MAVIC PROはコンパクトサイズなドローンでありながらも高性能なカメラ機能を装備しています。
三軸ジンバルに備わったカメラによって最大4K解像度の動画を撮れるようになっているDJI MAVIC PROですが、購入前に知っておきたいポイントがいくつかあります。
ここではDJI MAVIC PRO撮影前に知っておきたいコトを詳しく解説しましょう。
DJI MAVIC PRO ドローン本体
この動画はDJI Mavic Proの4K動画です。
DJI Mavic Proの解像度を確認できる動画なのでぜひ視聴してみましょう。
MAVIC PROで4K映像を撮影するときに知っておきたいコト
まずDJI MAVIC PROの4Kは、4096×2160/24pと3840×2160/24p/25p/30pで撮影できます。
その次は2.7Kで、/60pや/96pの撮影がしたければフルHD1920×1080になります。
4K撮影では映像データの情報量が多いですから、記録するSDカードも高性能なものが必要です。
仕様にはマイクロSD データ容量64GB、クラス10またはUHS-1規格が必要になっています。
また記憶形式は、MP4またはMOV(MPEG-4 AVC/H.264)の2種類になっています。
(MOVは映像と音声を1つのファイルにまとめるコンテナがMOVで、カッコ内はデータ圧縮アルゴリズムを表すコーディックです。)
MAVIC PROのカメラは約1200万画素のCMOSを使っていて、フルサイズ換算しますと焦点距離28mmの広角レンズを使っています。
動画撮影のISOレンジは、100から3200ですから普通の環境でしたら問題なく4K撮影ができますが、日が落ちた夕方や天候の悪い状況では暗い映像となります。
そして、カメラは3軸のジンバルで動きますので、滑らかな4K撮影ができます。
DJI MAVIC PRO ドローン本体
MAVIC PROの映像がキレイな理由
現在ジンバル機能を搭載していない低価格のドローンが市場にたくさん流通しています。
それらのドローンの映像は電子手ぶれ補正でぶれを抑えているわけですが、ジンバル搭載のMAVIC PROと比べるとかなり劣ります。
DJIのドローンが業務用のドローンとして絶対的な存在感があるのはジンバルの精度の高さであると言われています。
MavicProはDJIドローンの中でも超小型・高精度のジンバルを搭載しています。
それによって飛行モードを変更すれば、被写体を追尾できたり、被写体に並走する横向きの動き、あるいは常にカメラを被写体に向けての飛行が可能になっています。
これにより、プロでも難しいとされていた映像を初心者でも簡単に撮れるようになっています。
空撮技術を高めるにはやはり撮影経験数と良い映像を見て研究することが大切です。
ぜひ動画投稿サイトのMavic Proの映像を見て研究しましょう。
DJI MAVIC PRO フライモアコンボ
DJI Mavic Proは予備バッテリーや充電ハブ、専用ケースが付属するフライモアコンボがおススメです。
本体のみの製品よりも少し高いですが、その価値は十分にあるでしょう。