空撮でプロのクリエイターに最も人気があるドローンがPhantomシリーズです。
中でもPhantom 3以降、安定感と操作性が向上して、これから空撮を取り組まれる初心者の方にもおススメできるドローンとなっています。
Phantom3には価格別で3つのグレードに分かれており、いざPhantom3を購入する段階になっても、どのグレードを購入するべきか悩む方は多いでしょう。
ここではPhantom3のグレードの賢い選び方とそれぞれの性能の違いを詳しく解説します。
DJI ドローン PHANTOM 3 STANDARD
この動画ではPHANTOM 3 STANDARDを購入した方の解説動画です。
PHANTOM 3 STANDARDの細かい機能を解説してくれています。
PHANTOM 3 STANDARDは4K動画撮影はできませんが、飛行に十分な機能を搭載しています。
価格もお安いのでお勧めですよ。
Phantom 3スタンダードとアドバンスの違い
Phantom3のグレードは、スタンダードとアドバンス、そしてプロフェッショナルの3種があります。
グレード下位がスタンダードで、次がアドバンス、そして最上位がプロフェッショナルですが、ここでは最初の2グレードを比べてみます。
最初に価格差ですが、アドバンスはスタンダードの約30パーセントから50パーセント割高です。
それから動画撮影の性能にも細かい違いがあります。
これはスタンダードが最高2.7K/30pに対して、アドバンスは最高2.7K/30p/25p/24pの撮影が出来ます。
そして、操縦できる距離が、スタンダードが500メートルに対してアドバンスは2キロメートルです。
後は充電器の性能が違っていますので、スタンダードの方が充電時間も少し長くなるそうです。
GPS精度が高いPhantom3 アドバンス
位置情報ですが、スタンダードはよく知られているGPSのみです。
一方アドバンスはGPSとGLONASSを使えます。
GLONASSとはロシア製のGPSですが、位置情報に2つの方式が使えるアドバンスの方が精度は高いといわれています。
それから、地表面の情報を詳しく集められるビジョンポジショニングと言う機能があります。
これは、機体下部にあるカメラで地表面を観測して、そのデータを元に低空でも安定した飛行ができる機能です。
こちらはアドバンスだけに装備されています。
一般的には、屋外で飛行するのでしたらスタンダードとアドバンスの違いは少ないと考えられます。
ただ室内での飛行になりますと、アドバンスの方が得意だとされています。
DJI ドローン PHANTOM 3 STANDARD