※2024年4月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。
動画編集はノートパソコンと
デスクトップパソコン、どちらを選ぶ方がイイ？？
パソコンにはいろいろな種類があります。
細かく分類していくこともできますが、大まかに分けるとまずは3種類、デスクトップパソコン、ノートパソコン、そしてタブレットPCに大別できます。
私が利用しているシェアオフィスでも小型のノートパソコンで動画編集作業している方を大勢見かけるようになりました。
ただ、動画編集を主な用途とするパソコンを選ぶ場合はまた事情も変わってきます。
動画編集用パソコンとして使うなら、デスクトップパソコン、ノートパソコン、そしてタブレットPCのうちどれが良いのでしょうか？
そしてその詳しい理由についてここで詳しく解説します。
記事監修者 大阪で映像制作会社を経営する傍ら、BTOパソコンで動画編集を検証するブログ「動画編集パソコン速報」を管理しています。 2017年から年間20台以上、累計100台以上のパソコン検証を実施してレポートしてきました。 PC通販サイトとコラボで動画編集用パソコンの企画や限定クーポンの配布も実施しています。
動画編集用のノートパソコンの選び方を動画で詳しく解説しました。ぜひご覧ください。
動画編集用途ならタブレットPCはキビシイ.. デスクトップが理想的
15.6インチのノートパソコン
動画編集用のパソコンとして使うのであれば、基本的にはデスクトップパソコンまたは15インチ以上のノートパソコンを使うのがおすすめです。
実際のところ、タブレットPCでも動画の編集ができないということはありません。
ソフトウェア自体はスペックが足りてさえいればちゃんと使えますが、コンパクトで持ち運びしやすく作られているタブレットPCはそもそも液晶モニターが小さく、動画編集はどうしてもしにくい部分があります。
やっぱりパソコン操作はマウスがイイ
またタッチパネル液晶は直感的に操作できるというメリットもあるのですが、動画編集に関してはマウスよりも操作が難しくなってしまう点が目立ちます。
動画編集はドラッグ＆ドロップを多く使うのでタッチパネル液晶やタッチパッドではかなりやりにくいからです。
HDMIケーブルでデュアルディスプレイにしたノートパソコン
とはいえノートパソコンでも、キーボードやマウスをUSBケーブルでつなげば動画編集はしやすくなります。
デスクトップ用の液晶モニターに外部出力すればデスクトップと同じような使い方も出来なくはありません。
ですがこれではタブレットPCの良さである持ち運びのしやすさ、コンパクトさが損なわれてしまいます。
そもそもここまでするのであればデスクトップパソコンや一般的なノートパソコンを選んだ方がずっと簡単で楽ですよね。
こういった理由で選択肢はおのずとデスクトップパソコンか通常のノートパソコンの二択に絞られるわけですが、このふたつのうちどちらが動画編集用パソコンにおすすめかといえば、やっぱりデスクトップパソコンです。
拡張性が高くカスタムしやすいのがデスクトップのメリット
拡張性の高さが魅力のデスクトップパソコン
デスクトップパソコンの特徴として、拡張性の高さが挙げられます。
拡張性が高いと、各種パーツを交換したり、新しいものを増やしたりといったカスタマイズがしやすいというメリットがあります。
この拡張性において、デスクトップパソコンはノートパソコンよりもずっと優れています。
特に拡張性の高いパソコンショップのデスクトップパソコンなら
デスクトップPCの魅力
✅CPUをより高性能なものに交換する
✅メモリーカードを買ってきて追加する
✅性能の良いグラフィックボードに取り替える
✅容量が減ってきたのでストレージ（HDD・SSD）を追加する
なんてことも簡単です。
その他にもいろいろなカスタマイズができるので、性能不足を感じたら好きなタイミングでスペックアップさせることができます。
また一部のパーツが故障したときも、そのパーツだけ交換して修理することで対応できます。
グラフィックカードを交換できるのがデスクトップPCの利点
動画編集では実際に作業に使ってみるうち、パソコンの性能をもっと改善したい点や強化したいパーツが出てくることもあります。
拡張性の高いパソコンショップのデスクトップパソコンであれば、後から比較的簡単にパーツの交換や増設ができるため、このように後から不満点が出てきた場合にも対応しやすいというメリットもあります。
ノートパソコンならサイズ大きめを選ぼう
小型のノート型CPUクーラー
ノートパソコンは、一定のサイズ以下に仕上げるため、そしてCPU等のパーツの発熱を抑えるために、ある程度性能を犠牲にしている部分があります。
多少性能を落とすことになったとしても、省スペースであることや小型化・軽量化を実現することに重きを置いているわけです。
