DJI Sparkは小型軽量のドローンで今非常に人気のある製品です。
10万円以下で購入でき、操縦も簡単で持ち運びやすいというメリットもありますが、いくつかのデメリットも存在します。
ここではDJI Sparkで動画撮影したい方向けに「DJI Sparkで動画撮影する前に知っておきたいコト」を解説しておきます。
DJI Spark(アルペンホワイト)
DJI Sparkのイマイチなトコロ
この動画ではユーチューバーのKazuさんがSparkのイマイチなところを解説してくれています。
これからDJI Sparkを購入したいと考えている方は、購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように事前に視聴しておきましょう。
暗いところの撮影は厳しいかも?DJI SparkのISOレンジ
DJI Sparkの撮像素子は、1200万画素の1/2.3インチCMOSセンサーです。
レンズは35mm判換算25mmの焦点距離となっています。
標準的な広角レンズで、明るさはF2.6となっており、カメラのレンズとしては結構明るい方だと言えます。
しかしISOレンジは写真が100から1600、動画が100から3200となっています。
ドローンは屋外で撮影することがメインとなりますが、夜景など暗いところの撮影はもちろん、夕方になると撮影は難しいかも知れません。
シャッターは電子式で、2秒から1/8000秒まで使えます。
動画撮影はフルHD1920×1080/30pで、最大転送速度が24Mbps、対応するファイルシステムはよく使われるFAT32、動画フォーマットはMP4です。
ちなみに写真フォーマットはJPEGとなっています。
DJI Sparkは規制対象?気になるドローン航空法
実際にDJI Sparkを飛ばして動画撮影をしますと、簡単に撮影できるのに驚かされます。
重量は300gとなっているので持ち運びやすいです。
飛行速度は50km/hで最大飛行時間は16分で結構長い時間飛行できます。
ただし、200g以上となるのでドローン規制対象のため、特定の条件下で飛ばす際には国交省へ許可申請を提出する必要があります。
参考:ドローン航空法を徹底解説!規制対象200g以下の重量制限とは?飛行禁止区域ってどこ?|FRY DRONE.jp
また風に弱い性質があり、風の強い日や潮風のある海辺での撮影は操縦が難しくなります。
風がほとんどない状態では、流されることもなくきれいな動画が撮れるでしょう。
また、機体の振動を拾って動画がブレる現象もDJI Sparkでは対策が行き届いているようですね。
ただし、光量の足りない場所での撮影はISO感度を上げることになるためノイズが気になるかも知れません。
DJI Sparkの動画性能は決して業務用ドローンとは言えないのですが、狭いところや低空の撮影は得意です。
初心者があまり高く飛ばさずに空撮するということなら十分楽しめるドローンと言えるでしょう。
DJI Spark フライモアコンボ
DJI Sparkはコントローラー付きのフライモアコンボとドローン単体があります。
初心者さんはコントロール付きがおススメです。