※2022年6月に更新しました。

raytrek X4-T イラスト向けモデル
パソコンショップのドスパラからお借りした新製品「raytrek X4-T イラスト向けモデル」をレビューします。
raytrek X4-T イラスト向けモデルはBTOパソコンショップの男性っぽい設計を完全に覆したスタイリッシュなデザインのモバイルノートPCです。
イラストレーター用の14型ノートパソコンで、女性用のバッグにも軽々入るサイズです。
カラーバリエーションは2種類でブラックとローズゴールド。キレイww
嫌味なくゴールドに輝くボディに包まれたraytrek X4-T イラスト向けモデルは動画編集にも対応できるスペックでなんと10万円ちょっとのお値段です。
raytrek X4-T は一見オシャレ系のノートPCと思いきや、しっかり制作活動できるスキのない性能なのが何ともドスパラらしいです。
動画編集はフルHD60P(420 8bit)は問題なし。
4K30P(420 8bit)は1トラック編集なら何とか。
4K30P 10bitがキツイといったところです☺️値段がヤバイ。僕も欲しい🤤 pic.twitter.com/iwcuvr49Yx
— おーとふぉーかす@ブログと動画編集でメシを食う (@sonycameralove) November 19, 2021
ここではraytrek X4-Tを使ってイラストと動画編集の検証を実施し、raytrek X4-Tの使用感とメリット・デメリットについて挙げてみようと思います。
>>raytrek X4-T イラスト向けモデルの検証をすぐに確認したい方はこちら
raytrek X4-Tは販売終了しました。以下はおススメPCです

GALLERIA RL5C-G50
CPU:インテル Core i5-11400Hメモリ:16GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce GTX 1650
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
液晶ディスプレイ:15.6型フルHDノングレア液晶(リフレッシュレート 120Hz)
115,980円(税込)
目次
raytrek X4-Tの動画レビューも実施しましたので合わせてご視聴ください。
raytrek X4-T イラスト向けモデルを使ってみた感想

raytrek X4-T イラスト向けモデル
raytrek X4-TはドスパラのクリエイターPCシリーズraytrekの新製品で、2021年11月19日から発売開始となっています。
15.6インチがメインのraytrekシリーズに新しく追加された14インチのクリエイターノートraytrek X4-Tのイラスト向けモデルは「写真・動画編集・イラスト制作・テレワーク」に最適化されたスペックとなっています。
一見オシャレ系のノートPCと思いきや、しっかりクリエイティブをこなせるスキのない性能を詰め込んでいるところが何ともドスパラらしいです。
CPUはインテル Core i7-1165G7(4コア8スレッド 定格クロック 2.80GHz ブースト時4.70GHz)を搭載。
そして注目はThunderbolt 4の端子をなんと2つも備えており、抜群の拡張性能を持っています。

raytrek X4-T イラスト向けモデルのカラーバリエーション 左がブラック 右がローズゴールド
この性能+この見た目で10万円ちょっとの価格設定なのは驚異的です。ブラックもカッコイイのでボクも欲しいなあ。
raytrek X4-T イラスト向けモデルは動画編集の性能も十分で、Premiere Proをインストールして40K30P動画で1トラックのカット編集ぐらいなら問題なく出来ます。
使ってみると細かな部分にも工夫が施されており、テレワークを前提とした仕事用のノートパソコンにも非常に便利な機能が充実しているのが分かりました。
raytrek X4-T イラスト向けモデルの特長

raytrek X4-T イラスト向けモデルの天板
raytrek X4-T イラスト向けモデルはイラスト制作をメインとするクリエイター向けに設計された仕様となっているのがまず第一の特長です。
イラストレーターに人気のお絵描きツールであるワコムのペンタブレット「WACOM 4」の動作確認済みで、CLIP STUDIO PAINT DEBUTのライセンスも同梱しています。
raytrek X4-Tにペンタブレットを用意すればすぐにイラストを描き始めることができます。

raytrek X4-T イラスト向けモデルの付属品(ACアダプターとThunderbot 4ケーブル)
raytrek X4-T イラスト向けモデルの付属品であるACアダプターはWACOMの液晶タブレットのACアダプターと似ており、電源コネクタを収納できて持ち運びやすいデザインとサイズ感です。
ノートPC本体は金属削り出しのような素材で高級感のある仕上がりとなっています。
raytrek X4-T イラスト向けモデルの仕様

