オススメ:動画編集は低価格でもOK!おすすめノートパソコン10選【2021年版】

パソコンレビュー

DAIV 4Nレビュー PCIe Gen4がおススメのノートPCです

※2021年11月に更新しました。

2021年6月1日に発売開始となったDAIV 4Nをマウスコンピューターさんに借りてレビューします。

DAIV 4Nは14インチのクリエイターノートでマウスコンピューターのDAIVシリーズでも人気の製品です。
今回のリニューアルでインテル第11世代のCore i7に刷新されています。

また、同時にメモリとストレージを増強したDAIV 4N-Hもリリースとなっているので、スペックを求める方の選択肢も用意されています。

ここではDAIV 4Nの機能と動画編集用途で使った感想を中心に解説いたします。

マウスコンピューター DAIV 4N

CPU:Core i7-1165G7
メモリ:16GB PC4-25600 DDR4 SODIMM
グラフィックス:GeForce GTX 1650 Ti (4GB) / インテル® Iris® Xe グラフィックス
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
液晶モニター:14型フルHDノングレア液晶

153,780円(税込)

販売ページを見る


DAIV 4Nを使ってみた感想

マウスコンピューターの14インチノートは今回レビューするDAIVシリーズの他にmouseシリーズでも取り揃えられています。

そのため選択肢は豊富ですが、画像や動画の編集、イラストの制作といった用途で使うならDAIVシリーズがおススメです。

その理由はDAIVシリーズのほうが性能の良いグラフィックカードを搭載したパソコンが大半だからです。

DAIV 4NはGeForce GTX 1650 Tiを搭載しています。

とはいってもGeForce GTX 1650 Tiはエントリーモデルのグラフィックカードなので、GeForce RTXシリーズのようなグラフィック性能は持っておりません。

そのため使う前はそれほど期待をしていなかったこともあって、動画編集の検証では思っていた以上の性能を発揮したのに正直驚きました。

またDAIV 4NはThunderbolt 4の接続端子を装備し、ストレージの規格がPCIe Gen4となっているのが最大のウリです。

Thunderbolt 4はThunderbolt 3の次世代規格で、40Gbpsのデータ転送速度を実現できます。

主な用途で考えられるのは、4K液晶ディスプレイへの映像出力やeGPU ボックスといった機器に接続してグラフィックカードを外付けできるといった用途が思いつきます。

また、USB Type-Cで接続できる外付けSSD利用すれば、映像データをわざわざパソコンに移さなくてもデータの遅延なく動画編集できるといったメリットもあるでしょう。

Thunderbolt 4はまだまだ他メーカーのパソコンでも搭載していることはほとんどなく、マウスコンピューターは先駆けて搭載してきています。

またこの他にもUSB Type-C端子が一つ備わっているので、周辺機器への拡張性が非常に優れており、これまでのラップトップにはない便利さを感じました。

DAIV 4Nの長所と短所

DAIV 4NのCPUは第11世代のインテル Core i7で「IRIS Xe」という最新の内蔵グラフィックスを搭載しています。

そのせいなのか、動画編集の快適性がずいぶん高くなっており、4K30Pの動画編集ではコマ落ちがほとんど発生することはありませんでした。

「Premiere Proによる4K動画編集はフル画質設定で行うなら、最低でも6GB以上のビデオメモリを搭載したパソコンが欲しい」という私の考えはどうやら覆りそうです。

一方でDAIV 4Nには残念な点が一つあります。

それは、せっかくPCIe Gen4対応なのに、標準搭載のストレージがPCIe Gen 3のM.2 SSDである点です。

PCIe Gen4対応のノートPCはまだ数が少なく、PCIe Gen4のM.2 SSD(読み書き速度5000MB/s前後)を搭載すれば、PCの起動や動画編集の処理速度に好影響を与えるはずです。

ところが標準装備のM.2 SSDはPCIe Gen 3(読み書き速度2000~3000MB/s前後)。

これはもう「なんでやねん」という他ありません。

デスクトップタイプのBTOパソコンなら自分でも簡単に部品交換したりカスタマイズできるので、購入時に多少スペックが低くても大した問題になりません。

だけどノート型パソコンは購入後のカスタマイズが難しく、特に薄型のノートに至っては本体の分解中にケースを破損してしまうこともあります。

潜在能力は高いのに標準モデルではフルに発揮できないなんて..

