※2022年6月に更新しました
Goproを購入したのはよいものの、パソコンのスペックが低くて動画編集できない方もおられるのではないでしょうか?
Goproはアクションカムとして有名ですが、いち早く4K撮影に対応したカメラのため古いバージョンでも画質はかなり良いです。
そして解像度の高い映像をハイフレームレートで撮影できることも相まって、Goproで撮った動画ファイルで編集するにはかなり高いパソコンスペックを要します。
GoProは小さいけど動画ファイルはデカイんですよねえ..
せっかく4K60Pで撮影したものの、その素材を使って動画編集をしようとすると、編集ソフトが何度もフリーズして編集できない。
プレビューするとカクカクしてスムーズに再生されないので編集しにくいなんてことになりかねません。
ここではGoproで撮った動画を快適に編集できるパソコンの選び方とオススメの動画編集向けPCを選りすぐって6台紹介しますよ!
目次
この動画で動画編集向けパソコンの失敗しない選び方を解説したので、ぜひ視聴してみて下さい。
2022年 GoProの動画編集にオススメのパソコンはコレだ
2022年以降にGoProで撮る高画質・高フレームレートの動画を編集するパソコンにオススメなのがマウスコンピューターのG-Tune EN-A-3060Tiです。
4K動画編集にも対応するハイスペックなパソコンでグラフィックカードにGeForce RTX3060 Tiが搭載しています。
決して安い値段ではありませんが、4~5年先も現役で使えるスペックなのでオススメします。

