※2022年1月に更新しました。
クリエイター向けの動画編集用パソコンなら、グラフィックボードにもこだわりを持ちたいところですよね。
プロの映像制作会社ではグラフィックボードはやっぱりクアドロ!という考え方を持った方が多いです。
グラフィックボードのうち価格的に値の張るNVIDIA Quadroですが、比較的手を出しやすい価格設定になった製品がP2200です。
ここでは、ミドルレンジモデルの「NVIDIA Quadro P2200」の特徴について解説します。
この動画で動画編集向けパソコンの失敗しない選び方を解説したので、ぜひ視聴してみて下さい。
NVIDIA Quadro P2200の特長とは
ミドルレンジクラスのNVIDIA Quadro P2200の特長としてあげられるのは、
・Pascalアーキテクチャ
・5GB 高速大容量GDDR5 グラフィックスメモリ
・マルチディスプレイ対応
・シングルスロットで補助電源不要
という点などです。
メモリは5GBあり、DisplayPort 1.4コネクタを4系統搭載しているため、ケーブル4本で最大7680×4320@120Hzで快適に描写するパワーも備わっています。
このくらいの性能があれば、動画描写も素晴らしい高解像度で表現できます。
動画編集はもちろんのこと、イラストや画像加工、3DCADなど、クリエイターが求める用途として充分発揮するでしょう。
用途はゲームよりも動画編集用として
Quadro Pシリーズは、Pascalアーキテクチャを採用していることから、DirectXのサポートも高いので、3Dアプリケーションへの性能も十分。
ゲームの動作環境としても最適といえます。
ただ、用途をゲームにしてしまうと、コストパフォーマンス的にはお薦めできません。

QuadroP2200とGeForce GTX1660 Tiの比較 PassMark
ゲーミングパソコンとして目的の場合は、GeForce GTX1660 Tiのほうが同じような性能で価格も安いのでオススメです。
一般的にQuadroは、動画編集や写真編集などに強いグラフィックボードといわれています。
Core i7などハイエンドモデルのCPUや、大容量・高速化を図ったストレージの構築などと組み合わせて、クリエイター向けのハイスペックな動画編集用パソコンとして使ってみてはいかがでしょうか?
QuadroP2200搭載の動画編集用PCを選ぶときのポイント
1Quadroシリーズの中でも比較的低価格
2グラフィックスメモリは5GB
3最大7680×4320 120Hzまで対応
QuadroP2200搭載のオススメクリエイターパソコン
QuadroP2200搭載のパソコンを探すなら断然BTOパソコンが価格的に有利です。
Quadro P2200であれば最新のCPU+デュアルストレージで20万円を切る価格で手に入れることも難しくありません。
ここでは主要なBTOパソコンショップのQuadro P2200搭載で人気の動画編集対応パソコンを紹介します。
マウスコンピューターのNVIDIA RTX・Quadro搭載動画編集用パソコン

DAIV Z7-A2
CPU:Core i7-11700グラフィックス:NVIDIA RTX A2000(6GB)
メモリー:32GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB + HDD 2TB
274,780円 ⇒ 249,800円(税込)
パソコン工房のNVIDIA RTX・Quadro搭載動画編集用パソコン

SENSE-F069-LC127K-QNX
CPU:Core i7-12700グラフィックス:NVIDIA RTX A4000 16GB
メモリー:32GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
303,980円(税込)
ドスパラのNVIDIA RTX・Quadro搭載動画編集用パソコン

raytrek LC-M
CPU:Core i7-12700グラフィックス:T600 GDDR6(4GB)
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:500GB M.2 SSD NVMe
179,980円(税込)