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raytrektab RT08WTレビュー 初めてのペンタブレットに最高

※2024年3月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。

ペンタブレットが欲しい!
初心者でも使いやすいのはどれ??

ペンタブレットが欲しいのは何もイラストレーターだけではありません。

オリジナルのキャラクターを描いてアニメーションを作りたい!

自分だけのSNSアイコンを作りたい!

なんて方もおられますよね。

イラスト制作を挑戦しようと思ったとき、やっぱり必要なのはペンタブレットです。

イラストを描いてみたいと思ったときに、気軽に買えるペンタブレットは一体どれでしょうか?

ここでは

この記事のポイント

✅初心者が知っておくべきペンタブレットの選び方

✅ペンタブレットはワコムを選ぶべきかどうか?

✅液晶タブレット raytrektab RT08WT を使った感想

を解説します。

raytrektab RT08WTのレビューをすぐに見る

ちなみに私はイラストのど素人ですが、ワコムの液晶タブレットを持っています。

なのでワコムの液タブとraytrektabがどう違うのか?
ぶっちゃけ初心者はどんなペンタブレットを買った方が良いか詳しく解説しています。

これから初めてペンタブレットを買おうと思っている方はぜひ読んでみてください!

※raytrektabは現在販売終了し、ドスパラ通販サイトではXP-PEN Artist 12を販売しています。

XP-PEN 液晶ペンタブレット Artist 12セカンド豪華版

✅Photoshop・SAI・Painter・Illustrator・Clip Studio・Open Canvas対応
✅フルラミネート加工
✅XP-PEN専用スタイラスペンを標準装備

27,859円(税込)

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ペンタブレットは3種類 初心者はどれを選べばよい?

ペンタブレット

ペンタブレットは3~5千円ほどで購入できるペンタブレットから、パソコンのように使える液晶タブレットまでたくさんの種類があります。

ペンタブレットは大きく三つに分類できます。

ペンタブレット 通称「板タブ」価格が安いのが特長。PCの液晶モニターでイラストを表示する。
液晶タブレット 通称「液タブ」液晶モニター搭載で、画面に直接ペンをなぞる。パソコンの接続は必要。
タブレットPC 液タブと見た目は同じですが、OSを搭載しているのでパソコンとして使える。なのでパソコン接続は不要。

初心者の方が手軽に始めるには、ペンタブレット(板タブ)が一番値段が安くて手に入れやすいでしょう。

持ち運びやすく軽いので、ノートパソコンと使うことで外出先でも手軽に使えるのがメリットです。

イラストレーター用液晶タブレット

これに対して液晶タブレットはペンを液晶モニターの上に直接なぞって描画するので、紙に描くのと同じ感覚です。

本格的なイラスト制作をする方は液晶タブレットを選ぶことが多いでしょう。

板タブよりも使いやすさは優れていますが、値段が3~5万円とやや高いのが難点です。

タブレットPCでイラストを描く

あと液晶タブレットと同じように使用できるのがタブレットPCです。

AppleのiPadやWindowsのタブレットPCにイラスト用のソフトをインストールしてスタイラスペンを使うことでイラスト制作ができます。

液晶タブレットと違うのはパソコンのOSを搭載しているため、パソコン並みの値段となる点です。
値段がネックではありますが、タブレットPCはイラスト以外の用途にも使えるため、先に紹介した本格的なイラスト用液晶タブレットより失敗がありません。

また、イラストに最適なタブレット用のペンやイラスト用ソフトを標準で装備するタブレットPCもあるので、一概にタブレットPCは値段が高いとは言いきれません。
後で紹介するドスパラのraytrektabは専用ペンとイラストソフト付きでお買い得な価格設定になっています。

ペンタブレットはワコムを選ぶべき?

ワコムのペンタブレット Cintiq Pro 16

ペンタブレットのメーカーではWACOM(ワコム)が有名で、日本市場で9割のシェアを持つと言われております。

ペンタブレット部門のワコム、BCN AWARD創設から20年連続受賞|ハーバー・ビジネス・オンライン

中でもCintiq シリーズがイラストレーターに人気がありますね。

ワコムのペンは他メーカーと比べると筆圧の段階がかなり幅広く、遅延が少ないので実物のペンに近い滑らかな線が描けるという定評があります。

ただしその分値段も高いため、これからイラストを始めようとペンタブレットを探してみたときにまず

「ペンタブはワコムにするか?それ以外にするか?」

という悩みが湧いてくるのではないでしょうか。

私は本業の動画制作では機材は「アウトプットのための投資」と考えており、なるべく妥協しない主義なので、初めてのペンタブもワコム製品を購入しました。

購入当初はもちろん満足していましたが、他メーカーのタブレット(raytrektab)を使ってみると考えが変わってきました。

使用頻度が少なくイラストのスキルが初心者の私にはワコムの液晶タブレットは完全にオーバースペックで、選択を誤ったと思います。

もちろん本気でイラストを始めようと思っている方にはワコムのペンタブレットは素晴らしい製品だと思います。

だけどイラスト初心者の場合、最初は低価格のペンタブレットで開始し、ある程度イラストスキルが上がってからワコムに移ったほうが幸せになれると思います。

それにタブレットPCならイラスト以外の用途にも使えるので、板タブ・液タブよりも満足度が高いでしょう。

raytrektab RT08WT を使ってみた感想


BTOパソコンショップのドスパラから発売しているタブレットPCで「raytrektab RT08WT」があります。

Windows10 Proを搭載したタブレットPCで、専用のデジタイザ―ペンとイラストで有名なソフトであるCLIP STUDIO PAINTのエントリー版「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」が付属します。