G-Tune EN-A-3060Ti
AMD Ryzen 5 5600XにM.2 M.2 SSDとHDDを搭載した4K編集対応モデルCPU:AMD Ryzen 5 5600X
グラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti 8GB
メモリ:32GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB + HDD 2TB
244,800円 ⇒ 206,800円(税込)
最新のGoProはどんな動画が撮れる?
この動画は最新のGoPro HERO10を先行して体験したユーチューバーのYusuke Okawa大川優介さんの商品レビュー動画です。
GoPro HERO9で従来製品よりもイメージセンサーが大型化し、5Kビデオが撮影できるようになりました。
さらにGoPro HERO10では4K120Pの高フレームレート撮影が実現しています。
このような機能はGoProならではの機能と言えます。
大川優介さんの動画ではGoPro HERO 10の仕様について5分42秒以降で解説されているので、ぜひ視聴してみてください。
GoPro HERO 10の主な仕様
ビデオ | 5K・4K・2.7K・フルHD |
最大ビットレート | 100 Mbps (2.7K、4K、5K) |
デジタルレンズ / FOV | SuperView、広角、リニア、リニア + ホライゾンレベリング、狭角 |
RAW 形式の写真撮影 | すべての写真モード |
タイムラプス | ナイトタイムラプス |
スローモーション
|
8x (2.7K, 1080p) |
ライブ ストリーミング | 1080p |
最新のGoPro HERO 10には防塵防滴・耐久性能や高フレームレート・高ビットレート撮影性能だけではなく、ナイトタイムラプスなど多彩な撮影機能が追加されています。
映像表現の幅はさらに増えますが、その分、動画編集には性能の良いパソコンを使う必要がありそうです。
GoPro動画向けのパソコンを選ぶときのポイント
GoProで撮影した動画に音楽を加えるだけならスマホやiPhoneの無料で手に入るアプリでも編集可能です。
ゴープロの編集ソフトはGoPro Studioが有名です。
Macで動画編集するならiMovieを使って編集するのも良いでしょう。
GoProで撮影した素材は一般的な動画編集ソフト(Premiere ProやFinal Cut Proなど)で編集できますが、4Kで撮影したデータの場合パソコンが重く感じられる場合があります。
GoProの動画編集が目的でパソコンを買い替える場合は以下のポイントに注意してパソコンを選んでみてください。
1メモリ
Goproの動画向けパソコンを選ぶときに、まず覚えておきたいのがメモリの大きさです。
安いメモリでも大丈夫かなと思いがちですが、メモリは大きなものにして下さい。
高いビットレートの動画を編集するときには扱うデータ量が大きいので、メモリをかなり消費します。
メモリが十分にないと、ソフトが落ちてしまったりフリーズを起こす原因になっており、編集中にストレスが溜まります。
ストレス無くサクサク動画編集作業をして行きたいときには、最低でも16GB以上を選んで下さい。
特にGoproの4K60Pで主に撮影したい方は、動画編集用のパソコンのメモリは32GBがオススメです。
映像編集のプロの方やGoproの動画編集に慣れている方は、メモリを消費しないコツを知っているかもしれません。
しかし動画編集に不慣れな場合はメモリに余裕があったほうが良いです。
2CPU
Goproの動画向けパソコンを選ぶときには、プロセッサーにも気を付けてください。
CPUは第11世代以降のIntel Core i7以上を選ぶのが良いでしょう。
Core i5では4K動画は動画編集のプレビュー時にカクついてしまいます。
CPUはパソコンを動かすためのエンジンのようなパーツですので、ポテンシャルが大きい方が編集しやすいです。
最新のIntel Core i7なら4K動画編集にも対応できるでしょう。
3グラフィックカード
Goproのように360度の動画を録画できるカメラを使う場合GPUについても忘れてはいけません。
GPUは編集した映像をチェックするときに、プレビュー画像をスムーズに写しだすための必須のパーツです。
もしGPUが処理能力の低いものだと、プレビュー画像がコマ落ちする現象が起きてしまいます。
動画がカクカクすることもあって、作業が思うように進みません。
GoProをフルHD以上の画質で使う場合は編集用パソコンにビデオメモリ4GB以上のGPUを搭載するのがオススメです。
2022年以降に購入できるBTOパソコンならエントリーモデルのグラフィックカードでもビデオメモリは6GBになっています。
NVIDIA GTXシリーズならGTX1660 Tiあたりが価格も安くてオススメです。
グラフィックカードを動画編集のパソコンで選ぶならどれが良い?
4保存容量
ストレージは出来ればHDDではなく、SSDがおすすめです。
HDDは安くて容量の大きな物が多いですが、書き込みや読み出しの速度が遅いのが難点です。
一方SSDはコストが高くなりますが、その分書き込みや読み出し速度が爆速なのでおすすめです。
一度SSDを使ってしまうともうHDDには戻れないほど、その速さにハマってしまいます。
SSDを買うときには、512GB以上の容量を選んで下さい。
特に360度の動画はデータ量が大きいので、あっという間にデータ容量はいっぱいになってしまいます。
何本か動画を編集しているとすぐに1TBをオーバーしてしまうほどです。
そのためCドライブにはSSDを。保存用ディスクには大容量のHDDを備えると万全です。
GoProの動画編集はノート型パソコンとデスクトップのどちらを選ぶべき?
Goproの動画向けパソコンを買うときに迷うのが、ノート型パソコンとデスクトップのどちらを選ぶかどうかです。
結論から言うと、Windowsのデスクトップパソコンのほうがコストパフォーマンスが高いです。
なぜならパソコンのパーツはデスクトップ用のほうが安いですし、後から追加や交換が簡単でアップグレードしやすいからです。
屋外で動画編集しないなら断然デスクトップがオススメです。
しかし、家にパソコンを置くスペースがない人や、出先で動画編集をする機会が多い人はノートパソコンの方が良いと感じるでしょう。
Goproの動画向けパソコンはメモリやストレージ、そしてCPUなどが高性能でなければなりません。
高性能であればあるほど動画編集作業は快適になりますし、より作品のクオリティアップに集中できます。
パソコンのポテンシャルが不足しているとパソコンが度々止まるのでストレスが溜まり、結果として作品のクオリティも下がってしまいます。
デスクトップPCなら、簡単にCPUやストレージ、メモリのバージョンアップができます。
もちろんノートパソコンでも、SSDの載せ替えやメモリの増設は可能です。
しかし、パソコンにあまり詳しくない人の場合は、少し難しく感じるでしょう。
家にスペースが十分あり、パソコンにあまり詳しくない人はデスクトップパソコンのほうが作業がしやすいですよ。
動画編集パソコンはノートパソコンとデスクトップどちらを選ぶほうが良い?
GoPro用動画編集にオススメのBTOパソコン
BTOパソコンショップではハイスペックなパソコンが比較的お手頃な価格で販売されています。
その中でもGoProで撮影した動画を編集するのに最適なパソコンを紹介します!
マウスコンピューターのGoPro編集におススメのノートパソコン
Goproの動画編集をノートパソコンで実現するならマウスコンピューターノートPC DAIV 5Pがオススメです。
デスクトップパソコンを置くほどのスペースが家やデスク周りにない人には最適です。
DAIV 5Pは、4GBのビデオメモリとなるGeForce RTX 3050 Laptop GPUを搭載し、GoProの高画質映像を滑らかにプレビューできます。
また高速で書き込みが出来るSSDも搭載しているので4K動画をフリーズすることなく編集できます。
メモリは16GBと32GB搭載モデルに分かれており、4K編集がメインの方は32GB搭載モデルで安心して動画編集できます。
デュアルストレージのノートパソコンを購入しようとすると高価格帯になりがちですが、このパソコンならお買い得価格です。

