ブライダルムービーを快適に作れる動画編集向けのパソコン5選【2021年版】

※2021年8月に更新しました。

結婚式で定番のオリジナルムービーは安定的に盛り上がる余興として今でも根強い人気があります。

主に

・オープニングムービー
・プロフィールムービー
・エンドロールムービー

がありますが、前もって制作して上映する動画の場合、安価な動画編集ソフトを使えば簡単に制作できるようになっています。
以下のページで紹介した低価格のパソコンでも十分作成できます。

参考:結婚式ムービーソフト5選と作業がはかどるパソコンはこれだ!

一方、当日カメラマンが撮影した動画を使って披露宴の終了時に上映するエンドロールムービーは、宴会の終了時間に間に合うようハイエンドなパソコンを使用することになります。


ボクもブライダル映像の制作会社に勤めていた経験があるので、詳しく解説できると思います。

ここではブライダル映像クリエイター向けのエンドロールムービーを快適に動画編集できるオススメのノート型パソコンのスペックを紹介します。


動画編集用のノートパソコンの選び方を動画で詳しく解説しました。ぜひご覧ください。


オススメパソコンをすぐに見たい方はコチラをクリックしてください。

エンドロールムービー編集でパソコンを選ぶときの4つのポイント

エンドロールムービーを編集するパソコンを選ぶときのポイントは

・カメラとパソコンの相性
・動画編集ソフトとパソコンの相性
・操作性の良さ
・パソコンの重さ

以上の4つが挙げられます。

カメラとパソコンの相性

ブライダルのエンドロールムービーを作る場合、カメラマンと動画編集の担当者二人で取り組むことになります。

それぞれパソコンとカメラ両方の知識が十分にある方が取り組むのが理想的ですが、一般的な映像業者ではカメラマンはパソコンの知識に乏しく、動画編集者はカメラの知識に乏しいというケースが多いです。

ブライダルムービーは最終的にDVDに書き出しして納品することになるので、編集後のディスク書き出しを安定的に行えるパソコンと動画編集ソフトを使います。

最終的にはDVD画質で出力するので、カメラはフルHD画質で撮影し、編集・書き出し時にDVD画質にダウンコンバートして出力することになります。
そのため必要以上に高画質で撮影した場合、ダウンコンバートする際にパソコンに相当の負荷がかかります。

書き出し時間が長くなるのはもちろん、書き出しエラーも起こりやすくなります。

必要以上に高画質で撮れるカメラを使う場合は注意が必要です。
高すぎるビットレートで映像を出力するカメラはなるべく避けた方が良いでしょう。

高ビットレートのファイルで動画編集をせざるを得ない場合は、パソコンのスペックも相応して良いものを選ぶ必要があります。

最新の一眼カメラでは出力するファイルのビットレートやファイルの種類を変更できるものが増えておりますので、パソコンのスペックに合わせてカメラの設定を変更すると良いでしょう。

動画編集ソフトとパソコンの相性

EDIUS 8 インストールディスク

動画編集ソフトは種類が豊富ですが、ブライダルムービーで利用する動画編集ソフトはEDIUS ProまたはPremiere Proを使うことが多いです。

EDIUS Proはこのソフト一つでディスク書き出しまで行えるようになっているので、ブライダル映像業界では定番になっています。

ただしEDIUSはMac非対応のソフトです。
MacでEDIUSを使う場合はBoot CampやParallels Desktopと呼ばれるMac内にWindowsを同居させる方法を利用するしかありません。

OSを2種類インストールするとその分パソコンにストレージが必要になるというデメリットがあります。

このためMacではPremiere Proとディスク書き出し用のソフトであるEncore CS6を利用します。

EDIUS Proのほうがフリーズが起きにくく、安定してディスク出力できると言われていますが、相性が悪いパソコンを使った場合EDIUS Proでも不具合は良く起こります。