raytrek X4-T イラスト向けモデル
CPU | インテル Core i7-1165G7 |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵GPU) |
メモリ | 16GB DDR4 (PC4-25600) |
ディスクストレージ | 512GB NVMe SSD |
液晶ディスプレイ | 14.0型 フルHDノングレア液晶 / リフレッシュレート60Hz |
その他 | Thunderbolt 4 ×2(パワーデリバリー対応) CLIP STUDIO PAINT DEBUT ライセンス |
重量 | 1.5kg |
バッテリー駆動時間 | 11時間 |
販売価格 | 119,980 円(税込) |
raytrek X4-Tは第11世代Core i7-1165G7のほかにもメモリ16GBと保存ディスクは512GBと充実したスペックです。
さらにraytrek X4-Tはコロナ禍に開発された製品であるがゆえにテレワークにも役立つ便利な機能が盛り込まれています。
raytrek X4-T イラスト向けモデルの液晶ディスプレイとwebカメラ

raytrek X4-T イラスト向けモデルの液晶ディスプレイ
raytrek X4-Tの液晶ディスプレイは上部8mm、左右5.5mmの狭縁ベゼルで中央にウェブカメラを搭載しています。
液晶モニターはsRGBカバー率が約99%の色域でリフレッシュレートは60Hz。イラストや画像編集にも最適な仕様となっています。
raytrek X4-T イラスト向けモデルのインターフェース

raytrek X4-T イラスト向けモデルの左側面
raytrek X4-Tの接続端子は左側にThunderbolt 4の端子が2つとUSB Type A(USB3.2 Gen1)が一つ、そしてHDMI(1.4a)端子が一つ備わっており、映像の外部出力端子が豊富です。
ただ一つ注意したいのは、raytrek X4-Tの電源アダプターは Thunderbolt 4の端子へ接続することです。
充電中やACアダプターに接続しながらraytrek X4-Tを使う場合、利用できるThunderbolt 4ポートは1つのみです。
常にThunderbolt 4を2つ使えるわけではないのでその点ご注意ください。

raytrek X4-T イラスト向けモデルの右側面
raytrek X4-Tの右側にはマイクロSDカードスロットとヘッドホン端子、USB Type A端子が二つ(USB3.2 Gen2・USB2.0)とケンジントンロックが備わっています。

raytrek X4-T イラスト向けモデルの背面
背面には接続端子が備わっていません。
厚さは接地面から計測すると2.4cmほどになります。

raytrek X4-Tの便利な機能 webカメラとマイクのONOFF切替スイッチ
さらにraytrek X4-Tには内蔵カメラとマイクのオンオフ機能があります。
テレワークでノートパソコンを使う際に、内蔵のwebカメラとマイクを待機中にオフできると便利ですよね。
ZOOMなどのウェブ会議アプリには音声・映像のミュート機能が備わっていますが、いつも使い慣れている会議アプリを使えるわけではありません。
時にはクライアントから指定された、使ったことがない会議アプリでミーティングを行う場合、音声や映像のミュート機能がどこにあるか分からず困ることがあります。
こんな時にraytrek X4-Tであれば、本体右側に備わっているスイッチをオンオフすることでwebカメラとマイクの起動を物理的にコントロールできます。
ミーティングの失敗を最小限にできる非常に便利な機能です。
raytrek X4-T イラスト向けモデルのキーボード操作性

raytrek X4-T イラスト向けモデルのキーボードとタッチパッド
raytrek X4-Tはフラットなキーボードと指紋センサー付きのタッチパッドが備わっています。