マウスコンピューターの公式通販サイトでは購入時のカスタマイズでPCIe Gen4のM.2 SSDに交換できるようになっています。

DAIV 4Nを買う方でパソコンに詳しくない方は、予算的に無理をしてでもGen4のM.2 SSDにアップグレードするほうが幸せになれると思います。

一方で私がDAIV 4Nを高く評価したいのがLAN端子を省略せずに搭載している点です。

同時期に発売開始したDAIV 4PはLAN端子が省略されており、ネットを有線接続するにはUSBのアダプターやUSB ドックステーションが必要になります。

PCの進化で計量・小型のノートパソコンでも動画編集できるようになってきましたが、動画のデータ容量が大きいのは変わりありません。

お客さんに編集したデータを送ったり、撮影素材を受け渡しするには高速なネット環境が必要不可欠です。
それにライブ配信をする場合も無線接続では無理があるので、LANの端子はやっぱりあるほうが良いでしょう。

マウスコンピューターのノートパソコンはLAN端子を備えていることが多いので、クリエイター向けのPCはこれからもLANの端子を省略しないで欲しいなーと心底思います。

DAIV 4N /DAIV 4N-H スペック比較

DAIV 4N

それではDAIV 4NのPC性能・細かなスペックを確認してみましょう。
DAIV 4Nには同時発売したDAIV 4N-Hもあるので、比較するような感じでご覧ください。

DAIV 4N(標準モデル/Hモデル)

DAIV 4NDAIV 4N-H(32GBメモリ 1TBストレージ搭載)
CPU:Intel Core i7-1165G7CPU:Intel Core i7-1165G7
メモリ:16GB PC4-25600 DDR4メモリ:32GB PC4-25600 DDR4
グラフィックス:GeForce® GTX 1650 Ti
インテル® Iris® Xe グラフィックス
グラフィックス:GeForce® GTX 1650 Ti
インテル® Iris® Xe グラフィックス
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GBストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
重量:1.43kg重量:1.43kg
厚さ:19.2mm厚さ:19.2mm
価格:153,780円(税込)価格:175,780円(税込)

DAIV 4Nをカスタマイズして購入する場合、多くはメモリの増量とストレージをGen 4のM.2 SSDに変更するでしょう。

その場合はDAIV 4N-Hをベースにカスタマイズしたほうが価格が安くなります。
決して安いノートパソコンではありませんが、スペックを見ると妥当な値段と言えます。

1DAIV 4NのCPU

DAIV 4NのCPU Core i7-1165G7

CPUはインテルの第11世代CPU Core i7-1165G7です。
4コア8スレッドのノートPC用Core i7で、ハイパワーな6コアや8コアのCore i7と比べるとやや見劣りしますが、電力消費が少ないメリットがあります。

Core i7-1165G7・Core i7-10870H・Core i7-9750H 比較 画像引用元:PassMark

PassMarkでベンチマーク値を調べてみると、DAIVのノートパソコンで上位モデルのDAIV 5Nに搭載されているCore i7-11800Hと比べればかなり見劣りします。

しかし、第9世代のノートPC用ハイエンドCPUのCore i7-9750Hとほぼ互角の性能となっています。

Core i7-1165G7・Core i7-10870H・Core i7-9750H 比較 画像引用元:PassMark

インテルは第11世代の更新で、プロセスルールの変更なしで性能アップを実施しています。

なんでもAI支援のコアアーキテクチャーとなり、グラフィックス性能が大幅にアップしたとか。
4コアCPUのCore i7が2世代前の6コア Core i7とほぼ互角の性能です。

Core i7-1165G7・Core i7-10870H・Core i7-9750H 比較 画像引用元:PassMark

一方シングルスレッド性能においてはCore i7-10870Hよりも性能が上です。
一般的なビジネス用途・画像編集なら完全にオーバースペック。RAW現像や動画編集でどれぐらいの威力を発揮するのか楽しみなCPUです。

>>動画編集の検証をすぐに確認する

2DAIV 4Nのグラフィックカード

DAIV 4NのグラフィックカードはGeForce GTX 1650 Ti

DAIV 4Nのグラフィックス性能はCPU内蔵のIRIS XeグラフィックスにGeForce GTX 1650 Ti を併用することになります。

GeForce GTX 1650 Ti 性能比較 参考:PassMark

GeForce GTX 1650 TiはPassMarkのベンチマーク値によるランキングでデスクトップ用グラフィックカードのGTX 1050 Tiとほぼ同等です。

ラップトップ用のグラフィックカードは軽量・省電力に設計されているので非力なものが多いですが、GeForce GTX 1650 Tiはまだ古くない製品なので性能はまずまずです。

4GBのビデオメモリとなり、Premiere Proの推奨環境をクリアできるためYouTubeの動画編集を副業で挑戦したい方にはちょうど良い性能になると思います。

PCMARK10でDAIV 4Nのベンチマークを計測 画像拡大

BRAW Speed TestでDAIV 4Nのベンチマークを計測 画像拡大

PCMARK10でベンチマークを計測してみたスコアは5123となりました。
写真編集スコアが6457、レンダリングスコアが4455、動画編集スコアが4063となっています。

