オススメ:動画編集は低価格でもOK!おすすめノートパソコン10選【2022年版】

パソコンレビュー

raytrek R7-AA7Tでi7-12700Hを体感!GH6の編集がサクサク快適です。

raytrek R7-AA7T のスペック

raytrek R7-AA7Tで動画編集を検証するよ!

インテル第12世代Core i7-12700H搭載のノートパソコン「raytrek R7-AA7T」を使ってレビューします。

結論を先に言うとLUMIX GH6で撮る4K60P・4K120Pの動画編集が快適に出来るノートパソコンです。

Premiere Proの使用感・書出し速度などの検証データを合わせて紹介します。

raytrek R7-AA7Tの購入を検討している動画編集者さんはぜひ読んで参考にしてください。

>>動画編集の検証をすぐに見たい方はコチラ

raytrek R7-AA7T

CPU:インテル Core i7-12700H 
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti 8GB 
メモリ:16GB PC5-38400 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB Gen4 
液晶モニター:17.3型フルHDノングレア液晶

264,980円(税込)

>>販売ページを見る


raytrek R7-AA7Tを使ってみた感想

raytrek R7-AA7T

raytrek R7-AA7Tを使ってみた率直な感想は「これ欲しい!」です(笑)

私はこれまで13.3インチ、14インチ、15.6インチのノートパソコンを使ってきて、17インチのノートパソコンを所有したことがありません。

ここ数年でノートパソコンの軽量化が進み、15.6インチでも軽々バッグに入れて持ち運べるようになりました。

動画編集をするなら可能な限り広いサイズの液晶ディスプレイを使いたいと思うはずです。

パソコン通販サイト ドスパラでは2022年春から強力なCPUとGPU性能を持った17.3型のノートパソコン「raytrek R7-AA7T」をリリースしています。

第11世代Core i7-11800Hでも十分だと思っていましたが、それより更に性能アップしたCore i7-12700H搭載のraytrek R7-AA7Tを体感して一気に欲しくなりました!

値段はやや高いのですが、この性能ならデスクトップパソコンが不要になるかもしれません。

raytrek R7-AA7Tの仕様

左:17.3インチのraytrek R7-AA7T 右:EIZO 24インチ液晶モニター ColorEdge CS230

raytrekはドスパラが販売するクリエイター向けパソコンの商品ブランドです。

その中でもraytrek R7-AA7Tは最新のインテルCPU「Corei7-12700H」を搭載したハイエンドクラスのノートパソコンとなります。

ドスパラ通販サイトにはraytrek R7-AA7Tと同じCPUを搭載してスペックが近い製品raytrek R5-AA6があります。

この両者の大きな違いは液晶ディスプレイのサイズで、raytrek R7-AA7Tは17.3インチのWQHD(2560×1440)の液晶ディスプレイになっているのが特長です。

raytrek17.3インチと15.6インチ液晶ディスプレイ搭載PCの仕様比較

raytrek R7-AA7T raytrek R5-AA6
17.3インチノングレア(非光沢)WQHD液晶
リフレッシュレート 165Hz
sRGBカバー率 100% AdobeRGBカバー率 約76%
15.6インチノングレア(非光沢)フルHD液晶
リフレッシュレート 60Hz
sRGBカバー率 100% AdobeRGBカバー率 約76%

従来のraytrekブランドのノートパソコンは色の再現性を重視した液晶ディスプレイとなっており、リフレッシュレートは主に60Hzとなっていました。

ゲーム用途のディスプレイでは140Hz以上のリフレッシュレートが求められるので、ドスパラ通販サイトのパソコンはゲーミングブランド「GALLERIA」のノートパソコンに140Hz対応のディスプレイを搭載しています。

ところがraytrek R7-AA7TはsRGBカバー率 100%である上にリフレッシュレート 165Hzとなっており、映像制作・画像編集・ゲームプレイの三つの用途でも最適なモニターが用意されていることになります。

またraytrek R7-AA7Tはメモリが最新規格のDDR5で16GB容量となっているのも魅力です。

raytrek R7-AA7Tのスペック

CPU Intel Core i7-12700H(14コア20スレッド)
メモリ 16GB DDR5 SO-DIMM(PC5-38400/8GBx2)
グラフィックス インテル UHDグラフィックス + Geforce RTX 3070 Ti
SSD M.2 SSD NVMe 1TB Gen4
重量 重量:2.3kg
価格 価格:264,980円(税込)2022年6月調べ

