕様で、高速カードリーダーとDVDスーパーマルチドライブを追加装備しているのも注目してほしいポイントです。

左:DAIV Z7-MVPR前面 中:DAIV Z7-MVPRフィルタ取り外し 右:DAIV Z7-MVPR背面
外観はこんな感じで、マウスコンピューターのクリエイターPC「DAIV」シリーズ定番の高級感あるケースとなっています。
メッシュのフタを外すとカードリーダーと光学ドライブが搭載されているのが分かります。

DAIV のパソコンケースのキャスター
パソコンの重量はおよそ12.3kgにもなりますが、キャスター付きなので持ち上げることなく移動できるのも嬉しいところです。

DAIVコラボモデルに標準搭載のSDカードリーダー
カードリーダーが本体に内蔵しているのもDAIV-Z7 MVPRの魅力的なポイントです。
しかもUHS-II対応のSDカードリーダーなので、プロ仕様の高速読み出しができるSDカードを使っている方も安心です。
カードリーダーを後から買い足さなくても良いのは嬉しい!
DAIV-Z7 MVPRはカードリーダーを別途購入することなく、撮影素材をすぐに読み込んで動画編集できますよ。
DAIV-Z7 MVPRのCPU性能
Core i5-12400は6コア12スレッドのCPUで 動作周波数は定格 2.50GHz、ターボブースト時は最大4.40GHzの周波数となります。
4K解像度の映像出力に対応したインテル第11世代CPU Core i7-11700とCore i5-12400、Core i7-12700のベンチマークスコアをPassMarkで調べてみました。

Core i7-11700とCore i5-12400、Core i7-12700のベンチマーク比較 参考:PassMark
総合スコアでは第11世代のCore i7-11700と僅差の性能となっております。

Core i7-11700とCore i5-12400、Core i7-12700のシングルスレッド性能比較 写真拡大
シングルスレッド性能ではCore i5-12400がCore i7-11700よりも優れています。
Core i5-12400はCore i7-11700よりも値段が安いので、価格を抑えたい場合はCore i7よりもむしろおススメのCPUです。
またCore i5-12400は最大メモリーサイズ128GBまで対応できるCPU性能で、内蔵GPUはIntel UHD Graphics 730を搭載しています。

DAIV Z7-MVPRのPCMARK10スコア
PCMARK10でDAIV Z7-MVPRのベンチマークスコアをPCMARK10で測定すると総合スコアは7281となりました。
その他の画像処理関連のスコアは以下となります。
Digital Contents Creation:9497
Photo Editing Score:10558
Rendering and Visualization Score:12295
ビデオ編集スコア:6599
DAIV Z7-MVPRのグラフィックカード

GeForce RTX 3050
このPCに採用されているビデオカード(グラボ)はNVIDIA GeForce RTX 3050です。
ビデオメモリは8GBとなっており、最大解像度は8K(7680×4320)で最大4台のモニターに映像出力可能です。
CUDAコア数は2,304個でブーストクロックは1.76GHzです。

GeForce RTX 3050と競合のビデオカードのスコア比較表 参考:PassMark
GeForce RTXはTensorコアとRTコアを追加し、従来のGTXシリーズよりもさらに滑らかな線描写と階調表現ができるようになっています。
RTXシリーズは高画質を追求するゲーミングPCユーザーには人気のグラフィックカードです。
GeForce RTX 3050はGeForce GTX 1660 SUPERを超える性能を持ちつつ、価格を抑えたコスパの良いビデオカードで動画編集用パソコンにもおすすめです。

DAIV Z7-MVPR の映像出力端子
ビデオカードには液晶ディスプレイに接続する端子が合計4つ用意されており、DispayPortが3つ、HDMI端子が1つとなっています。
DAIV-Z7 MVPRのメモリとストレージ
メモリカードスロットは4つで8GBメモリが二枚挿入されて16GBです。
最大128GB(32GB×4)までメモリを増強することができます。

DAIV Z7-MVPR のM.2 SSD
グラフィックカードとCPUクーラーのはざまにあるのが、DAIV-Z7 MVPRのメインストレージであるM.2 SSD NVMeです。
ヒートシンクが標準装備しています。
ビデオカードの下の部分にもM.2 SSDの空きスロットがあるため、デュアルM.2 SSDにすることも可能です。
このパソコンに搭載されているストレージの読み書き速度をCrystalDiskMarkでチェックしてみました。