ワコム製デジタイザーを搭載するraytrektab RT08WT

ワコムは自社の製品技術を他社のタブレットにも提供しており、専用のドライバー「Wacom Feel Driver」をインストールしたタブレットとデジタイザーペンを使うことでワコムの製品と同等の使用感でイラストが描けるというものです。

ゲームユーザーに人気が高いドスパラが構成したタブレットPCに、ワコムのペンとタッチパネルの技術が備わったイラスト用タブレットPCがraytrektabシリーズです。

三菱鉛筆9800 デジタイザーペン(別売り)

今回、raytrektabの使用感を検証するためにドスパラさんから借りた raytrektab RT08WTには、CLIP STUDIO PAINT DEBUTのライセンスと標準デジタイザーペンの他に、別売りの三菱鉛筆9800 デジタイザーペンも合わせて使わせていただきました。

左:RT08WT 標準デジタイザーペン Stylus U2の先 右:三菱鉛筆9800のペン先

三菱鉛筆9800は三菱鉛筆とのコラボモデルで、製図用の鉛筆で有名なMITSUBISHI 9800と同じ素材とデザインです。

ペン先のみタブレット用となったレトロなかわいいデジタイザ―ペンです。

このペンにもワコムのfeel IT technologiesが搭載されていて、最大4096レベルの筆圧感知に対応するそうです。

付属の標準デジタイザーペンと比べると少し柔らかい感触で液晶画面に触れてみると少し粘りがある感じです。

ペン先の太さが違うので、自分が求める描写に合わせて使い分けることができますね。

raytrektabの購入特典 CLIP STUDIO PAINT DEBUT

raytrektabにはCLIP STUDIO PAINT PROの一部機能を制限したCLIP STUDIO PAINT DEBUTが購入特典として付属しています。

シリアルナンバーとダウンロードURLを利用することでインストールできます。

raytrektabは一般的なタブレットPCと同じような価格なので、一見するとパソコンショップらしいお値打ち感がなさそうに思えます。

だけどイラストに必須のアイテムが料金内に含まれていると考えるとリーズナブルな価格設定です。

私はCintiq Pro 16を買った後にCLIP STUDIO PAINT PROを一括払いで購入したので初期費用がもっと掛かってしまいました。

良く調べないで買うと余計にお金かかりますね?

raytrektab RT08WTの性能をさらに詳しく検証

raytrektab RT08WTの同梱品一式(三菱鉛筆9800は別売りオプション品です)

動画編集者の端くれとしてやっぱり気になるのはraytrektab RT08WTのPCとしての性能です。
競合になりそうなiPad Pro 11インチと比較しながら見ていきます。

raytrektab RT08WTとiPad miniの性能比較

raytrektab RT08WT iPad mini 7.9インチ 第5世代
CPU:インテル Celeron N4000
(1.10GHz-2.60GHz/2コア/2スレッド)
CPU:Apple A12 Bionicチップ
グラフィックス:インテル UHDグラフィックス600 (CPU内蔵) グラフィックス:Metal(CPU内蔵)
メモリー:8GB LPDDR4 メモリー:3GB
ストレージ:128GB SSD ストレージ:64GB
モニターサイズ:8インチ モニターサイズ:7.9インチ
重量:434g(Wi-Fiモデル) 重量:300.5g(Wi-Fiモデル)
販売終了しました 販売価格:50,380円(税抜)※2021年6月調べ

raytrektab RT08WTは2020年12月に発売した製品で、比較対象のiPad mini 7.9インチモデルは2019年3月に発売した製品です。

raytrektab RT08WTのほうが断然新しい製品なので、メモリ量や保存ディスク容量はraytrektabが優れています。

一方、raytrektabのCPUはCeleron N4000で、Apple A12 Bionicに敵いません。

だけど実はイラスト初心者の方ならraytrektabは十分な性能で、iPad mini 第5世代ほどのCPU性能は必要になることはありません。

メモリは8GBでイラスト制作には十分なメモリ量、ストレージはSSDの128GBでタブレットPCにしては容量が多めなのが確認できます。

現時点でMacのパソコンを持っている方はiPad mini 7.9インチのほうが正直おすすめと言えるでしょう。

しかし、現時点でWindowsのパソコンを使っている方や、Macを使ったことがない方はわざわざイラスト制作をするためだけにOSまで変えてしまうのは負担が大きいのではないでしょうか。