価格は税込み価格で約26.5万円。

動画編集用途のパソコンの中でもかなり高価な方なので、もう少し安価な製品に妥協したくなるところです。

しかし最新のCPUと高性能グラフィックカード、16GBの最新規格(DDR5)メモリと容量十分の1TB M.2 SSD Gen 4を搭載で全くスキがありません。

ここ最近の半導体需要と円安によってパソコンパーツが高騰している状況を考えると、お値段はむしろ抑え目なぐらいです。

ノートパソコンをメインにガッツリ動画編集・クリエイティブ・ライブ配信を考えている方にはこれほど頼もしいスペックは他に見当たらないかもしれません。

1raytrek R7-AA7TのCPUはRyzen 7-5800Xと同等性能

raytrek R7-AA7Tの外観

raytrek R7-AA7TのCPUはインテルの第12世代CPU Core i7-12700Hで14コア20スレッドです。

前世代のインテル Core i7-11800Hが8コア16スレッドであったので、コア数・スレッド数ともに増加しています。

またインテルCPUは第12世代以降二種類のコア( Performance-core(パフォーマンスコア)とEfficient-core(エフィシャントコア))が用意され、性能と電力効率を両立するように図られています。

Core i7-12700Hの性能はインテル前モデルから大幅な性能アップ。Apple M1 Max(10コア)、AMD Ryzenのデスクトップ用CPUとほぼ互角です。

Core i7-12700H/Core i7-11800H/Apple M1 Max 10コア/Ryzen 7 5800X ベンチマーク比較 参考:PassMark

PassMark Softwareによるベンチマークでは、Core i7-12700Hは総合スコアでApple M1 Maxよりも4928ポイント差を引き離しています。マジ?

前モデルのCore i7-11800Hよりも6138ポイント優れたスコアとなっています。

AMD Ryzen 7 5800Xとも性能差はほとんどありません。

Core i7-12700H/Core i7-11800H/Apple M1 Max 10コア/Ryzen 7 5800X シングルスレッド比較 参考:PassMark

シングルスレッド性能においてはAppleのM1 Max 10コアに128ポイント及びません。

一方でRyzen 7 5800Xよりも273ポイント優れたスコアを出しています。

いずれにせよCore i7-12700Hはデスクトップ用CPUのRyzen 7 5800XやApple M1 Max 10コアと引けをとらない性能が期待できるようですね。

2raytrek R7-AA7Tの RTX 3070 Ti ベンチマーク

raytrek R7-AA7TのグラフィックカードはGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを搭載しています。

RTXシリーズは30XX番台となり映像処理能力がさらに向上しています。

GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU 性能比較 参考:PassMark

PassMarkで確認したベンチマークスコアではデスクトップ用グラフィックカードのGeForce RTX 2080よりも上となっています。

ほぼ同じスコアのビデオカードにプロ向けGPUのRTX A4000があることから、GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUの性能の良さがうかがえます。

RTXはGTXシリーズにTensorコアとRTコアが追加されたグラフィックカードで、10bit 映像出力にも対応しています。

ノートPCのGPUはデスクトップのGPUに大きく劣るという私の偏見は完全に払しょくされた感じです。

PCMARK10でraytrek R7-AA7Tのベンチマークを計測 画像拡大

Blackmagic RAW Speed Testでraytrek R7-AA7Tのベンチマークを計測 画像拡大

PCMARK10でベンチマークを計測してると総合スコアは7457、写真編集のスコアは14556、レンダリングスコアは14464、ビデオ編集スコアは6863となっています。

DaVinci Resolveのベンチマークソフト「Blackmagic RAW Speed Test」ではCPUが8K30Pまで対応でき、GPUについては8K60Pにも対応できるようです。

もはやデスクトップPCクラスのベンチマークスコアです。

3raytrek R7-AA7Tのメモリとストレージ

WQHD ノングレア液晶搭載のraytrek R7-AA7T

raytrek R7-AA7Tはメモリ容量が16GBで、ドスパラ通販サイトで購入する場合は最大64GBまで増設できるようになっています。

この値段で16GBかーと思いきや、最新規格のDDR5メモリで後から気がついて驚きました。

最新のDDR5メモリは発売当初から品薄状態が続き入手困難であったため、DDR5を標準搭載したraytrek R7-AA7Tの動画編集におけるパフォーマンスは期待大です。