EDIUS Pro 9の動作環境

CPUAVX2をサポートする第4世代 Intel CPU 以降 または 同等の AMD CPU
メモリー8GB以上(4K編集には16GB以上)
ハードディスクEDIUSのインストールに6GB以上、SSD または SATA / 7,200rpm以上のドライブが必要
光学ドライブEDIUSのインストールにDVD-ROMドライブが必要。
*Blu-rayやDVD作成には、対応したドライブが必要。
グラフィックス1GB以上、4K編集には2GB以上のビデオメモリーが必要
サウンドデバイスWDMに準拠したサウンドデバイスが必要。
インターネット接続インストール、アップデート、ライセンス認証、および、ユーザー登録、サポートに必要
※本製品はライセンス認証のため定期的なインターネットへの接続が必要
OSWindows 10 64-bit (Version 1903以降)

参考:EDIUS X Proの動作環境|EDIUSWORLD.com

EDIUS Proはver.10以降動作環境の情報をかなり詳しく書いてくれるようになっていますが、分かりにくい箇所がいくつかあるので解説します。

AVX2をサポートする第4世代 Intel CPU 以降 または 同等の AMD CPU

EDIUS公式の動作環境解説ではAVX2をサポートするCPUとなっております。

AVX2は動画編集におけるエンコードとデコードの速度向上に役立つCPUの機能で、インテルでは第四世代(Haswell)以降に実装されています。

AVX2は最新のCPUであればほとんど対応するのであまり気にする必要はありません。

Intel Core i7-10700のAVX2対応状況

画像引用元:Core i7-10700|インテル公式

なお、AMDのRyzen CPU(第一~第三世代)もAVX2に対応しています。

AMD対応情報の参考:AMD デスクトッププロセッサー スペック・性能・比較|パソコン工房ネクスマグ

EDIUS Proは他の動画編集ソフトに比べると、CPU性能に強く依存する動画編集ソフトです。

CPUはなるべく新しい世代のインテル Core i7を選ぶのが望ましいです。

また注意したいポイントの一つにEDIUS Proは書き出し時にCPUの内蔵GPU性能もフル活用します。

なので、内蔵GPUを持たないインテル Core i9やCore i7のGPU非搭載モデル(Fモデル)、AMD Ryzenシリーズ(GPU非搭載モデル)は避けておいたほうが無難です。

また、仕様には細かな指定はありませんが、GeForceシリーズはあまり相性が良くない印象があります。

これはあくまで私個人的な見解なのですが..

メモリーはなるべく多めに最低16GB、予算が許すなら32GBが理想です。

また仕様ではストレージにSSDまたはSATAのHDDを推奨していますが、最新のノートPCならNVMe対応のM.2 SSDがオススメです。

なお映像素材全てのファイルをSSDに保存して動画編集を行うとエラーも少なくなります。

Premiere Proでブライダルの動画編集する場合

最新のPremiere Pro CCは第7世代以降のインテルCPU、またはRyzen 3000シリーズを推奨しています。

また、OpenCLとCUDA、Mac Metalに対応し、4GBのビデオメモリーを持つグラフィックカードが推奨されています。

Premiere Proはグラフィックカードの性能が高ければ高いほど、書き出し速度も速くなります。

参考:Adobe Premiere Pro 必要システム構成|Adobe公式

EDIUS ProとPremiere Proを両方インストールして使う場合は、どちらをメインにブライダルムービーを編集するのかよく考えてパソコンを選ぶのが良いです。

操作性の良さ

テンキー搭載のノートPC

動画編集する場合はテンキーがあるノートパソコンが便利です。

スローモーションやクイックモーションの設定をテンキーで素早く設定できます。

最近では14インチ以下のハイスペックノートPCもありますが、14インチ以下はテンキーがありません。
持ち運びの負担がありますが、15~16インチのテンキー搭載ノートパソコンがおススメです。

パソコンの重さ

DVDドライブを搭載したパソコンは非搭載と比較するとやや重く、2kg以上になるかもしれません。

電源ケーブルや外付けHDDなど荷物は多くなるので、パソコンの重量は必ずチェックしておきましょう。

ブライダルムービー向けノートパソコン5選【プロ向け】

プロ向けのハイエンドノートパソコンはBTOパソコンショップで選ぶと低予算でも見つかるのでオススメです。

ここではディスクドライブを外付けで対応することを前提に軽量、ハイスペックな15~16インチのノートパソコンを選んでみました。

マウス DAIVシリーズのブライダル向け動画編集パソコン(Premiere Pro向け)

