SONY αアカデミー 紅葉撮り方講座を受講してきましたよ!

カメラ撮影講座レビュー

※2020年4月に更新しました。

紅葉の季節がやってきましたよ。

毎年紅葉の撮影に遠出していますが、なーんかワンパターンな写真ばっかり撮ってしまっているので、今年はプロの方にガッチリ撮り方を習って臨もうと思いましてやってきましたよ。

ソニー αアカデミー 紅葉撮り方講座です。

SONYαアカデミー

出典:SONY α Academy

ソニーαアカデミーは全国5か所にあるソニーストアで開催されているプロから学べるカメラスクールです。

My Sony会員向けに開催されており、受講にはSONY IDが必要です。

参加対象はSONYαシリーズユーザーとされていますが、SONY IDがあればαシリーズを持っていなくても参加できるので敷居は高くありません。

My Sony 登録ページ

講義は初心者~プロのフォトグラファー向けと幅広く、講座料金も無料から1万円程度までと比較的リーズナブルな価格のスクールとなっています。

SONY公式サイトから講座の参加申し込みが可能ですが、公開されてすぐに満席になる人気の講義もあるぐらいです。

その中で「紅葉の撮り方講座」の募集がありましたので、さっそく参加申し込みをして講座を受講してきましたよ。

ここでは講座の様子と、SONYのカメラで紅葉を撮るときにやっておきたい設定についてレポします。

これからSONY αシリーズで紅葉を撮る方はぜひ読んでみてください。

SONY αアカデミー 紅葉撮り方講座で学べること

SONY ストア大阪 αプラザ

ソニーストア大阪にやってきました。

ソニーストアはSONYの一眼カメラや交換レンズが展示されており、購入前に試し撮りすることもできる便利なお店です。

カメラ本体やレンズだけでなく外部ストロボや外部マイク、縦位置グリップ、LCDモニターも試すことができるので私も月に一回ぐらいは訪れています。

SONY αプラザ

入り口から入ってすぐのところにαアカデミーの会場があり、座学講座はココで受講するようになっています。

大型のモニターが二つ並んでおり、講義中にはテーマに沿った様々な作品例を見せてもらえます。

各講座の定員は10~15名程度の少人数制になっているのが特長で、座学のみの講座もあれば実際に外で撮影に向かう講座もあります。

今回参加した「紅葉撮り方講座」については座学のみの講座なので、ココで1時間の講義を受講しましたよ。

平日に行われている講義は年配の方が多いですね。

SONY 紅葉のとり方講座カリキュラム

講義の内容は上の写真の内容で進みました。

前半はカメラ初心者向けの講義となっており、絞りやシャッタースピードの基本についてさらっと解説されています。

講義中盤ではSONY機で撮影する場合の設定のコツやSONY機に備わる紅葉撮影向けの機能についての解説がありました。

モニターにはたくさんの作例紹介がありましたが、残念ながらブログやSNSでの公開は禁止されていますのでココで紹介できませんが、さすがプロが撮った写真は違うなー。と思いましたよ。

Dレンジオプティマイザーの注意点

この講義で一番「なるほどー!」と思うことがありましたのでここでちょっとだけ公開しますね。

SONYユーザーさんは知っておいたほうが良いかもです。

SONY αシリーズには「Dレンジオプティマイザー」という機能を搭載しているのをご存知でしょうか?

屋外での撮影で逆光や明暗差が大きい撮影シーンで、画像全体の露出が最適になるよう撮影しても暗部が黒つぶれたり、明るい部分が白飛びすることがあります。

このような撮影シーンを自動で判別し、見た目に近い写真にするのがDレンジオプティマイザーです。

参考:Dレンジオプティマイザーとは|SONY α DROスペシャルサイト

αシリーズにおいてDレンジオプティマイザーは初期設定でONに設定されています。

フツーにスナップ写真や旅行写真、人物写真を撮る場合はDレンジオプティマイザーを使って撮影することでとてもキレイな写真が撮れます。

しかし、作品性のある写真を撮る場合、Dレンジオプティマイザーはオフにした方が良い場合があるとのことです。

DSC04466
出典:Flickr α7RⅡ+FE24-70mm F2.8GM 作品

例えば上の写真では、被写体の手前に木の幹を入れて撮られており、奥行き感のある写真となっております。

このようなシルエットをわざと表現する写真を撮る場合、暗部は黒つぶれたままがよいのですが、Dレンジオプティマイザーがオンの状態だとシルエット部分をカメラが自動的に色表示しようとするそうです。

Dレンジオプティマイザーは暗部の感度を上げて色再現するのでISO感度を極端に上げたときと同様にノイズが発生します。

シルエットを表現したいのにDレンジオプティマイザーが余計なお仕事をしてしまうそうです。

もしこのような写真を撮りたい場合は、最初からDレンジオプティマイザーをオフにするか、カスタムキーに割り当ててその都度オフにして撮影するといいみたいですよ。

RAWで撮影する場合、現像時にシャドウをマイナスに転がせばこのような写真にできますが、イマドキすぐにインスタでシェアしたいからJPEG撮って出しでこの雰囲気が出せると良いですよね。

紅葉のとり方講座 構図・背景の組み立て、視点

Dレンジオプティマイザーのお話以外にも紅葉撮影における広角レンズの使い方や天気の悪い日に使える紅葉のショット例など撮影に役立つお話をたくさん聞くことができました。

これまでの自分の撮影であんまり気にしていなかった点でもプロのフォトグラファーさんは色んなこと考えながら撮影してるんだなーというのがよーくわかりましたよ。

「これで無料かよ!」って思うぐらいだったので、次回は有料の講義も積極的に受けようと思いました。

また大阪のソニーストアで受講したこともあり、関西中心の紅葉撮影スポットの穴場をたくさん教えてもらいましたが、名古屋、福岡、銀座、札幌と他のエリアで受講すれば、そのエリアならではの撮影スポットを教えてもらえるかもしれませんね。

ここで学んだことを活用して今年の紅葉撮影はワンランク上の写真を撮れるといーなー..じゃなくて撮らねばと!

以上、αアカデミー「紅葉撮影講座」のレビューでした!

αアカデミー の受講できる講座を探すページはコチラです。

@おーとふぉーかす

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サイト運営責任者兼ライターです。動画撮影がメインで写真は初心者並みです。愛機はSONY α7Ⅲ。主にソニー製のカメラ・レンズをリサーチして記事を書いています...

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