そのため、ノートパソコンにはノートパソコン向けの、性能以外の部分も重視したパーツが搭載されることになります。
特にCPUとグラフィックカードはノートパソコン専用の製品となっており、デスクトップ用と比べると性能が幾分劣ります。
ノートパソコンのメモリ
また、デスクトップでは増設が簡単なメモリーもノートパソコンの場合は制約があり増設できない場合もあります。
とはいえ近頃は技術がかなり進歩してきていることもあって、ノートパソコン向けのCPUやグラフィックボードなどもかなり性能が良くなってきています。
特に15.6インチから17インチサイズのノート型パソコンの中にはデスクトップPCと同等のCPU・GPUを搭載しているハイスペックなパソコンも存在します。
ノートパソコンのM.2 SSDスロット
インテル第11世代以降のノートパソコンのマザーボードの中には起動ディスク用のM.2 SSDスロットの他にもう一つ空きのM.2 SSDスロットを備えている製品があります。
このようなノートパソコンであれば、保存ディスクとして使えるM.2 SSDを追加することができます。
OSやソフトウェアをインストールするM.2 SSD NVMeと撮影データを保存するM.2 SSD NVMeを分けて運用できれば動画編集において大きなメリットがあります。
外付けのSSDで拡張したノートパソコン
USB接続で使う外付けのSSDやHDDよりもマザーボードに直接接続するM.2 SSD NVMeのほうが、動画編集時のコマ落ちを抑えて快適に編集作業を進めることができます。
動画編集用ノート選びのポイント
✅持ち運びやすさを多少犠牲にしてでもサイズの大きいノートパソコンを選ぶ
✅外付けのSSDでデータ保存領域を拡張して使う
✅割高になることも覚悟する
✅高いスペックが必要なら、いっそ諦めてデスクトップを検討する
BTOパソコンショップのクリエイター向けパソコンや、ゲーミング用ノートパソコンから選ぶことで動画編集にも十分対応できる製品を見つけることができるでしょう。
それでもまだ不安が拭えない方は、やはり高性能のパーツを搭載したデスクトップパソコンがおすすめです。
ノートパソコン選びで失敗しない方法
動画編集向けのノートパソコンを選ぶ時は性能の良いCPUを選ぶのが鉄則です。
だけどパソコンに詳しくないと、どのCPUが良いのか分かりませんよね。
CPUのシングルスレッド比較 PassMark
CPUの性能を比較するのに一番良い方法はベンチマークを調べることです。
一般的なベンチマークの計測方法はベンチマークソフトをインストールして計測するのですが、ベンチマークを公開しているサイトで調べるのが手っ取り早いです。
中でもPassMarkは便利なので、購入を検討しているパソコンはPassMarkで性能比較してみるのがオススメです。
面倒な人はベンチマークを表示してくれているパソコンショップで購入すると良いですよ。
動画編集にオススメのノートパソコン3選
パソコンショップで販売している動画編集にオススメのノートパソコンを3つ選びました。
15.6インチで必要な性能兼ね備えながらも価格が抑えられたお買い得なノートパソコンを紹介します。
マウスコンピューターの4K対応クリエイターノート
DAIV Z6-I7G60SR-A
CPU：Core i7-13700Hメモリ：32GB PC5-38400
グラフィックス：GeForce RTX 4060 Laptop GPU（8GB）
ストレージ：M.2 SSD NVMe Gen4 1TB
液晶モニター：16型WQXGA（ノングレア/Dolby Vision対応）
シークレット価格 ⇒ 249800円（税込）
※当サイトはMouse様より特別に許可を頂いてシークレット価格のページを紹介しています
DAIV Z6-I7G5TSR-Aレビュー GH6で動画編集を検証してみるよ
ドスパラの動画編集向けノートPC
GALLERIA R5-RL5
CPU：インテル Core i7-13700Hグラフィックス：NVIDIA GeForce RTX 4050 6GB
メモリ：16GB PC4-25600
ストレージ：M.2 SSD NVMe 1TB Gen4
液晶モニター：15.6型フルHDノングレア液晶
199980円（税込）
※4月24日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい
パソコン工房の動画編集向けノートパソコン
LEVEL-15FX164-i7-RMSX
CPU：インテル Core i7-13700Hグラフィックス：GeForce RTX 4060 8GB GDDR6
メモリ：16GB PC4-25600
ストレージ：M.2 SSD NVMe対応 500GB
液晶モニター：15.6型フルHDノングレア液晶
183800円（税込）
