DJIのドローンにはプロペラを保護する専用のプロペラガードが用意されています。
Mavic Proは別売りで、MavicAirについては標準で付属しています。Phanotom4については別売りとなっています。
このプロペラガードですが、実はドローンユーザーに賛否両論の製品で、飛行を安定させるにはむしろ取り付けないほうが良いという意見も多くあります。
Phantom 4を安全に飛ばすにはプロペラガードは本当に買った方が良いのでしょうか?
DJI Phantom 4 Advanced
Phantom 4シリーズのプロペラガードに期待できるメリットとは
プロペラガードは、ドローンのプロペラを外的な衝撃から保護するアクセサリーです。
もちろんPhantom 4シリーズにもプロペラガードがあり、活用することで様々なメリットを得られるようになっています。
プロペラのダメージ軽減が代表的ですが、プロペラガードはドローンを人や物にぶつけてしまった場合にも衝撃を減らすことに役立ちます。
ただしプロペラガードは、発生する衝撃を完全に防げる仕様では無いので注意してください。
衝突する角度によっては、何も効果を発揮しない場合もあります。
あくまでも安全性の向上に利用できる程度ですから、過信せずにドローンの飛行は気をつけながら試みましょう。
プロペラガードは基本的に取り付けや取り外しが簡単、種類によっては前後で色が違うものも登場しています。
飛行中にドローンの前後を見分けることが難しい人は、操作がしやすくなるメリットも期待できます。
DJI Phantom4Pro プロペラガード マットグレー
プロペラガードの使用で考えられるデメリット
この動画はプロペラガードによる不具合について検証してくれているのでぜひ視聴してみてください。
プロペラガードを活用する場合、ドローンの重量が増加することに加えて、プロペラの働きにも影響を及ぼします。
ドローンのパフォーマンスを少しでも落としたくないのであれば、使わないのも選択肢のひとつになるでしょう。
プロペラガードの装着時は障害物回避センサーが利用不可となり、設定で障害物回避センサーを解除する手間もかかってしまいます。
さらに活用前とPhantom 4シリーズの操作性が変わる可能性も高いので、プロペラガードの使い始めには慎重な操作を心がけなくてはいけません。
Phantom 4のプロペラガードは本当に買った方が良い? まとめ
プロペラガードを装着すれば衝撃からPhantom 4を保護したり、ぶつけた対象の被害を軽減するメリットなどが得られます。
一方で、Phantom 4シリーズのパフォーマンスを低下させてしまうかもしれません。
プロペラガードを本当に買った方が良いのかは、ドローンをどのような環境で飛行させるかによって左右されてくるといえるでしょう。
DJI Phantom 4 Advanced