機能が分かりやすいF1~F11のアイコン付きキーとテンキーの仕様
F1~F12キーに備わる機能はすべてキーにアイコンが明記されているので、Fnキーと同時に押せばどんな効果があるのか見てすぐに分かるのも親切な仕様です。
14インチなのでテンキーがないキーボード配列ですが、FnキーとF11キー(NumLK)を押せば、中央から右のキーで数字入力も可能です。これは便利。
新しいパソコンに買い替えた時、前のパソコンの仕様が忘れられず戸惑う時がありますが、raytrek X4-Tならスムーズに移行して使いこなせるようになるはずです。
パソコンを使い慣れていない方はもちろん、ノートパソコンを初めて使う方や15インチから乗り換える方もraytrek X4-Tのキータイプのしやすさは実感できると思います。

raytrek X4-T イラスト向けモデルのキーボード
キーストロークは1mm程で打ちやすいですよ。
raytrek X4-T イラスト向けモデルのベンチマーク
raytrek X4-T イラスト向けモデルのベンチマークをPCMARK10で計測してみました。
総合スコアは5,122となり、写真編集スコアは8,674・レンダリングスコアは2879、ビデオ編集スコアは5027となっています。
DaVinci Resolveに同梱のBlackmagic RAW Speed TestでRAW編集の対応レベルを計測してみると、CPUは4K60Pまで対応し、GPUについては6K30Pまで対応するようになっています。

CrystalDiskMark 8.0でSSDの読書速度を計測
raytrek X4-TのSSDをCrystalDiskMark 8.0で計測してみるとシーケンシャルリード(読み込み速度)2420MB/sで、シーケンシャルライト(書き込み速度)が1948MB/sとなります。
raytrek X4-T イラスト向けモデルで検証 -イラスト制作-
それでは次にCLIP STUDIO PAINT Proをraytrek X4-Tにインストールしてイラストを描いてみます。
液晶タブレットはワコムのCintiq Pro 16を使用します。

raytrek X4-T フルHD 59.94P 4:2:0 8bit カット編集 画像拡大
私は普段イラストをほとんど描かないので、CLIP STUDIO PAINT Proを本格的に使ってどの程度パソコンに負荷がかかるかよくわからないのですが..
ペンツールで描いたレイヤーを10枚複製して描き続けてもCPU・GPUの使用率は10%以下となっており、Photoshop使用時よりも負荷が少ないようです。
また、Cintiq Pro 16をノートパソコンに初めて接続して使用するとき、ペン先とポインタがズレるという不具合をよく経験しました。
raytrek X4-T イラスト向けモデルはCLIP STUDIO PAINTの動作確認がなされているせいなのか?ポインタがズレることは一切ありませんでしたよ。

raytrek X4-Tの画面をカラーマネジメントディスプレイに拡張
Wacom Cintiq Pro 16のUSB Type-Cポートからraytrek X4-TのThunderbolt 4ポートへUSB Type-Cケーブル一本接続することで液晶タブレットへ画面を拡張可能です。
Thunderbolt 4対応のドックステーションを併用すれば、ケーブル一本でパソコンデスクの拡張機器(ライブ配信スイッチャーやカメラ・液晶ディスプレイ・液タブ)に接続可能になります。
関連情報:OWC Thunderbolt Dockをレビュー 動画編集でどんなメリットがある?
Thunderbolt 4搭載のraytrek X4-Tはイラスト制作の効率もアップできるでしょう。
raytrek X4-T イラスト向けモデルで検証 -動画編集-

SONY α7SⅢとraytrek X4-T
それではraytrek X4-T イラスト向けモデルで動画編集の検証をしてみましょう。
動画編集で使用する映像データはSONY α7SⅢで撮影した4K30PとフルHD60Pです。
α7SⅢはSONY ミラーレス一眼αシリーズのうち動画撮影用途のフラッグシップ機です。
全画素4K読み出しでフルHD収録ではαシリーズ最高画質と言われています。
詳しい情報は以下をご覧ください。
使用した映像データ
✅SONY α7SⅢ:4K-UHD(3840×2160)29.97P 4:2:2 10bit
✅SONY α7SⅢ:4K-UHD(3840×2160)29.97P 4:2:0 8bit
✅SONY α7SⅢ:フルHD(1920×1080)60P 4:2:0 8bit
結論から先に言うとraytrek X4-TはフルHD60Pの動画編集が楽勝です。
4K動画編集も30P(8bit 4:2:0)で1トラックのシンプルなカット編集なら問題ありません。
カラーグレーディングを前提とした高画質な映像データを取り扱う場合はややスペック不足なので、グラフィックカードを搭載したノートパソコンを検討したほうが良いでしょう。
raytrek X4-T イラスト向けモデルはYouTubeの動画編集(フルHD)程度ならサクサク快適なので、かなり作りこんだ動画製作に対応できます。
4K29.97P 4:2:2 10bit カット編集