また、raytrek R7-AA7Tのストレージは標準で1TB。しかもPCIe 4.0(NVMe Gen 4)のM.2 SSDです。

raytrek R7-AA7TのSSD 読み書き速度

CrystalDiskMarkでraytrek R7-AA7TのM.2 SSDの読み書き速度を調べてみました。

シーケンシャルリード(読込)は6,728MB/s、シーケンシャルライト(書込み)は5,032MB/sという結果となりました。スゴイ。

Windowsの起動も早く、Premiere ProやDaVinci Resolveもおよそ8秒ほどで起動できました。

そして注目は2ndストレージにM.2 SSDをもう一枚追加することができる点です。危うく見逃すところでした。

残念ながらドスパラ通販サイトのカスタマイズでは対象外になっているので、追加する場合は自己責任になってしまいますが..

動画編集では起動ディスクと編集データを保存するディスクを別々のM.2 SSDで分けることで動画編集の快適さが増します。

M.2 SSDは外付けのSSDよりも処理速度が早いので、RAWや4:2:2 10bitの動画編集をする方ならぜひ追加して使いたいところです。
また2ndストレージはメインのストレージと同程度のSSDを使うのがおススメです。

4raytrek R7-AA7Tの外観とインターフェース

raytrek R7-AA7Tの外観とインターフェース(接続端子)をチェックします。

インターフェース(接続端子)

raytrek R7-AA7Tの右側面

raytrek R7-AA7Tは右側面にUSB3.2 Gen 1の端子が2つとmicroSDカードスロットが備わっています。

raytrek R7-AA7Tの左側面

左側面にはUSB3.2 Gen 2端子とヘッドホン出力端子、マイク入力端子をそれぞれ一つづつ装備。

そしてケンジントンロックも備わっています。

raytrek R7-AA7Tの背面部

raytrek R7-AA7Tの背面にはLAN端子、HDMI(2.1)端子がそれぞれ1つづつとThunderbolt 4(USB Type-Cと同形状)、電源アダプターの差込口が備わっています。

raytrek R7-AA7Tに備わるThunderbolt 4

背面に備わるThunderbolt 4は最新規格です。

Thunderbolt 4は最大40Gb/sのデータ転送や外部ディスプレイへの映像出力ができるようになっています。

またThunderbolt 4はUSB Type-C形状のすべての規格(USB 3.2 Gen1・USB 3.2 Gen2・USB 3.2 Gen2×2)とThunderbolt 3とも互換性があります。

ドスパラのraytrek R7-AA7T 機能解説

raytrek R7-AA7Tの販売ページではThunderbolt 4が搭載していることについてさりげなく紹介していますが、実はこれによってノートPC周りの利便性が格段に向上します。

外部モニターへの出力はもちろん、ライブ配信スイッチャーの接続でも使えるので、とても重要な接続端子となるはずです。

raytrek R7-AA7T にThunderbolt 4 ドックステーションを使用

例えば最近クリエイターの間で人気のThunderbolt 4 ドックステーション(ハブ)を使えば、ケーブルを一本挿すだけであらゆるデバイスに接続することができるようになります。

raytrek R7-AA7TのThunderbolt 4 を用いた周辺機器接続の例

過去に私が購入したOWC Thunderbolt Dock を用いて上の図のような接続を試みてみました。

Thunderbolt Dock経由でライブ配信用スイッチャーATEM Miniへ接続し、いつでも簡単にライブ配信やウェブ会議を開始することができるようになりますよ。

Thunderbolt 4はMacの専売特許のように考えられがちですが、BTOパソコンショップのクリエイター向けハイエンドノートに少しづつ備わりつつあります。

ドスパラで販売するノートパソコンの中では、raytrek R7-AA7T以外にはここで紹介した15.6インチのraytrek R5-AA6にもThunderbolt 4が備わっています。

raytrek R7-AA7Tの厚さ

raytrek R7-AA7Tのサイズは39.5×26.2mmで厚さは背面で2.5cmあります。
薄型超軽量!とはいいませんが、ビデオカードを搭載している17.3インチのノートパソコンにしてはかなり健闘しているほうだなーと思います。