DAIVはマウスコンピューターのクリエイター向けPCブランドです。
第9世代のCore i7-10870H(8コア16スレッド)を搭載し、メモリー16GBとEDIUS Proを運用するのにも十分なスペックです。
グラフィックスは6GBのビデオメモリを積んだGeForce RTX 3060 Laptop GPUです。

DAIV 5N

CPU:Core i7-10750H
グラフィックス:GeForce RTX 3060 Laptop GPU
メモリ:16GB PC4-21300
ストレージ:512GB NVMe対応
液晶モニター:15.6型 フルHDノングレア

208,780円186,780円(税込)

>>販売ページを見る

オススメ記事⇒DAIV 5Nレビュー 4K編集に最適。動画編集・ライブ配信で検証

マウスコンピューターのブライダル向け動画編集パソコン(EDIUS X Pro向け)

DAIVはマウスコンピューターのクリエイター向けPCブランドです。
第9世代のCore i7-10750H(8コア16スレッド)を搭載し、メモリー32GBと内蔵HDDを備えたEDIUS Proを運用するのに最適なスペックです。
グラフィックスは2GBのビデオメモリを積んだGeForce MX350です。

mouse K5 32GBメモリ搭載モデル

CPU:Core i7-10750H
グラフィックス:GeForce MX350 2GB / インテル UHD グラフィックス
メモリ:32GB PC4-21300
ストレージ:512GB NVMe対応 + HDD 1TB
液晶モニター:15.6型 フルHDノングレア

153,780円(税込)

>>販売ページを見る

オススメ記事⇒mouse K5レビュー 動画編集用ノートパソコン一台目に最高な選択です

ドスパラのブライダルムービー向け動画編集パソコン(EDIUS X Pro向け)

ドスパラはゲーミングPCで有名なBTOパソコンショップです。
CPUは第10世代のインテルCPU Core i7-10875Hでハイパフォーマンスモデルを採用しています。
またM.2 SSD 512GBで、この価格にしてはかなり容量の大きなストレージを搭載しています。
メモリーも16GBでEDIUS Proがサクサク動きますよ。

GALLERIA XL7C-R36

CPU:Core i7-10875H
グラフィックス:GeForce RTX 3060 6GB
メモリ:16GB PC4-21300
ストレージ:M.2 SSD 512GB
液晶モニター:15.6型 フルHDノングレア

159,980 円(税込)

>>販売ページを見る

ドスパラのブライダルムービー向け動画編集パソコン(Premiere Pro向け)

ドスパラのクリエイターPCの上位モデルで第11世代のCore i7-11800HとハイエンドグラフィックカードのGeForce RTX 3060が搭載しています。
リアルタイムレイトレ対応のグラボでPremiere Proの運用に十分すぎるスペックです。

raytrek R5-TA6

CPU:Core i7-11800H
グラフィックス:GeForce RTX 3060 6GB GDDR6
メモリ:16GB PC4-21300
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 512GB
液晶モニター:15.6型 フルHDノングレア

179,980 円(税込)

>>販売ページを見る

パソコン工房のブライダルムービー向け動画編集パソコン(EDIUS X Pro向け)

パソコン工房の低価格ノートパソコンLEVEL-15FXR21-i7-ROXXは第10世代のデスクトップ用CPUであるCore i7-10750Hを搭載しています。
メモリーを16GBにアップグレードし、外付けHDDで補えばEDIUS Proを使った動画編集もサクサクこなせますよ。

SENSE-15FR105-i7-TASX

CPU:Core i7-10870H
グラフィックス:GeForce RTX 3070 8GB GDDR6
メモリ:16GB(8GB×2) DDR4-2666
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 500GB
液晶モニター:15.6型 フルHDノングレア

216,678円(税込)

>>販売ページを見る

ブライダルムービーを快適に作れる動画編集向けのパソコン5選 まとめ

こんな感じです!

ディスク書き出しをPCに内蔵すると17インチサイズや、厚さがあるパソコンを選ばなければなりません。

ブライダル仕事でパソコンを使い続けると、まず最初に壊れやすいのがディスクドライブなので、最初から外付けを買うという手もアリだと思います。

EDIUS Proを運用するならCPUとメモリーは妥協しない。
PremiereProならグラボを1ランク良い製品を使う。

と良いですよ。

PCの購入は故障時の対応が速いBTOパソコンショップがおススメです!

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