Phantom 3の飛行距離は実際にどこまで届くのか?

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PHANTOM 3はドローンメーカーDJIの空撮用ドローンフラッグシップモデルでプロの空撮現場で広く利用されています。

日本では飛行距離や高度には厳しい規制がありますが、その上でもドローンの性能を理解していることは重要です。
PHANTOM 3は実際にどのぐらい飛行できるのか?購入前には気になるところです。

ここではPhantom 3を実際に使ったことがあるユーザーの情報を元に最大飛行距離を調査してみます。

DJI ドローン PHANTOM 3 STANDARD

この動画はPHANTOM 3を山口県角島で実際に飛行させており、PHANTOM 3の最大飛行距離を検証しています。

ドローンに関する法律が今後厳しくなると、この動画は見れなくなる可能性があるので、再生できるうちに一度見ておいて損はありません。

Phantom 3の飛行能力はどのぐらい?


Phantom 3はグレードが3種類ありますが、一番下のグレードのスタンダードの飛行半径は500メートルです。

一方、最大飛行時間が20分少々ですから、総飛行距離は推定6キロメートルから7キロメートルでしょう。

Phantom 3のグレードは下からスタンダード、アドバンスとプロフェッショナルがあります。

最大飛行時間はスタンダードが25分で、上位の2グレードが23分となっています。

これは平均時速20キロメートルで飛ばしたとしますと、7キロメートルほどの航続距離だと計算できます。

それから操縦者からの距離はスタンダードが最大500メートル、上位のグレードは2キロメートルです。

実際のところは航続距離は仕様では5キロメートルとなっていますが、もう少し行くようです。

日本の法律で飛ばせるPhantom 3の飛行距離とは?

上記はPhantom 3の仕様による飛行限界ですが、日本は法律の縛りが厳しいですから実際にはもっと短くなります。

法律によりますと上空150メートル以上の飛行には許可が必要です。

この許可はほぼ下りないと考えられるので高度は150メートルが限界です。

そして、操縦者は目視飛行するように定められています。
目視飛行は操縦者の視力にもよりますが、せいぜい200mぐらいが限界ではないでしょうか。

ということはPhantom 3の一番下位モデルであるスタンダードの限界距離500メートルでも十分な距離と言えるでしょう。

ところで、実際に操縦者からの距離の限界を試した例では、スタンダードが約600メートル、上位グレードは2キロメートルちょっとのようです。

ちなみにPhantom 3の飛行距離は、飛ばすところの環境によって異なります。

やはり広々とした風のない環境が、より遠く、より長く飛ばせるようです。

DJI ドローン PHANTOM 3 STANDARD

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