またDaVinci Resolve 17のBlackmagic RAW Speed TestでDAIV 4NのRAWデータ編集の適応度をベンチマークを計測してみました。

CPUは4K30Pまで対応でき、グラフィックス(CUDA)については6K30Pまで対応できるという結果が出ています。

3DAIV 4N のメモリとストレージ

DAIV 4N

DAIV 4Nのメモリは16GBでPremiere Proの推奨環境を備えています。
メモリーは最大64GBまでアップグレード出来るようになっています。

SSDは標準でGen 3対応のM.2 SSD(NVMe)で、購入時のカスタマイズではGen4のM.2 SSDや2TBの容量アップ、SAMSUNG PM981aといった高速読み書き(3500GB/s)できるGen3のM.2 SSDに変更することができます。

DAIV 4NのSSD読み書き速度

CrystalDiskMarkでDAIV 4N搭載のM.2 SSDの読み書き速度を調べてみました。

CドライブのM.2 SSD NVMe の読み込み速度は2116MB/s、書き出し速度は1416MB/sという結果となりました。

後で解説する動画編集検証ではまずまずの結果が出ていますが、Gen 4 SSDに変更するとさらに快適に動画編集ができるでしょう。

4DAIV 4Nの外観

DAIV 4Nの外観とインターフェース(接続端子)を確認しましょう。

インターフェース(接続端子)

DAIV 4Nの右側面

DAIV 4Nは右側面は左からヘッドホン出力・USB Type-C、USB Type-A端子、HDMI端子、電源ボタン、電源ポートが備わっています。

DAIV 4Nの左側面

また左側面には左からLAN端子、USB Type-A端子、SDカードスロット、Thunderbolt 4を備えています。

DAIV 4Nの背面部

DAIV 4Nの背面には接続端子なし。

DAIV 4Nの厚さは19.2mm

DAIV 4Nの厚さは19.2mm。

液晶モニター

DAIV 4Nの液晶モニターのベゼル。ベゼル幅は上部10mm・左右7mm

DAIV 4Nの液晶モニターはIPSタイプのフルHD液晶モニターです。
液晶モニターの色域はNTSC比72%(sRGB比換算 約102%)をカバーし、まずまずの性能です。

Thunderbolt 4で液晶ディスプレイに接続したDAIV 4N

USB Type-CとThunderbolt 4を併用できるため、撮影データの移動とカラーマネージメントディスプレイへの映像出力をハブなしで同時に行うことができるので便利。

さらにHDMIの出力端子もあるため、最大3台の液晶ディスプレイに4K解像度の映像を同時に出力することができます。

外出先ですぐに写真を納品するような場合も、DAIV 4Nなら標準モニターの色再現性が良いので安心です。

キーボード

DAIV 4Nのキー配列

DAIV 4Nのキーボードはテンキーなしです。
キーボードのキーはエッジのない丸みのあるタイプです。

DAIV 4Nのキーピッチは19mm

DAIV 4Nのキーピッチは19mmで標準的なキーボードです。

DAIV 4Nのキーストロークは1.2mm

カタカナ/ひらがなの変換キーがやや小さくて少し打ちにくい感じもありますが、それ以外は問題ないです。
キーストロークは1.2mm。バックライトキーボードはシンプルで、暗所のキーボード入力も困りません。

DAIV 4Pで動画編集を検証

それではDAIV 4Nで4K動画編集を検証してみます。
使用した動画編集ソフトは3種類(Premiere Pro・DaVinci Resolve 17・PowerDirector 365)です。
そして撮影データはG9 Pro・BMPCC 6K Proで撮影したものを使います。組み合わせは以下になります。

使用した編集ソフトと映像データ

✅LUMIX G9 Pro:4K30P 4:2:0 8bit(mp4) 編集ソフト:Premiere Pro
✅BMPCC 6K Pro:4K30P Blackmagic RAW 固定クオリティ Q0 編集ソフト:DaVinci Resolve 17
✅LUMIX G9 Pro:4K30P 4:2:0 8bit(mp4) 編集ソフト:PowerDirector 365

4K30Pカット編集

DAIV 4Nで4Kのカット編集・テロップ・BGM入れを実施。プレビュー中のPCの動きを確認します。
再生中のCPU使用率は26%前後を推移。内蔵GPU(インテル IRIS Xe)の使用率は18%前後、GeForce GTX 1650 Tiの使用率は26%前後を推移しています。
Premiere Proのメモリ使用量は11GBで設定している状態で、13.5GB前後の使用量となっています。

DAIV 4NのPremiere Pro編集時のコマ落ち

2分23秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生すると、コマ落ちは0フレームとなりました。
LUMIX G9 4K30P 4:2:0 8bitの1トラック編集はフル画質で快適です。

この感じならカラーグレーディングやエフェクトの多用もいける感じですね。

次にBMPCC 6K Proで撮影したBlackmagic RAW 4K30P(固定クオリティ Q0)の撮影素材を使って編集してみます。

CPUの使用率は53%前後を推移し、IRIS Xeグラフィックスの使用率は10%前後を推移します。
GeForce GTX 1650 Tiの使用率は50%前後を推移しています。

DaVinci Resolveとの相性は良さげです!