M.2 SSD NVMeの読み書き速度

HDDの読み書き速度
NVMeのM.2 SSDの読込速度はシーケンシャルリード(読込速度)が2,399MB/sでシーケンシャルライト(書込速度)が1,790MB/sとなりました。
またHDDの読込速度はシーケンシャルリード(読込速度)が192MB/sでシーケンシャルライト(書込速度)が183MB/sとなります。
起動ディスク(M.2 SSD)の読み書き速度が速いほど動画編集ソフトのコマ落ちは軽減します。
マウスコンピューターでは購入時にSSDをアップグレードできるので、予算に余裕がある方はSSDをアップグレードするとさらに処理速度が速くなりますよ。
おススメは編集中の素材を保存する専用のディスク(500GB~1TB容量のM.2 SSDまたはSATAⅢ SSD)を追加装備することです。

サイドファンを装備したDAIV Z7-MVPR
DAIV Z7-MVPRはパソコンケースを開けてみると、側面にファンが備わっているのが分かります。
このファンがM.2 SSDやグラフィックカードを冷却するようになっています。
これはM.2 SSDが温度上昇でパフォーマンスが落ちないよう、M.2 SSDの周辺の熱を効率的に外へ放出できる設計になっています。

DAIV Z7-MVPRの大型CPUファン
またDAIV Z7-MVPRのCPUクーラーはインテル標準のCPUクーラーではなく、やや大型のCPUクーラーになっています。
これでCPUの性能がフルに発揮されそうですね。

DAIV Z7-MVPRの内蔵ハードディスク
内蔵ハードディスクはSeagate 3.5インチ 2TBです。
動画編集において、制作が終わった動画は一つのフォルダにプロジェクトファイルやBGM、撮影した動画ファイルをまとめてHDDに保存します。
フルHDの動画編集がメインであれば2TBは十分な容量です。
DaVinci ResolveやAfter Effectsで取り扱うファイルはサイズが大きくなるので、さらに大容量のHDDやSSDを追加するのも良いでしょう。
DAIV Z7-MVPRで4K動画編集を検証

撮影素材はSONY α7SⅢで収録
動画編集の検証で使用するクリップ素材はSONY α7SⅢで撮影したデータを使用しています。
検証内容は以下のとおりです。
検証内容
✅4K30P動画編集(α7SⅢ XAVC S-I 4K 422 10bit)
✅4K60P動画編集(α7SⅢ XAVC S-I 4K 422 10bit / XAVC HS 4K 422 10bit)
✅4K120P動画編集(α7SⅢ XAVC S-I 4K 422 10bit / XAVC S 4K 420 8bit)
動画編集ソフトはAdobe Premiere Proを使います。
ここでの検証はPremiere Proのプログラムモニターの画質設定をフル画質設定にして検証しています。
データをすべてCドライブに保存してPremiere Proを使って動画編集をします。
そしてPremiere Proの環境設定から ⇒ メディア ⇒「H.264/HEVC ハードウェアによる高速デコーディング」にチェック、「Intel」と「Nvidia」にもチェックが入っていることを確認します。
4K30P動画編集

α7SⅢ XAVC S-I 4K30P 422 10bit 写真拡大
まずは記録方式 XAVC S-I 4K30P 422 10bitの撮影データです。
文字タイトルとBGMを追加してプレビューした状態でのCPU使用率は48%前後を推移し、GPUの使用率は35%前後を推移します。
途中でカクつくことなく快適に再生できます。

α7SⅢ XAVC S-I 4K30P 422 10bit 編集時のコマ落ち
3分13秒のシーケンスを最初から最後まで再生したときに発生したコマ落ちは4フレームとなりました。
DAIV Z7-MVPRでα7SⅢの4K30Pの動画編集は問題なく出来ますね。
4K60P動画編集

α7SⅢ XAVC S-I 4K60P 422 10bit 写真拡大
次にα7SⅢの4K60P 記録方式 XAVC S-I 4K60P 422 10bitの撮影データです。
先ほどと同じように撮影素材をシーケンスに並べてカット編集し、文字タイトルとBGMを追加してプレビューします。
CPUの使用率が95~100%前後を推移し、GPUの使用率は43%前後を推移します。
メモリの使用量は10.6GBとなっています。
Premiere Proの環境設定ではメモリの使用率を初期設定のまま(16GBのうち11GB)にしており、4K60Pの編集でも範囲内には収まっています。