raytrek X4-T 4K29.97P 4:2:2 10bit カット編集 画像拡大
まずは4K30Pの映像データをraytrek X4-Tに読み込んでBGM・字幕(エッセンシャルグラフィックスによる)を挿入してカット編集を実施します。
Premiere Proのプログラムモニターはフル画質に設定し、ハードウェアデコーディングを利用します。
そしてプレビュー中のCPU・GPUの動きをタスクマネージャーで確認します。
CPUの使用率は89%前後を推移し、GPU(内蔵GPU)の使用率は84%前後を推移します。
4K29.97P 4:2:2 10bit の場合、raytrek X4-Tに大きな負荷がかかるのが分かります。

raytrek X4-T 4K29.97P 4:2:2 10bit カット編集時のコマ落ち
3分のシーケンスを最初から最後まで再生した際に生じたコマ落ちをPremiere Proのコマ落ちインジケーターで確認すると587フレームと表示されました。
編集作業はそれほどカクカクすることはありませんが、少し複雑な編集をする場合や他のアプリケーションと同時に作業を進める場合はキツイ感じです。
4K29.97P 4:2:0 8bit カット編集

raytrek X4-T 4K29.97P 4:2:0 8bit カット編集 画像拡大
次にraytrek X4-Tで4K29.97P 4:2:0 8bit を使ったカット編集を実施します。
4:2:0 8bitの記録方式はカラーグレーディングを実施する動画編集には不向きですが、ホワイトバランスの微調整などシンプルな色補正には対応できる動画素材となります。
raytrek X4-TとPremiere Proで編集する場合のCPU使用率は45%前後を推移し、GPU使用率は69%前後で推移します。

raytrek X4-T 4K29.97P 4:2:0 8bit カット編集時のコマ落ち
フル画質設定でプレビューした場合のコマ落ちは2フレームに止まり、サクサク快適に動きます。
4K30Pでも8bitなら負荷は少な目です。
raytrek X4-Tは4K29.97P 4:2:0 8bitのシンプルな動画編集なら十分対応できそうです。
フルHD 60P 4:2:0 8bit カット編集

raytrek X4-T フルHD 59.94P 4:2:0 8bit カット編集 画像拡大
次にα7SⅢで撮影したフルHD映像データ(59.94P 4:2:0 8bit)を使って編集します。
CPUの使用率は35%前後を推移し、GPUの使用率は46%前後を推移します。
フレームレートが高くなるほどPCへの負荷は大きくなりますが、フルHD解像度なら60Pで問題なく編集できます。

raytrek X4-T フルHD 59.94P 4:2:0 8bit カット編集時のコマ落ち
フル画質設定での再生中のコマ落ちは19フレームにとどまり、再生中のカクつきはほとんど感じません。
YouTubeの動画は30Pまたは60Pのフレームレートが最適なので、raytrek X4-Tはウェブ用途の動画編集でも十分活用できるでしょう。
4K29.97P 4:2:0 8bit 書き出し時間の検証

raytrek X4-T 4K29.97P⇒4K29.97P書き出し設定 画像拡大
次にraytrek X4-Tで動画の書き出し時間をテストしてみます。
書き出し設定は4K30P 420 8bitの編集したシーケンスから4K30P(H.264)の書き出しを実施します。
ビットレートエンコーディングはVBR・1パス、ターゲットビットレートは10Mbpsにします。
ハードウェアエンコーディングとソフトウェアエンコーディングの書き出し時間をそれぞれ計測してみます。
4K29.97P 4:2:0 8bit 1分35秒の動画書き出し時間
raytrek X4-T ハードウェアエンコーディング | 1分46秒 |
raytrek X4-T ソフトウェアエンコーディング | 3分03秒 |
raytrek X4-Tのハードウェアエンコーディング選択時の書き出し時間は1分35秒の尺のシーケンスを1分46秒で書き出し完了、動画の尺の少し長い時間となりました。
一方ソフトウェアエンコーディング時の書き出し時間は3分3秒となり、動画の尺の倍の時間となっています。

