アフターエフェクトの最も基本的な文字アニメーションで、文字を一文字ずつ出現させる方法があります。
文字アニメーションはプリセットで設定しても構いませんが、基本的なテクニックを理解しておけば、プリセットからカスタマイズすることもできるようになります。
ここでは文字が徐々に表示されるアニメーションを作る流れを解説します。
この動画ではアフターエフェクトのプリセットを使って文字を一文字ごとに出現させ、レンズフレアを加えています。
手順通りに進めればカッコいいタイトルが出来上がります。ぜひ視聴してみましょう。
アフターエフェクトで文字を一文字ずつ出現させるアニメーションの手順
まず、新規コンポジションを作成してから、文字レイヤーを作成します。
文字レイヤーは「Ctrl+T」で作成しましょう。
入力するテキストはここでは「Animation」と入力します。
次にレイヤーパネルのテキストレイヤーの左にある▼をクリックするとプロパティが開きます。
プロパティの「テキスト」右にあるアニメーターの?を選択
次に「スケール」を選択します。
するとテキストのプロパティに範囲セレクター1とスケールが増えます。
タイムインジケータ―はキーフレームの一番最初にあるのを確認して、スケールを0%にします。
するとコンポジションパネルの文字が消えました。
次に範囲セレクターのプロパティを開きます。?をクリックすると「開始」「終了」「オフセット」「硬度」が現れます。
①タイムインジケータ―が最初のフレームにあるのを確認して②開始の値を0にして左にあるストップウオッチのマークをクリックすると、③タイムラインインジケーターの上にキーフレームが打たれます。
①次にタイムインジケータ―をアニメーションの終わりのフレームまで移動して②「開始」の値を100にします。そしてキーフレームを打ちます。
するとテキストが現れました。これで設定は完了です。
タイムインジケーターを最初に戻してスペースキーを押す。
もしくはプレビューパネルの「再生」をクリックしてみます。
するとテキストが一文字ずつ出現するようになります。
文字出現のスピードを変更したい場合は終了位置のキーフレームを移動します。
これとは反対に左から文字を消していく方法はスケールを0%にしたまま、開始を0にして、終了を0フレームの位置で0%、終了の位置で100%になるようにします。
アフターエフェクトで文字を一文字ずつ出現させるアニメーションの手順 まとめ
こんな感じです!
では次回も文字アニメーションの定番。「一文字ずつフェードイン・フェードアウト」をやってみましょう。
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