α7SⅢ XAVC S-I 4K60P 422 10bit 編集時のコマ落ち
4K60P編集時はCPUに対する負荷が大きいようですが、XAVC S-Iのデータでは3分のシーケンスを再生中のコマ落ちは発生しませんでした。

α7SⅢ XAVC HS 4K60P 422 10bit 写真拡大
次にXAVC HS 4K60P 422 10bitの撮影データで編集してみましょう。
CPUの使用率は常に100%となってしまいました。
メモリの使用量はむしろ減少して8.5GBとなり、GPUの使用率は3%前後で推移します。
XAVC HS 4K60P 422 10bitでは十分なビデオカード支援を得られないのかもしれません。

α7SⅢ XAVC HS 4K60P 422 10bit 編集時のコマ落ち
3分のシーケンスを再生終了すると、8626フレームのコマ落ちが発生しました。
プログラムモニターの映像はかなりカクカクしており、これではとても快適に動画編集は出来そうにありません。
4K120P動画編集

α7SⅢ XAVC S 4K120P 422 10bit 写真拡大
それでは次にDAIV Z7-MVPRでα7SⅢの4K120P(XAVC S 422 10bit)の撮影データを使って動画編集してみます。
フレームレートが60Pの倍になる120PになるとCPUの負荷はさらに大きくなると予想できます。
撮影素材と文字タイトル・BGMを乗せた状態でCPUの使用率は常に100%を推移します。
一方でGPUとメモリの使用率は少なく、GPU使用率は2%前後を推移。
メモリの使用量は8.8GB(56%)前後となっています。

α7SⅢ XAVC S 4K120P 422 10bit 編集時のコマ落ち
1分38秒のシーケンスを最初から最後まで再生した場合のコマ落ちは2682フレームとなりました。
XAVC HS 4K60P 422 10bitと同様にモニターの映像がカクカクして動画編集はやりにくいです。

α7SⅢ XAVC S 4K120P 420 8bit 写真拡大
次にα7SⅢ の4K120Pで記録方式はXAVC S 420 8bitの撮影データを使って編集します。
XAVC S 420 8bitはカラーグレーディングで調整範囲が狭く色が破綻しやすいので、カラーグレーディングをしない映像制作に向いています。
DAIV Z7-MVPRでXAVC S 420 8bitをカット編集してみると、CPUの使用率は12%前後を推移し、GPUの使用率は70%前後を推移します。
メモリの使用量は9GB程となります。
10bitに比べて8bitのほうがGPU支援が効いており、CPU負荷はかなり少ないようです。

α7SⅢ XAVC S 4K120P 420 8bit 編集時のコマ落ち
1分38秒の撮影データを再生したときにコマ落ちは発生しませんでした。
4K120Pでも4:2:0 8bitの映像データならDAIV Z7-MVPRで十分編集できますね。
4K⇒4Kの書き出し
次にDAIV Z7-MVPRで4K30P 10bitのシーケンスを書き出しするときに必要な時間を確認します。

α7SⅢ XAVC S-I 4K30P 422 10bit を4K30P書き出し 写真拡大
書き出し設定はH.264(mp4)、ビットレート設定は VBR(可変ビットレート)に設定し、ターゲットビットレート50Mbpsに設定して書き出しします。
DAIV Z7-MVPRではハードウェアエンコーディング(GPU支援のエンコーディング)が使用できます。
エンコーディング設定でハードウェアエンコーディングを選べない場合は、グラフィックカードのドライバーを最新にすることで解決できるはずです。
関連情報:ハードウェアエンコーディングに悩む方が知っておきたい5項目
ここではソフトウェアエンコーディングとハードウェアエンコーディングの書き出し時間を比較検証してみましょう。
DAIV Z7-MVPR エンコーディング時間 3分16秒の動画
Premiere Pro ハードウェアエンコーディング | 1分32秒 |
Premiere Pro ソフトウェアエンコーディング | 4分35秒 |