パソコン本体は2.3kgで軽いほうではありません。だけど持ち歩きに苦痛を感じるほどではありません。

やや大きめのカメラバッグであれば入るでしょう。

液晶ディスプレイ

raytrek R7-AA7Tの液晶モニターのベゼル。かなり狭い

raytrek R7-AA7Tの液晶ディスプレイはベゼルが狭く、縦は9.0mm、横は4.5mmで隅々まで画面が広がっています。
映り込みは全く気になりませんし、視野角もまずまずといった感じです。

raytrek R7-AA7Tの液晶ディスプレイ下の間隔

画面下の方の間隔は1.9cmほどです。
ノートパソコンで動画編集ソフトを使うと画面の狭さが気になることがありますが、さすが17.3インチです。

raytrek R7-AA7Tを手に入れたら、液晶ディスプレイはまず大満足するはずです。

キーボード

raytrek R7-AA7Tのキー配列

raytrek R7-AA7Tのキーボードはテンキー付きの日本語配列キーボードで、バックライトも備わっているので暗がりでもキーを正確に打てます。

初期設定ではシンプルな光源ですが、Control Centerというアプリで色を変更することもできます。

raytrek R7-AA7Tのキーピッチ

キーピッチは19mmで、キーストロークは約1.5mmです。

raytrek R7-AA7Tのテンキー周り。エンターキーやFキーがやや小さい

ちょっと気になった点はテンキー部分にEnterキーがなく、画像中央のEnterキーで共通となっている点です。

またEnterキーが横長で押しにくく、BackSpaceキーとの間にも一つキーが割り込んでいます。

After Effectsで数値入力の設定することが多い方は最初結構戸惑うと思います。

raytrek R7-AA7Tのキー配列

キーの重さは軽くもなく、重くもなく。良い感じです。

raytrek R7-AA7TでPremierePro動画編集を検証

動画編集の検証で利用したLUMIX GH6

それではraytrek R7-AA7Tで動画編集を検証してみます。
Panasonic LUMIX GH6で撮影したデータを使用します。
4K60P・4K120P・6K30Pで撮影しています。

それぞれの詳しい記録方式は以下になります。

使用した映像データ

✅LUMIX GH6 4K60P動画編集(MOV LongGOP 4K59.94p 422 10bit 200Mbps HLG)
✅LUMIX GH6 4K120P動画編集(MOV LongGOP 4K119.88p 420 10bit 300Mbps HLG)
✅LUMIX GH6 6K30P動画編集:(MOV LongGOP 6K29.97p 420 10bit 200Mbps HLG)

データをすべてCドライブに保存してPremiere Proを使って動画編集をします。

環境設定 ⇒ メディア ⇒「H.264/HEVC ハードウェアによる高速デコーディング」にチェック、「Intel」と「Nvidia」にもチェックが入っていることを確認します。

またPremiere Proのプログラムモニターは常時「フル画質」を設定しています。

4K60P編集

raytrek R7-AA7Tで4K60P 422 10bit カット編集 画像を拡大

まずはraytrek R7-AA7Tで4K60Pの動画編集を行ってみます。
最初にLUMIX GH6で撮影したMOV LongGOP 4K59.94p 422 10bit 200Mbps HLGでカット編集・テロップ・BGMを挿入してみます。

再生中のCPU使用率は48%前後を推移し、内蔵GPU(インテルUHDグラフィックス)の使用率は7%前後を推移。
GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUは42%前後を推移します。

パソコンへの負担は少なく、サクサクと再生し軽く動画編集ができます。

コマ落ちインジケーターで0フレームのコマ落ち

2分04秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生すると、コマ落ちインジケーターでは0フレームのコマ落ちとなりました。

4K60P 4:2:2 10bitの1トラック編集ならまず問題になりません。問題なく編集できます。

raytrek R7-AA7Tで4K60P 422 10bit カット編集 画像を拡大

次に同じシーケンスで、カラーグレーディングを実施します。

タイムラインに調整レイヤーを追加してLumetri カラーで基本補正、クリエイティブを使ってカラーグレーディングを行いました。

その際のCPU使用率は44%を推移し、内蔵GPUの使用率は9%、GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUの使用率は44%前後で推移します。

