DJI SparkはQUICKSHOT(クイックショット)機能があり、カメラを下に向けた状態で上昇したり、被写体を中心に旋回する撮影方法がスマホをタップするだけで可能です。
DJI Sparkはこれまで技術がないとできないドローン空撮方法を簡単にできるようになっているので、ドローン初心者の方にはおススメのモデルです。
ただし、飛行時間が16分と短く飛行距離にも制限があり、注意しなければならないこともたくさんあります。
なかでもDJI Sparkは実際どのぐらいの距離を飛ばせるのか?
ドローンと操縦者との距離はどこまで離れても操縦できるのか?気になるところです。
ここではDJI Sparkの飛行距離について調べてみました。
DJI Spark(アルペンホワイト)
DJI Sparkは、公称で16分の飛行が可能となっていますが、この数値は実は時速20キロメートルで飛ばした時なのだそうです。
そうしますと、飛行距離は約5キロメートルの計算になります。
さて、計算上はバッテリーが満充電の時に5キロメートル程度飛行できるのですが、実際はどうなのでしょうか。
この動画はYouTubeの「DJI Spark 05スマホ限界距離テストとスマホおすすめセットについて」です。
DJI Sparkの飛行限界距離をテストしてくれているので参考になります。ぜひ視聴してみましょう。
YouTubeにはこのほかにもDJI Sparkの限界距離テスト動画を多数見つけることができます。
それらを見渡してもDJI Sparkの最高記録は5キロメートルぐらいが限界のようで、概ね3.5キロメートルから4.5キロメートルが実際のところのようです。
ただし、この距離は海外のまわりが開けた広い土地での話ですから、日本では無理かも知れません。
飛行前に知っておきたいDJI Sparkを操縦不能にする電波規制
それから日本は電波法の規制が海外より厳しくて、無免許で扱える電波強度が弱く制限されています。
それで操縦可能範囲が海外では2キロメートルのところ、日本では大体半径500メートル程度になっているようです。
またスマホで操縦する時には、もっと短い距離しか操縦できないと言われています。
障害物が多い場所だと電波が届きにくくなりますので、操縦可能な距離はもっと短くなり操縦不能になる事も考えられます。
また直線飛行距離は電波の伝わり方とバッテリーの持ちにもよります。
海外では2キロメートル、落ちても良いのでしたら4キロメートルは行けるといわれていますが、日本では実現できません
もう1つ付け加えておきますと、送信機のアンテナを高性能なものにすると電波の伝わる距離が伸ばせます。
それによって、日本でも500メートルの直線飛行距離の壁を超えて操縦する人もいるようです。
目視の距離は操縦者の視力によって変わりますが、視力1.5で色のある機体で200mぐらいが限界です。
DJI Spark フライモアコンボ(アルペンホワイト)
DJI Sparkはコントローラー付きのフライモアコンボとドローン単体があります。
初心者さんはコントロール付きがおススメです。