ハードウェアエンコーディング時

ソフトウェアエンコーディング時
ハードウェアエンコーディング時のCPUの使用率は95%前後を推移しながら時々100%まで上昇します。
GPUの使用率は83%前後で推移します。
動画の尺は3分13秒で1分32秒で書き出しが完了しました。
ソフトウェアエンコーディング時はCPUの使用率が常時100%を推移し、GPU使用率は30~50%の間で乱高下します。
ハードウェアエンコーディングよりも時間を要していますが、それでも4分35秒で書き出しが完了しています。
DAIV Z7-MVPRではグラフィックカード RTX 3050を活用することでエンコーディング時間も短く済み、連続の書き出しでも時間のロスは少なく済むでしょう。
DAIV Z7-MVPRのオススメポイント

DAIV Z7-MVPR
DAIV Z7-MVPRはフルHD~4K30Pの動画編集を快適にこなすスペックのデスクトップパソコンです。
これならYouTubeの動画を標準的に4K素材で制作するのも問題ないでしょう。
インテル 第12世代 Core i5-12400の性能の良さを実体験しました。
またDAIV Z7-MVPRはPremiere Proとの相性が良く、Premiere Proで編集する方ならいろんなことが出来そうです。
ただ、DAIV Z7-MVPRのちょっと惜しい点は、4K60Pの動画編集をするにはややスペック不足と思います。
4K60P編集するならCore i7-12700に変更したいところです。
α7SⅢのような10bitで撮影できるカメラを使って、カラーグレーディングを前提とした動画編集をしたい方は、CPUの変更やストレージやメモリをアップグレードしたほうが良いです。
おススメのアップグレードを後で解説しています。
DAIV Z7-MVPRの長所
DAIV Z7-MVPRの良い点はマウスコンピューターのレギュラー商品よりも価格設定が安く、カスタマイズの種類が豊富な点です。
他のBTOパソコンでも様々なカスタマイズ・アップグレードはできますが、DAIV Z7-MVPRのようにCPUまで変更できるのはそんなに多くはありません。

DAIV Z7-MVPR標準装備のDVDドライブ・カードリーダー
またDAIV Z7-MVPRはディスクドライブやUHS-II対応SDカードリーダーを標準搭載しています。
DAIV Z7-MVPRを用途に合わせてカスタマイズすると、ハイエンドの動画編集用パソコンを検討している方でも予算より安く買えると思います。
DAIV Z7-MVPRの動画編集検証 まとめ
こんな感じです!
マウスコンピューターさんに15~20万円の予算制限の中でできる限り性能の良い動画編集用のパソコンを構成してもらいました。
Premiere Proによる4K30Pのカット編集・カラーグレーディング編集は快適に作業できます。
カット編集なら4K60P・4K120Pでも作業に支障が出るほどではありません。
なお、DAIV Z7-MVPRは購入画面に進むとCPUやグラフィックカード、SSDなど変更し、ハイスペックなパソコンにアップグレードすることができます。
価格を抑えたDAIV Z7-MVPRをベースモデルにしてパーツを変更すれば、かなり割安感のあるBTOパソコンに仕上がるはずです。
4K60Pやカラーグレーディングを伴う動画編集をしたい方は下のカスタマイズ例を参考にしてください。
DAIV Z7-MVPRカスタマイズ例 |
Core i5-12400⇒Core i7-12700に変更 |
標準クーラー ⇒ [ 12cmファン×1基 ] Cooler Master Hyper 212 EVOに変更 |
メインストレージ(Cドライブ)を1TB NVMe SSD Gen4へアップグレード |
メモリ 16GB⇒ 32GBへ変更 |
700W電源 80PLUS BRONZE ⇒ 850W 80PLUS GOLDに変更 |
重要度は上から順になっています。
4K画質での複雑な動画編集でも耐えうるパソコンを求めるならCore i7-12700にアップグレードするのがオススメです。
カスタマイズの自由度の高さがBTOパソコンの最大のメリットです!
このエントリーで検証したマウスコンピューターの動画編集用PC
マウスコンピューターと当ブログのコラボ企画のパソコンでお買い得な製品です。
カスタマイズでCore i7-12700に変更可能です。

DAIV Z7-MVPR
CPU:インテル Core i5-12400メモリ:16GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce RTX 3050(8GB)
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB + HDD 2TB
DVDドライブ・UHS-II SDカードリーダー
電源:700W
168,000円(税込 184,800円)