カット編集時とほとんど変わらない負荷となっております。

コマ落ちインジケーターで0フレームのコマ落ち

シーケンスを最初から最後まで再生して発生したコマ落ちは0フレームです。

この状態なら4K60P 4:2:2 10bitのカラーグレーディングも問題なく実施できます。

4K120P編集

raytrek R7-AA7Tで4K120P 420 10bit カット編集 画像を拡大

次にraytrek R7-AA7Tで4K120Pの撮影素材を使った編集を試みます。

通常フレームレートが大きくなるほどパソコンへの負荷も大きくなりますが、4K120Pではどうでしょうか。

GH6 で撮影したMOV LongGOP 4K119.88p 420 10bit 300Mbps HLGのデータを4K30Pのシーケンスに並べてカット編集・テロップ・BGMを挿入してみます。

再生中のCPU使用率は22%前後を推移し、内蔵GPU(インテルUHDグラフィックス)の使用率は30%前後を推移。
GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUは29%前後を推移します。

4K120Pではありますが、420 10bitのためパソコンへの負担はそれほど大きくないみたいで、サクサクと再生し軽く動画編集ができます。

コマ落ちインジケーターで0フレームのコマ落ち

2分00秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生すると、コマ落ちインジケーターでは0フレームのコマ落ちとなりました。
4K120P 4:2:0 10bitも余裕ですね。

6K30P編集

raytrek R7-AA7Tで6K30P 420 10bit カット編集 画像を拡大

次にLUMIX GH6で撮影したアナモフィック 6K(4992×3744)29.97P 4:2:0 10bit(MOV)の素材を使って編集してみます。

6K素材は最終的に4Kで書き出しする場合、クロップができるので非常に便利な記録方式です。

CPUの使用率は11%前後を推移し、内蔵GPUは24%前後、グラフィックカードの使用率は35%前後を推移します。

コマ落ちインジケーターで0フレームのコマ落ち

2分のシーケンスを再生した場合のコマ落ちフレームも0フレームとなり6K30Pも余裕です。

raytrek R7-AA7TはLUMIX GH6で撮れる4K・6Kすべての記録方式で快適に動画編集できるでしょう。

4K60P⇒4K60P書き出し

raytrek R7-AA7Tで4K60P 420 10bit 書き出し 画像を拡大

次にraytrek R7-AA7TとPremiere Proで書き出しテストを行います。

書き出したのはMOV LongGOP 4K59.94p 422 10bit 200Mbps HLGの編集したシーケンスです。

書き出し設定は4K60Pシーケンス(2分04秒)からH.264の4K(UHD 3840×2160)、ターゲットビットレートは50MbpsのVBR 1パス。

ハードウェアエンコーディングとソフトウェアエンコーディングでそれぞれ書き出し時間を計測します。

書き出し時間はそれぞれ以下のようになりました。

4K60P 書き出し(2分04秒の動画)

ソフトウェアエンコーディング 3分55秒
ハードウェアエンコーディング 1分38秒

ハードウェアエンコーディングについては以下の記事で詳しく解説したので、ご存知ない方は合わせて読んでみてください。

関連情報:ハードウェアエンコーディングに悩む方が知っておきたい5項目

ソフトウェアエンコーディング時

ハードウェアエンコーディング時

書き出し時のCPUやGPUの使用率もチェックしてみました。
ソフトウェアエンコーディングではCPUの使用率が86%で内蔵GPUは1%、グラフィックカードの使用率も1%となりました。

書き出し時間は2分04秒のシーケンスを3分55秒で書き出し完了しています。
ここ最近検証したパソコンではソフトウェアエンコーディングでもビデオカードのGPUも使用される傾向がありましたが、GeForce RTX 3070 Tiでは1%前後となっていたのが気になりました。

編集前にドライバーも更新したのですけどねえ..

続いてハードウェアエンコーディングではCPUの使用率が60%前後で推移し、内蔵GPUは2%、RTX 3060 Laptop GPUの使用率が98%となります。
書き出し時間はハードウェアエンコーディングの方が断然速く、2分04秒のシーケンスを1分38秒で書き出し終了することができました。

もっとエフェクトを多用したり複雑な編集を行った場合は、書き出し時間がもう少し延長されると思います。

raytrek R7-AA7T スゴイ性能ですね!
私はデスクトップの編集をメインとしていますが、raytrek R7-AA7Tならデスクトップ機の代替として使っても良いぐらいです。

raytrek R7-AA7Tでライブ配信環境を整えてみる

ATEM Miniとraytrek R7-AA7Tでライブ配信

次にraytrek R7-AA7TにOBSをインストールしてライブ配信を実施してみます。
リモート会議の需要増で人気となったライブ配信用スイッチャー ATEM MiniをUSB Type-Cケーブルで接続し、webカメラとしてraytrek R7-AA7Tに認識させます。