raytrek X4-T ハードウェアエンコーディング時

raytrek X4-T ソフトウェアエンコーディング時
raytrek X4-Tのハードウェアエンコーディング時のCPU使用率は37%前後で推移し、GPU使用率は80%前後を推移します。
ソフトウェアエンコーディング時はCPUの使用率が89%前後で、GPU使用率は31%前後を推移します。
書き出し時間はグラフィックカード非搭載であることを考えると十分な速さです。
インテル第11世代CPUから搭載されたIntel Iris Xe グラフィックスは従来の内蔵GPUから大きく性能アップし、動画の書き出し時間にも良い効果が出ています。
参考情報:インテルの「Iris Xe グラフィックス」とは?|ドスパラ

raytrek X4-Tの画面をカラーマネジメントディスプレイに拡張
そして性能アップした内蔵GPU搭載のraytrek X4-Tは複数の液晶ディスプレイへの映像出力時においても不安を感じられませんでした。
raytrek X4-Tの液晶ディスプレイはsRGBカバー率が約99%の色域となっており、ノートPC単体で映像品質や色の確認にも十分対応できます。
しかし一方で14型の画面が小さいと感じる方のためにカラーマネージメントディスプレイに映像を出力できるHDMI端子やThunderbolt 4端子も充実しています。
「色編集は作業部屋(事務所)で仕上げるけど、出先(撮影場所)で仮編集を実施したい」といった映像ディレクターさんにもピッタリなのがraytrek X4-Tでしょう。
raytrek X4-T イラスト向けモデルの短所・長所

raytrek X4-T イラスト向けモデル
raytrek X4-Tはクリエイティブ用途で十分な性能を発揮するノートパソコンです。
14型のノートパソコンは画面が小さく、テンキーがないのでクリエイティブにはちょっと不満が残る。というこれまでのイメージを完全に払しょくするほどの利便性を備えています。
またウェブ会議が頻繁に実施されるようになった今は、マイクやウェブカメラのオンオフまで備わるraytrek X4-Tを使用するメリットは非常に大きいと思います。
一方でちょっと気になったのは、削り出しの金属製の外観にしていることで高級感があるのですが、14型ノートで1.4kg。PC本体の軽さは他社製品と比べて同程度です。
ペンタブレットやカメラなどノートパソコンと一緒に持ち運ぶものが多いクリエイターにとっては重量が少し気になるところです。

raytrek X4-TとACアダプター+ケーブルを合わせた重量
ただ一方でACアダプターのサイズと重量が他の14型ノートPCと比べて極めて小さいこともあって、総量はそこまで大きくなりません。
何よりもraytrek X4-Tの価格設定が目を見張るものがあります。

小さな不満が全てどうでもよくなるぐらいインパクトのある販売価格です。
コロナ禍で収入が減っているけど、アフターコロナのスタートダッシュを万全にしたいビジネスマンやクリエイターにとって、raytrek X4-Tは間違いなく上位候補となるでしょう。
raytrek X4-T イラスト向けモデル レビュー まとめ

raytrek X4-T イラスト向けモデル
ドスパラのraytrek ノートパソコンシリーズは全体的にスペックを尖らせた製品が多いため、raytrek X4-Tが手元に届くまで性能についてはそこまで心配していませんでした。
raytrek X4-T イラスト向けモデルは箱を開けた瞬間に見た目が洗練されているのが伝わり、BTOパソコンのどこか野暮ったいイメージを完全に覆すモバイルノートとなっています。
お洒落なインスタグラマーさんや絵師さんが、かわいい小さなバッグから取り出すノートパソコンが超ハイスペックになっていくことを想像すると
「んんんwww! 俺も負けん!」
と引きこもりがちのおっさん動画編集マンの私もついポチりたくなるクオリティ。それがraytrek X4-Tです。
外出多めのおしゃれクリエイターさんにはぜひオススメの逸品ですよ。
raytrek X4-Tは販売終了しました。以下はおススメPCです

GALLERIA RL5C-G50
CPU:インテル Core i5-11400Hメモリ:16GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce GTX 1650
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
液晶ディスプレイ:15.6型フルHDノングレア液晶(リフレッシュレート 120Hz)
115,980円(税込)