また、使用するイラスト用ソフトがMacに対応していない場合はiPadを使うメリットが見当たりません。

イラスト用途なら、専用ソフトとワコム仕様のタブレットペンを標準装備するraytrektabに軍配が上がりそうですね。

raytrektab RT08WT タブレットペンの使用感

raytrektab RT08WTで書き心地テスト

肝心のペンの書き心地です。自前のWacom Cintiq Pro 16 と比較してみました。

10万円以上の差がある液晶タブレットと比べるのはどうかと思いますが、イラストについてそんなに詳しくない私はこのぐらいの差がないとよく分かりません(笑)

伝わるかどうか分かりませんが、タブレットペンを使ってみたところを撮影してみました。
参考にしてみてください?

raytrektabでタブレットペンを走らせた感触は

タブレットペンの感想

✅ポインターの位置ズレの心配なし

✅追尾性能もまずまず

✅ちょっと滑りが悪いかもしれない。

って感じです。
思っていたほど悪くないどころか、むしろ初心者の私には十分の書き心地です。

ポインターの位置ズレがなくて、ワコムの技術が備わっているのは間違いなさそうです。

追尾性能も十分で違和感もありません。

標準で貼られている液晶フィルムのせいか、Cintiq Pro 16と比べると少しひっかかる感じもありますが、書き味が向上する液晶保護フィルムも別売りで何種類か販売されているので、交換するのも良いかもしれませんね。

入り抜き

線の入り抜きで抑揚をつけやすいのはやっぱりWacom Cintiq 16です。

線画のクオリティを格段にアップしたい場合はワコムの高級液タブのほうが期待できると思います。

だけど、そこまでこだわらないのであればraytrektabでも十分だと思いますよ。

raytrektab RT08WTのちょっと微妙なところ

raytrektab RT08WTを使ってみて、イラスト初心者の私レベルではぶっちゃけペンの感触に大きな差を感じることはありませんでした。

左:ワコム Cintiq Pro 16 のスタンド 右:raytrektab

だけどワコムの液タブを比較してみると、raytrektabにはスタンドがないのはちょっと残念さを感じるところです。

長時間イラスト作成に没頭しそうな方は角度調整が可能なタブレットスタンドを併用したほうが良いかもしれませんね。

RT08WT標準デジタイザーペン

あと、付属しているスタイラスペン Stylus U2には残念ながら高級感はありません。
フツーのスタイラスペンといった感じです。ただし替え芯も対応しているので長く使えるメリットがあります。

別売りの三菱鉛筆9800 デジタイザペンも替え芯対応ですが、Stylus U2の替え芯とは共通ではないようです。
(こっちのほうが鉛筆のような柔らかさがあって好み)

参考:三菱鉛筆9800 デジタイザペン替え芯 5本(エラストマー)|ドスパラ

raytrektab RT08WTのすごくイイところ

raytrektab RT08WT

raytrektab RT08WTの一番のメリットはやっぱりワコムの液晶タブレットやiPad miniに比べると値段が安いところでしょう。

ワコム仕様のデジタイザペンが2本標準で付属している上に液晶フィルムも標準装備して、CLIP STUDIO PAINT DEBUTも付いています。

USB-TypeCが備わっているため外付けSSDに接続すればデータ移動も高速です。microSDカードも挿入できます。

パソコン不要でネットを使ってデータを移動することも出来ますよ。

raytrektabとBelkin Thunderbolt 3 Dockを接続

パソコンと同じように使えます

またBelkin Thunderbolt 3 Dockのような電源供給できるようなUSB Type-C対応ハブを併用すると、映像をモニターに外部出力したり、キーボードやマウスも使ってパソコンとして利用することもできます。

ワコムの液晶タブレットを買うのは少々ハードルが高い.. でも板タブは古い。

タブレットPCなら、イラストソフトを使いこなせずに挫折しても最悪タブレットPCとして使えるかも!

イラスト制作に挑戦したいけど、ちょっぴり不安な初心者さんには最適です。

また、付属のCLIP STUDIO PAINTはAmazonの公式ガイドブックがKindle Unlimitedで無料で読めるほか、YouTubeで初心者向けのチュートリアル動画がたくさん用意されています。

イラスト制作初心者の方でも取り組めるような環境が整っているのでおススメのソフトです。

この記事のまとめ

こんな感じです!

イラストが描けるようになると、SKIMAやココナラのようなクラウドソーシングで仕事を受けることができます。

またYouTubeでマンガ動画を配信することも出来るので、アイディア次第で可能性は無限大です。

使いやすいイラスト用ソフトとデジタルペンを標準装備したタブレットPCがあれば、初心者の方でもすぐにイラスト制作に取りかかれます。

とは言ってもイラストは途中で挫折する人も多いですが、raytrektabならパソコンの代わりとして長く使うことが出来ますよ。

ワコムの液晶タブレットを買うか悩んでいる初心者さんにはぜひオススメです!

※raytrektabは現在販売終了し、ドスパラ通販サイトではXP-PEN Artist 12を販売しています。

XP-PEN 液晶ペンタブレット Artist 12セカンド豪華版

✅Photoshop・SAI・Painter・Illustrator・Clip Studio・Open Canvas対応
✅フルラミネート加工
✅XP-PEN専用スタイラスペンを標準装備

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