利用したカメラもGH6でATEM MiniとHDMIケーブルで接続します。
ATEM Miniは最大解像度フルHD(1920×1080)、フレームレートは60FPSでライブ配信できるので、今回の検証でもフルHD 60P配信に設定してみます。

raytrek R7-AA7TでOBSの自動構成ウィザードを使ってみる

OBSは自動構成ウィザードを使うと、PC性能やネットワーク環境に合わせて最適なエンコーダを選んでくれます。

raytrek R7-AA7Tでは配信エンコーダ・録画エンコーダともにハードウェア(NVENC)エンコーディングが選ばれています。

raytrek R7-AA7TはGeForce RTX 3070 Tiの支援で問題なくライブ配信・同時録画に対応できるようです。

raytrek R7-AA7TでOBSによるYouTubeライブ配信をしてみる 画像拡大

YouTubeライブによるテスト配信・同時録画を行います。

raytrek R7-AA7Tは画面が広いので、OBSの画面を縮小してYouTubeの管理画面を横で表示しても狭さを感じさせず、快適に配信できます。

15分程raytrek R7-AA7Tで配信・同時録画を実施してみたところ、ストリームの状態は「非常に良い」となり、ドロップしたフレームも0となりました。

raytrek R7-AA7T ライブ配信中のCPU・GPU・メモリの動き

その間のCPU・GPUの動きを確認してみました。

CPUの使用率が9%前後を推移し、GPUの使用率は76%前後で推移しています。

メモリの使用量は7.4GB(23%)となり、余裕のあるライブ配信ができるのが分かりました。

raytrek R7-AA7Tの長所と短所

raytrek R7-AA7T

raytrek R7-AA7Tは動画編集・ゲームに十分な役割を果たしてくれるノート型パソコンです。

動画編集ソフトの起動も早く、RTX 3070 Tiによってデコードも軽快で立ち上げて速やかに編集に取り掛かれます。
ハードウェアエンコーディングを選ぶことで書き出しも早く、Premiere Proによる4K60P 422 10bitのカラーグレーディングを伴う動画編集で不満を感じることはないです。

raytrek R7-AA7Tのリフレッシュレート選択

一つ残念なのは液晶ディスプレイのリフレッシュレート設定が165Hzと40Hzしか選択できず、動画編集でちょうど良い60Hzの設定ができません。

また、液晶ディスプレイは17.3インチと広いのですが、依然としてノートパソコンのディスプレイは10bitで表示できず8bit表示になります。

HDRの動画編集やカラーグレーディングのモニター確認は、やっぱり10bitに対応する専用の液晶モニターを使う必要があるでしょう。

一方でUSBの端子は全てUSB3.2 Gen1以上でThunderbolt 4も搭載し、データの転送や映像の外部出力に申し分ない性能を持っています。

Thunderbolt 4 対応のドックステーションをraytrek R7-AA7Tと併用することで、ライブ配信スイッチャーやオーディオインターフェース、デスクトップ用ディスプレイに1本のケーブルで接続できて非常に便利です。

確かにM1 Macも魅力的ですが、価格とコストパフォーマンスで考えると断然raytrek R7-AA7Tのほうが上になります。

「どうしてもMacでないとダメな理由」を冷静に考えられるクリエイターさんは、今選択肢がかなり広がっていることを幸せに思えるはずです。

まとめ raytrek R7-AA7Tはこんな人におすすめ

raytrek R7-AA7Tを使って動画編集とライブ配信で使ってみることで、その性能の良さを十分実感することができました。

こんな人にオススメ

✅シェアオフィスで集中して動画編集したい方
✅ライブ配信用のノートパソコンが欲しい方
✅デスクトップPCの代わりにノートPCを使い作業用デスクをスッキリさせたい方

外でのライブ配信は持ち出す機材が他にもたくさんあるので、raytrek R7-AA7Tのように端子がしっかり備わったノートパソコンが重宝します。

コロナ中のリモートワークを少しでも快適にしたい方はraytrek R7-AA7Tがおススメです!

raytrek R7-AA7T

CPU:インテル Core i7-12700H 
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti 8GB 
メモリ:16GB PC5-38400 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB Gen4 
液晶モニター:17.3型フルHDノングレア液晶

264,980円(税込)

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