※2023年5月に更新しました
動画編集向けのパソコンの購入を検討するなら予算20万円ぐらいで標準的な動画編集が快適にこなせるパソコンが手に入ります。
高画質なゲーム用PCが大体15~20万円ぐらいで販売されているので、ゲームも動画編集もどちらもやりたい方には最適なパソコンが手に入れられるのもこの価格になります。
2023年に販売されているパソコンはインテルの第12世代CPUが主力となっており、グラフィックカードはミドルクラスモデルが種類豊富にそろっています。
この動画で動画編集向けパソコンの失敗しない選び方を解説したので、ぜひ視聴してみて下さい。
予算20万円ならCore i7-12700搭載モデルが主流。狙い目はRyzen?
各BTOパソコンショップのクリエイター向けパソコンで2022年1月に発売開始となったCore i7-12700が標準的に搭載されています。
Core i7-12700は第12世代のインテルCPUで第11世代のCPUからコア単位の基本性能はアップしています。
この記事を書いている時点でインテルは第12世代が最新のCPUです。

Core i7 CPUベンチマーク比較 参考:PassMark
そのため2023年前半はRyzen 第4世代CPUのRyzen 7 5800Xやインテル Core i7-12700がコストパフォーマンスの高さで目立つでしょう。
ただしCPUの1コア単位の性能を追求する動画編集者さんにはインテルCPUを勧めるBTOパソコンショップも多いのも事実です。
また第11世代のCore i7でハイパースレッドであったのが、第12世代Core i7ではノンハイパースレッドとハイパースレッドの両方を併せ持つハイブリッドタイプになっているのも特長的です。
こちらもオススメ⇒動画編集向けPCで失敗しないCPUの選び方
SSDの価格が上昇。大容量のストレージがオススメ
2018年秋頃からずっと価格下落していたSSDですが、半導体不足で緩やかに価格上昇しています。
性能の良いSSDを手に入れるには相応の予算が必要になってきています。
狙い目はM.2 SSD NVMeで512GB~1TB、2ndストレージに2TBのHDDが標準的です。
こちらもオススメ⇒動画編集でSSDを選ぶときに知っておきたいコト
20万円の予算をすこしオーバーするかもしれませんが、ダブルSSDのストレージ環境を実現するのがおススメです。
グラフィックカードはミドルモデルの種類が豊富で、性能が高い順に NVIDIA GeForce RTX 3070・RTX 3060 Ti・RTX 3060・GTX1660 から選べます。
グラフィックカードは、どの動画編集ソフトを使うかで選ぶのが良いですが、複雑な編集を行わないならGTX1660を選んで、予算をストレージやメモリに回すのも良いかもしれません。
私がオススメする20万円以内の動画編集用パソコン
マウスコンピューターのDAIV シリーズのミドルモデル DAIV Z7-MVPRです。
4K動画編集者向けのPCとしての性能を十分持っています。
DAIV Z7-MVPR
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core i5-12400 プロセッサー 6コア12スレッド/ 2.50GHz/ TB時最大4.40GHz/ 18MB スマートキャッシュ |
ビデオカード | GeForce RTX 3050(8GB) |
メモリ | 16GB (PC4-25600 16GB×2/ デュアルチャネル) |
ストレージ | 1.M.2 SSD 512GB (NVMe対応/M.2規格/PCI Express x4 接続)
2.HDD 2TB Seagate Serial ATAIII (6Gbps/ Serial ATAIII接続) |

グラフィックカードはNVIDIA GeForce3050(8GB)搭載
第12世代Core i5とNVIDIAのレイトレーシング対応グラフィックカード GeForce RTX 3050を搭載しています。
ミドルクラスの位置づけで、ビデオメモリーは8GBでゲーミングPCで人気のビデオカード GeForce GTX1660 SUPERの後継モデルです。

RTX 3060、RTX 3060 Ti、GTX1660 SUPER 比較 参考:PassMark
ベンチマークでRTX 3050、RTX 3060、GTX1660 SUPERを比較するとGeForce GTX1660 SUPERとほぼ同クラスの性能です。
スコアは大きく変わりませんが、レイトレーシングに対応している分動画編集では好影響が出ます。

DAIV Z7-MVPR のM.2 SSD
ストレージはM.2 SSD NVMe 512GB。YouTube配信などweb向けの動画を扱うなら512GBもあれば十分です。
DAIV Z7-MVPRはM.2 SSDスロットが2つあるのでデュアルSSD仕様にすることも可能です。

内蔵HDD
データ保存用のストレージに2TBのハードディスクを搭載しているので安心です。かなりお買い得な価格です。
シンプルな4K動画編集ならスムーズに編集できますよ。
またRTX3050 はゲーミングパソコンとしてもオススメのスペックです。
マウスコンピューターや他のBTOパソコンショップで販売される同程度の製品と比べるとかなりお値打ち価格となっているのでオススメです。
20万円以内で探す!その他のBTOパソコンショップの動画編集用パソコン
Mouseで探す20万円予算のクリエイターパソコン

G-Tune EN-Z-3060Ti-WA
CPU:Core i7-12700KFグラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti 8GB
メモリ:16GB PC5-38400
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
174900円(税込)
マウスコンピューターと当ブログのコラボ企画のパソコンでお買い得な製品です。
カスタマイズでCore i7-12700に変更可能です。

DAIV Z7-MVPR
CPU:インテル Core i5-12400メモリ:16GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce RTX 3050(8GB)
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB + HDD 2TB
DVDドライブ・UHS-II SDカードリーダー
電源:700W
184800円(税込)
パソコン工房で探す20万円予算のクリエイターパソコン

SENSE-M07A-137-SAX
CPU:Core i7-13700グラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6
メモリ:16GB PC5-38400
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
198800円(税込)
ドスパラで探す20万円予算のクリエイターパソコン

raytrek 4CXVi
CPU:Core i7-13700Fグラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
189979円(税込)