グラフィックカードに依存するDaVinci Resolveによる4K30PのRAWデータ編集でもDAIV 4Nは対応できそうです。

次にPowerDirector 365を使って先ほどPremiere Proで検証したデータと同じLUMIX G9の4K30Pで編集してみます。

PowerDirector 365では4K解像度の素材はシャドウファイル(プロキシファイル)が自動生成されてPCへの負荷を下げて動画編集を行います。

CPUの使用率は21%前後を推移し、内蔵GPU(インテル IRIS Xe)の使用率は19%と比較的低めの値で推移します。
一方でGeForce GTX 1650 Tiの使用率は0%となっているので宝の持ち腐れになっている感じです。

メモリの使用率は6.5GBとPremiere Proで編集時よりもかなり少なめです。

4K⇒4K書き出し(Premiere Pro)

次にDAIV 4NとPremiere Proで書き出しテストを行います。

書き出し設定は4K(2分32秒)からH.264の4K(UHD 3840×2160)に書き出しします。

ターゲットビットレートは10MbpsのVBR 1パス。

ソフトウェアエンコーディングとハードウェアエンコーディングでそれぞれ書き出し時間を計測します。

4K書き出し(2分32秒の動画)

DAIV 4N(ソフトウェアエンコーディング)6分00秒
DAIV 4N(ハードウェアエンコーディング)1分22秒

ソフトウェアエンコーディング時

ハードウェアエンコーディング時

DAIV 4Nのソフトウェアエンコーディングではレンダリング~書き出し開始時はCPU使用率が100%まで上昇しましたが、途中で下落し60%前後で推移します。

GPUの使用率は低く、Intel IRIS Xeグラフィックスの使用率は6%、GTX 1650 Tiの使用率は11%と低めに推移します。

ハードウェアエンコーディングではCPUの使用率が34%を推移し、Intel IRIS Xeグラフィックスの使用率は39%、GTX 1650 Tiの使用率は64%と推移します。

2つのGPUを活用して書き出し時間が短縮されているのがわかりました。

まとめ DAIV 4Nはこんな人におすすめ

DAIV 4N

持ち運びには14インチのノートパソコンが非常に便利です。
DAIV 4Nならシェアオフィスやカフェでの画像編集や動画制作に不満を感じることはないでしょう。

購入時にSSDを次世代規格のPCIe 4.0にアップグレードすればさらに快適になるのは間違いなしです。

こんな方におすすめ

✅14インチのクリエイター向けノートパソコンを使いたい
✅シェアオフィスで動画編集をやりたい
✅動画の書き出し時間は速い方がイイ

DAIV 4Nはこんな方にオススメですよ。

マウスコンピューター DAIV 4N

CPU:Core i7-1165G7
メモリ:16GB PC4-25600 DDR4 SODIMM
グラフィックス:GeForce GTX 1650 Ti (4GB) / インテル® Iris® Xe グラフィックス
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
液晶モニター:14型フルHDノングレア液晶

153,780円(税込)

販売ページを見る


この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

  1. Ryzen 7搭載デスクトップPC DAIV A7レビュー 4K動画編…

  2. 第10世代Core i9【DAIV X9】で動画編集の検証するよ

  3. raytrek X4-T イラスト向けモデルレビュー 14型ノートでカ…

  4. mouse DT5-G-1660Ti レビュー 動画編集で検証 意外と…

  5. 【在宅勤務向け】パソコンの選び方を3つのポイントで解説するよ!

  6. raytrek R5-TA6でi7-11800Hを体感!GH5IIの編…

PAGE TOP

おすすめ記事

デジタルデータリカバリーってどう?依頼前に山ほど質問してみたよ

おすすめ記事

動画編集パソコンはノートパソコンとデスクトップどちらを選ぶほうが良い?

おすすめ記事

GoProの撮影データで動画編集するのにおすすめのパソコン6選

おすすめ記事

YouTube動画の編集にはどんなスペックのパソコンを買えばよいの?

おすすめ記事

結婚式ムービーソフト5選と編集作業がはかどるパソコンの選び方