DJI Mavic Airを購入するにあたって気になる点が最高飛行距離と最高高度でしょう。
日本国内のドローン規制ではドローンの仕様における最高飛行距離を飛ばすことがなかなか難しいので確認もしずらいうえ、仕様書の数字も100%信用できるものでもありません。
ドローン経験者であれば、できれば実際に使ったことがある方からMavic Air本来の性能を確認しておきたいと思うでしょう。
風の強い日や山での飛行、海岸での飛行では予期せぬことも起こりえます。
このエントリーではDJI Mavic Airの最高高度・最高飛行距離は実際どのぐらいになるのか検証・調査してみることにしましたよ。
DJI ドローン Mavic Air
この動画ではDji Mavic Airで飛距離1786mほど飛行した映像がアップされています。
どのような映像が撮れるのかよく分かるのでぜひ視聴してみましょう。
DJI Mavic Airの最高高度について
Mavic Airの運用限界高度はおよそ海抜5,000メートルですから、富士山を超える高さであっても飛行できます。
一方でドローンやラジコン機などの無人航空機は航空法において、飛行ルールが定められているので注意してください。
無人航空機の飛行を行うには、許可が必要となる空域がいくつか存在します。
空港などの周辺や上空の空域、人口集中地区の上空は、安全性を確保した上で許可を受けた場合にだけ飛行可能です。
これ以外にも実は一定の高度以上の空域も、同様に飛行許可が必要なエリアに含まれることをご存知でしょうか?
航空法によると150メートル以上の高さの空域を飛行させるには、地方航空局長の許可を受ける必要があると記載されています。
Mavic Airの最高高度は高くなっていますが、許可を受けていない人は許可を要しない空域で安全に楽しむことを心がけましょう。
DJI Mavic Airの最高飛行距離とは
Mavic Airにおける通信可能距離のスペックは、最長4キロメートルです。
障害物や電波干渉が何も無いなど条件が揃うなら、Mavic Airは最大4キロメートルまでの720pライブビューにも対応しています。
日本の電波法では2.4ギガヘルツの周波数帯しか使用できないため、到達距離は2キロメートルまでになります。
海外において最大飛行距離を検証したところ、Mavic Airはバッテリー警告が出る前に3.2キロメートルの飛行に成功しました。
日本では安全性を確保するため、目視不可能な場所にドローンを飛ばすには事前に許可を受けなくてはいけません。
海外ほど飛行距離が長くなる条件を満たすのも難しく、最高飛行距離はあくまでも参考程度です。
基本的に戻ってこられないような長距離を飛行させてはならず、ドローンのバッテリー残量には余裕を持って飛行させるようにしましょう。
DJI Mavic Air フライモアコンボ
まとめ
Mavic Airの最高高度は海抜5,000メートルですが、日本国内には無人航空機の飛行ルールがあります。
電波法によってスペックを活かせる範囲も限定されるため、許可を受けていない人は飛行可能な空域内でのみ、Mavic Airを活用していきましょう。