DJI Phantom4は前モデルのPhantom3と比較すると最大飛行時間が延長され、仕様では30分ほど飛行できるようになっています。
ただ、あくまでもこの数値(時間)はメーカー仕様であり、たとえ満充電したバッテリーで飛行させたとしても、その日の天候や飛ばし方によっては多少短くなるのは覚悟しておくべきです。
Phantom4は重さ1.3kgはあるので、もしバッテリー残量がなくなったり、エラーが生じることで大きな事故を引き起こしかねないので、バッテリーの運用・管理については十分熟知したうえでドローンを取り扱うべきでしょう。
ここではPhantom4のバッテリーについて知っておくべきことや購入する時のポイントを解説いたします。
DJI Phantom 4 Advanced
Phantom4のバッテリーはまれにバッテリーセルエラーが起こります。
バッテリーセルエラーが生じると飛行できません。この動画では解消方法など解説してくれていますので、ぜひ視聴しておきましょう。
Phantom 4シリーズのインテリジェント・フライト・バッテリーとは
Phantom 4シリーズには専用のインテリジェント・フライト・バッテリーが販売されており、汎用バッテリー、サードパーティ製品がありません。
インテリジェント・フライト・バッテリーはアプリを使ってバッテリー残量を確認可能となっており、高度なバッテリー管理システムがインテリジェント・フライト・バッテリーには搭載されています。
飛行距離やフライト時間によって安全な帰還に要するバッテリー残量を算出、限界に達すれば警告が出されます。
Phantom 4の飛行時間を少しでも長くするための役立つ機能を備えているといえるでしょう。
インテリジェント・フライト・バッテリーには自動放電機能やバランス充電機能のほか、保護機能などにあわせて温度検知も存在します。
またこのバッテリーの性能は、バッテリー温度を20度以上に維持していないと十分に発揮されません。
どうしても冬や低温環境で飛行したい場合には、バッテリーを室内で前もって温めておきましょう。
DJI ドローン用バッテリー PHANTOM4シリーズ対応
インテリジェント・フライト・バッテリーの注意点
DJIではバッテリー内部にCPUが搭載され、バッテリー管理システムが備わっている製品のことをインテリジェントバッテリーと呼んでいるそうです。
こうしたバッテリーは便利な一方で、過放電が起きやすい特徴があります。
インテリジェントフライトバッテリーは長期間使用しないことによって寿命が短くなる恐れがあります。
なるべく多くのバッテリーを所有して長時間飛ばしたいという気持ちはわかりますが、必要以上にバッテリーを所有するのもよくありません。
充電をせずにそのまま置いておけば、最悪のケースでは充電ができなくなってしまう場合も考えられます。
バッテリーの購入を検討している人は、バッテリーの充電や管理についてあらかじめ注意をしておかなくてはいけません。
参考:インテリジェントフライトバッテリーガイドライン| PHANTOM 4 DJI公式
Phantom 4のバッテリー購入時に知っておきたいコト まとめ
インテリジェント・フライト・バッテリーを初めて使用する際にも要注意、くれぐれも完全に充電をしてからの使用を心がけてください。
使用後においても充電を忘れずに行って、バッテリーの損傷などを避けていきましょう。
充電や温度に注意しないと、インテリジェント・フライト・バッテリーを損傷される結果につながり兼ねません。
Phantom 4のバッテリー購入時には、事前に注意点を知っておくことが大切です。
DJI Phantom 4 Advanced
DJI ドローン用バッテリー PHANTOM4シリーズ対応