DJI Phantomシリーズはプロの空撮カメラマンに人気のドローンで、中でもPhantom3は画質と操縦の安定感は他のドローンを寄せ付けないほどでした。
DJIには現在MavicProやMavicAirがあり、Phantom4以外にも選択肢が増えています。
またPhantom3はまだAmazonや販売代理店でも新品で購入できるようです。
これからドローンを購入するならPhantom4を選ぶべきでしょうか?
また、Phantom3からPhantom4に買い替えるメリットはあるのでしょうか。
ここではPhantom4とPhantom3の性能比較をしながら、Phantom4が買うべきドローンなのかどうか検証してみます。
DJI Phantom 4 Advanced
この動画はユーチューバーウッキィチャンネルさんのDJI Phantom3とPhantom4の違いを解説してくれています。
動画3分以降ではPhantom3Proで撮影した映像も見れるのでぜひ視聴してみましょう。
Phantom 4とPhantom 3におけるスペックの違いについて
Phantom3 Advanced | Phantom4 Advanced |
---|---|
重量:1280g | 重量:1368g |
最大速度:57km/h | 最大速度:72km/h |
最大飛行時間:23分 | 最大飛行時間:28分 |
バッテリー容量:4480mAh | バッテリー容量:5350mAh |
動画解像度:最大2.7K | 動画解像度:最大4K |
センサーサイズ:1/2.3型 | センサーサイズ:1型 |
Phantom 3の飛行時間は約23分でしたが、Phantom 4は約28分とおよそ5分長く飛行できるように進化しています。
バッテリーサイズの変更がこうした違いにつながっている一方で、Phantom 3のバッテリーとPhantom 4のバッテリーは互換性が無いので注意しましょう。
水平方向への最高速度は時速57.6キロメートルから、時速72キロメートルに更新されています。
Phantom 4は飛行補助機能がPhantom 3より充実、センサーが増えた結果、ビジョンポジショニングの高度が10メートルまでになりました。
たとえGPSが受信できない場所であっても、安定した飛行がPhantom 4なら可能です。
またPhantom 4のカメラは最高120fpsのハイスピード撮影を1920×1080pで実現、画質もあわせて向上しています。
Phantom4が備える特徴とは
Phantom 4には障害物回避センサーが新搭載、飛行中に障害物が検知されれば、ぶつかるコースには飛行できなくなります。
被写体のタップだけで追尾できる便利なアクティブトラック機能や、タップした場所へ飛行するタップフライ機能もPhantom 4には備わっています。
アクティブトラックでは被写体を追尾するだけでなく撮影も可能、スマートフォンなどのアプリでこれは設定できます。
もちろん追尾中であっても障害物回避センサーは機能しますし、操作を自ら行えるように切り替えることも可能です。
タップフライ機能においては飛行速度の調整ができますので、慣れるまで誰でも簡単にドローンを飛ばすことができるでしょう。
高速飛行を楽しみたい人向けにスポーツモードもPhantom 4には搭載していますが、スポーツモード中は障害物回避センサーが活用できないので注意が必要です。
Phantom 4はスペックが向上しているだけでなく、Phantom 3とは特徴などに違いが多く見られます。
初心者でもドローンを楽しめる機能が揃いましたし、上級者に向いているスポーツモードへの切り替えも可能に変わっています。
DJI Phantom 4 Advanced