DJI のドローンはスマートフォンで操作することができますが、専用の操縦機(送信機)がセットになったフライモアコンボという製品があります。
プロの空撮ではDJI Phantomシリーズが用いられておりますが、その理由の一つとしてかなりの高度まで上げたときスマホの電波が届かなくなる恐れがあることが挙げられます。
機体が大きく、かなりの高度まで飛ばして撮影するなら送信機は絶対必要です。
ではDJI Mavic Airの場合フライモアコンボで購入するべきでしょうか?
DJI Mavic AirのフライモアコンボはMavic Air本体と比較すると2万円ほどの価格差があります。
この価格差を埋めるメリットが本当にあるのでしょうか?
DJI ドローン Mavic Air
この動画はMavic Airをフライモアコンボで購入したユーチューバーのカズさんがレビューしてくれています。
Mavic Air フライモアコンボがどのような内容になっているのかよく分かるのでぜひ視聴してみましょう。
DJI Mavic Airのフライモアコンボとは
Mavic Airはスタンダードとフライモアコンボ、そしてゴーグルコンボセットの3種類が登場しています。
スタンダードはプロペラ付きのDJI Mavic Air本体に、必須アイテムのほとんどが同梱された仕様になっています。
出典:Mavic Air フライモアコンボと本体のみの違い|DJI公式
Mavic Airはなんとスタンダードでも送信機、も同梱されている上に予備のプロペラ2組や予備のコントロールスティック1組まで付属しています。
別売りアクセサリーを購入しなくてもとりあえずドローンを飛ばすために必要なものが揃っています。
フライモアコンボは、スタンダードに一部のアイテムがさらに追加で付属している仕様のMavic Airとなっているのです。
追加されたアイテムで特に代表的なものは、インテリジェントフライトバッテリー2個とバッテリー充電ハブがあげられるでしょう。
このほかにも予備のプロペラ2組とバッテリーパワーバンクアダプター、ショルダーバッグがフライモアコンボなら同時に手に入ります。
追加されているアイテムは単品購入も可能ですが、もちろんフライモアコンボを選んだ方が価格的にお得です。
DJI Mavic Air フライモアコンボ
DJI Mavic Airのフライモアコンボを買うメリット
フライモアコンボを選ぶメリットは、バッテリー充電ハブと予備バッテリーが必要かどうかで大きく変わります。
スタンダードはインテリジェントフライトバッテリーが1つだけなので、飛行時間は最大21分、実際には15分ほどです。
フライモアコンボなら追加されたインテリジェントフライトバッテリーが2つですから計3個、飛行時間を大幅に拡大できます。
バッテリー充電ハブも同梱物にあるため、充電を同時に行えるメリットも得られます。
スタンダードを買った場合、これらを別に揃えるだけでも、フライモアコンボより金額が大きくなってしまいます。
ショルダーバッグなどの同梱物も存在しますので、総じてフライモアコンボを選ぶ方が推奨されています。
どちらか悩む人は、Mavic Airを実際にどれほど飛行させたいのかを参考に判断していきましょう。
DJI Mavic Air フライモアコンボ