マウスコンピューター DAIV 5P
只今DAIV 5P プレミアムモデルがセール対象です。CPU:Core i7-11800H
メモリ:32GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce RTX3050 Laptop GPU(4GB)
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶
209,800円 ⇒ 189,800円(税込)
パソコンレビュー:DAIV 5Pで4K60P動画編集を検証 Windows11のアップデートがオススメです
ドスパラのGoPro編集向けデスクトップパソコン
続いてのGoProの動画編集におすすめのデスクトップパソコンに、BTOパソコンショップ ドスパラのクリエイターパソコン raytrek XSがあります。
raytrek XSは、第12世代インテル Core i7-12700 プロセッサーを搭載しています。
メモリには16GBが採用されており、ハードドライブには高速転送性能を持った500GBのM.2 SSD(NVMe接続)が搭載されています。
CPUとストレージの能力が高いのでマルチタスクを難なくこなせる上に、グラフィックカードもコスパの良さで人気のあるGeForce RTX 3050が動画編集性能を担保してくれています。

raytrek XS
ドスパラのGeForce RTX 3050+大容量ストレージ搭載動画編集用パソコンCPU:Core i7-12700
グラフィックス:GeForce RTX 3050 8GB GDDR6
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
194,980円(税込)
ドスパラのGoPro編集に最適なノートパソコン
ドスパラノートPC raytrek R5-AA6は、クリエイター向けのノートパソコンとして構成されています。
CPUにはインテル Core i7-12700Hが使われており、メモリは16GB PC5-38400です。
最新のGopro Hero10の動画編集パソコンとしておすすめの一台です。
SSDも書き込み速度の速いNVMe対応のSSDが搭載されています。
グラフィックカードはGeForce RTX 3060 6GBとミドルクラスの十分な性能である点も見逃せません。

raytrek R5-AA6
CPU:インテル Core i7-12700Hグラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB
メモリ:16GB PC5-38400
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB Gen4
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶
199,980円(税込)
パソコン工房のGoPro編集用デスクトップパソコン
Goproの動画編集パソコンとしておすすめしたいのが、ここで紹介するパソコン工房のデスクトップPCです。
このモデルはCore i7-12700を搭載しているため、高い処理能力が必要となる動画編集作業でも難なくこなしてくれます。
メモリも16GB搭載していますから、動画編集ソフトをストレス無く使用していけるでしょう。
自分がさらに強化したい部分をカスタマイズしやすいので、後から物足りないところを補強していけます。
デスクトップパソコンでも、ミドルタワーパソコンは拡張性の高さが魅力です。
動画をたくさん保存していくと、いつかストレージが足りなくなることがありますが、デスクトップなら簡単にハードディスクを増設できます。
パソコン工房のパソコンは拡張性の高いケースが採用されているので使いやすいです。

SENSE-M066-127-RBX
第12世代Core i7にビデオメモリ 12GBのグラフィックス搭載CPU:Core i7-12700
グラフィックス:GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
193,980円(税込)
パソコン工房のGoPro向けノートパソコン
パソコン工房のクリエイターPCブランド SENSEシリーズも、GoPro動画編集のためのおすすめパソコンです。
ここで紹介するノートパソコンは第11世代 インテル Core i7-11800Hが搭載されていて、かなり処理能力が高くなっています。
ディスプレイはノングレアパネルのフルHD液晶で、広々とした画面で動画編集に没頭できるのも魅力的です。
起動ディスクにはM.2 SSD NVMeが採用されており、容量が500GBあるので安心です。
グラフィックカードにGeForce RTX 3050 Tiが搭載されており4K動画にも対応可能です。

SENSE-15FX151-i7-PARX
CPU:インテル Core i7-11800Hグラフィックス:GeForce RTX 3050 Ti 4GB GDDR6
メモリ:32GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 1TB
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶
179,980円(税込)
GoProの撮影データで動画編集するのにおすすめのパソコン6選 まとめ
こんな感じです!
GoProの4K動画を編集するならなるべく新しいCPUのCore i7またはCore i9がオススメです。
またグラフィックカードはエントリーモデルでも十分です。
ただし、予算が少ないからといってCPUとメモリをケチると後悔することになるので気を付けて!
BTOパソコンショップのデスクトップPCなら後でパーツをアップグレードするのも簡単でなのでオススメです。